ケータイ持ち込み禁止　小中の９割超　県教委まとめ

　県内の公立小中高校を対象とした昨年十二月一日時点の調査で、小学校の９５・１％（三百八十六校）、中学校の９９・４％（百六十九校）、高校の１３・９％（十校）で、携帯電話の持ち込みを原則禁止していることが三十日、県教委のまとめで分かった。

　原則禁止の学校のうち、一定の理由や事情により持ち込みを認めているのは、小学校で５８・３％、中学校で４４・４％、高校で７０％。県教委は二十六日付で、小中校では「原則として学校への持ち込みを禁止し、校内で使用させない」、高校では「原則として校内での使用を禁止する」との指導方針を示している。　（松尾博史）