時報の解説頁です。

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時報とは?





日本の民放テレビ最初のCMとされるものは、日本テレビの開局日である1953年8月28日に放映された精工舎(現・セイコー)の正午の時報であるが、当時の放送関係者の証言によると、放送機材の操作に慣れていなかったため、フイルムを裏返しのまま放映してしまい、音がまったく出ない「音なし」の状態で30秒間放送されてしまったという(フィルムには、映像部分の横に音を再生するためのサウンドトラックがあり、フィルムが逆向きになると音が再生されなかった。)。
なお、時報音はフィルムと関係なく挿入されたため正確に出た。
ちなみに、同日の午後7時の時報は無事に放映され、これが現存する日本最古のテレビCMである。
29日の正午には、本来はテレビCM第1号になるはずだった「正午の時報」が無事に放映された[1]
電話

NTT(東日本西日本)では、電話サービスの一つとして、117番(有料)にて24時間現在の時刻をリアルタイムで提供している。
サービス開始当初の声はニッポン放送アナウンサー真壁静野(アナウンス例「ただいまから○時○分○秒〈丁度〉をお知らせします」)、現在のアナウンスの声はナレーター中村啓子(アナウンス例「午前〈午後〉○時○分○秒〈丁度〉をお知らせします」)である。
NTT中継回線(テレビ)のテストパターンの音声にも同じものが流れていて、かつては北海道の民放各局の札幌地区以外の地域では放送休止時間帯に(117番に掛けなくてもすなわち実質的に無料で)聴く事ができたが、現在は民放各局が、NTTに代わり、北海道総合通信網の中継回線を使用する事で北海道内全域で終夜放送を行う様になり、放送休止中でもNTT中継回線のテストパターンは流れなくなったため、時報も聞けなくなった。
その限られた時報放送も、道内テレビ中継回線のデジタル方式完全移行に伴い、視聴できる機会は事実上なくなった。
なお、電話による時刻案内を英語で「⇒『Speaking_clock』」という。
ダイヤル番号は各国毎に異なる(例:イギリスでは「123」)。
アナログ方式の交換機がまだ多数使われていた1970年代 - 1980年代においては、交換機の仕様で「同時に時報へ電話をかけてきた人と会話ができる」という現象がまれに発生した。
まだインターネットツーショットダイアルが普及していなかった時代に、見ず知らずの人との会話を楽しめるこの現象は当時の中高生の間で瞬く間に知れ渡り、深夜になると親の目を盗んで時報に電話をかける若者が続出した。
この現象は電電公社がNTTになった時期に交換機が改修されたのかまったく見られないようになった。
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