中村啓子
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中村 啓子(なかむら けいこ、1947年11月25日 - )は、富山県出身の女性ナレーター。東京俳優生活協同組合(俳協)所属。
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[編集] 来歴
「女性の品格」の著者・坂東真理子と小学校、中学校が同じ(中村の方が1歳後輩)。高校卒業後に上京、東京アナウンスアカデミー卒業。関東学院女子短期大学国文科卒業。1966年有線放送でデビュー。ニッポン放送プロジェクト契約アナウンサー~テレビタレントビューロー~1978年東京俳優生活協同組合(俳協)所属。NTTの時報、番号案内、NTTドコモの留守番電話サービスセンターの音声ガイダンスを担当、また東京モノレール羽田線の車内放送や、銀行のATMのアナウンスも務める。朗読ボランティア活動の一環として、三浦綾子読書会朗読部門講師として朗読CD発表や各地での朗読活動、また、ナレーター養成所『OKEIKO』を主宰し後進の指導を行う。
過去に色々なテレビ番組から取材を受けているが、声のイメージを大切にするため、絶対にメディアでの露出を控えていた(2007年宣伝材料写真使用中止)が、2007年5月14日放送『快感MAP』(テレビ朝日)、同年5月28日放送『めざましテレビ』(フジテレビ)では顎から下まで撮影の許可が下りた。『快感MAP』ではほっしゃん。が書いた、『めざましテレビ』では直筆の、それぞれ似顔絵が披露された。
2008年12月に音の匠として顕彰。この表彰式の時に彼女の姿を初めて見た、という人も多い。
[編集] エピソード
- この仕事を目指したきっかけは小学校の時のクラスメートに「アナウンサーになったらいいんじゃないの?」と言われたことだという。
- 富山弁の矯正には苦労したが、鼻濁音に関してはむしろ富山弁の発音がプラスになったという。
- 上記音の匠の表彰式では挨拶代わりに時報の一節を読み上げていた。
- 39歳の時にがんを患ったことから、末期がんの患者のための仕事がしたい、とも語っている。(KNBで彼女について取り上げられたときのコメントより。)
[編集] テレビ
[編集] 教養
[編集] 討論
- BSフォーラム
[編集] 報道
- ニュース23(特集)
- ニュースステーション(特集)
[編集] 教育
[編集] 深夜
[編集] 朗読CD
- 風が見た愛のおはなし
- 三浦綾子作・病めるときも
[編集] その他
- NTT 117(時報)/104(番号案内)
- NTTドコモ携帯・ポケベル(音声ガイダンス)
- 多摩都市モノレール車内放送
- 東京モノレール車内放送
- 大阪モノレール車内放送
- 相模鉄道接近放送(弥生台駅と希望ヶ丘駅のみ)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 中村啓子・俳協による紹介
- 中村啓子〜声の部屋〜(公式Weblog)
- 平成20年度 第13回「音の匠」プロフィール