プロフィール
Author:enzai
『山下進弁護士を救う会』紹介
山下進弁護士が逮捕された２００５年１０月当時の状況を知る事務局員が中心となり、支援者の助言によりスタートしたものです。
連絡先
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-11 御苑メインビル202号室
TEL03-5366-1158 FAX03-5366-1198 代表 廣瀬直樹
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム
2007.03.30
意見書・・・��
�７弉菘�、巧妙かつ、狡猾な犯行であって、犯情悪質というが、弁護人の弁論、私の一貫した事実の主張で明らかだが、ＨＭ、ＴＭ、ＫＨらの偶然にかける思いつきの反抗であって、契約書も杜撰なもので、ＦＦらも相当疑念を持った計画であったが、沼津３業者を手数料名下にたくみにＴＭ、ＨＭが誘い込み、決行した事案であって、検察官の主張は全く事実に反する。
ＴＭは別として、ＨＭについては、ＹＹ美らに脅迫されて決行したものと思われる。
事案の真相は、独自が本件犯行により得た対価を考慮するば明白である。
ア．ＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ側 約１億１千万円（５０００万円返還）
イ．ＴＭ 約１３００万円（報酬）
ウ．ＨＭ １００万円（ＨＭには別の要素がある）
�に楫鑒塙圓鮗臚海靴燭里蓮■硲佑任△蝓∋笋任呂覆ぁ�
ＨＭが自己の起訴を免れる為、虚偽の証言を繰り返しているのは、本当に許せない。
なお、附言するに、検事は、私の「指示」を濫発しているが、私とＫＨとは、依頼者と代理人の委任関係であり、指示命令する立場になく、通常の民事事件で弁護士が依頼者を指示するなどありえない。
また、ＨＭ、ＴＭなどは私の事務所の職員ではなく、私が「指示」出来る立場になく、できる訳もない。検察官は、弁護士と依頼者との基本的関係について全く理解できていない。
�セ笋蓮�何度も述べている通り、罪証隠滅工作など断じてしていない。ＫＨ、ＨＭらが自己の犯行発覚を怖れて、全て能動的になしていたものである。
��私はやっていないのであるから、一貫して否認し、無実を叫び続けている。弁護士として、人間として、人を見る目がなかった点は反省している。
��本件のように、何ら物証もなく、依頼者らの自己の刑責を免れ、軽くする為の引きずり込みの供述により、弁護士がその「指示」の名の下に破産法で仮に問われるとなれば、誰もこのような依頼を受けることができなくなる恐れがある。
弁護士業務を何ら知らない検察官が、自己の予断と偏見で行なった本件捏造は、弁護士全体に対する挑戦といえる。
終わりに
私は弁護士でありながら、今回の事件で初めて刑事裁判で９ヶ月という長期の不当勾留（監禁）を受け、家族らとも接見を禁止され、保釈を却下され続け、被告人の立場を嫌というほど知った。
私自身拘禁症になり、公判準備などに集中できる状況ではなかった。保釈も長期間認められない中、やむをえず同意した検面調書も多々ある。検事は今もなお、重要証人（ＮＲ弁護士、ＳＫ司法書士等）を呼ばず、証拠をかくして開示しようとしない。これは、憲法に保障された「公平なる裁判」とは、とうてい言えない。
無実、無罪の判決を求めます。一刻も早い釈放を求めます。
（最終弁論 意見書 終わり）
ＴＭは別として、ＨＭについては、ＹＹ美らに脅迫されて決行したものと思われる。
事案の真相は、独自が本件犯行により得た対価を考慮するば明白である。
ア．ＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ側 約１億１千万円（５０００万円返還）
イ．ＴＭ 約１３００万円（報酬）
ウ．ＨＭ １００万円（ＨＭには別の要素がある）
�に楫鑒塙圓鮗臚海靴燭里蓮■硲佑任△蝓∋笋任呂覆ぁ�
ＨＭが自己の起訴を免れる為、虚偽の証言を繰り返しているのは、本当に許せない。
なお、附言するに、検事は、私の「指示」を濫発しているが、私とＫＨとは、依頼者と代理人の委任関係であり、指示命令する立場になく、通常の民事事件で弁護士が依頼者を指示するなどありえない。
また、ＨＭ、ＴＭなどは私の事務所の職員ではなく、私が「指示」出来る立場になく、できる訳もない。検察官は、弁護士と依頼者との基本的関係について全く理解できていない。
�セ笋蓮�何度も述べている通り、罪証隠滅工作など断じてしていない。ＫＨ、ＨＭらが自己の犯行発覚を怖れて、全て能動的になしていたものである。
��私はやっていないのであるから、一貫して否認し、無実を叫び続けている。弁護士として、人間として、人を見る目がなかった点は反省している。
��本件のように、何ら物証もなく、依頼者らの自己の刑責を免れ、軽くする為の引きずり込みの供述により、弁護士がその「指示」の名の下に破産法で仮に問われるとなれば、誰もこのような依頼を受けることができなくなる恐れがある。
弁護士業務を何ら知らない検察官が、自己の予断と偏見で行なった本件捏造は、弁護士全体に対する挑戦といえる。
終わりに
私は弁護士でありながら、今回の事件で初めて刑事裁判で９ヶ月という長期の不当勾留（監禁）を受け、家族らとも接見を禁止され、保釈を却下され続け、被告人の立場を嫌というほど知った。
私自身拘禁症になり、公判準備などに集中できる状況ではなかった。保釈も長期間認められない中、やむをえず同意した検面調書も多々ある。検事は今もなお、重要証人（ＮＲ弁護士、ＳＫ司法書士等）を呼ばず、証拠をかくして開示しようとしない。これは、憲法に保障された「公平なる裁判」とは、とうてい言えない。
無実、無罪の判決を求めます。一刻も早い釈放を求めます。
（最終弁論 意見書 終わり）
2007.03.30
意見書・・・��
��私が平成１７年２月にＹＹ子を呼び出し、及び虚偽供述の指示をしたことは一切無い。平成１７年２月の来所はＫＨ・ＹＹ美らがＹＹ子を連れてきたことが事実である。
ＹＹ子についてはＴ弁護士が以前より受任している事案であり、私自身もＴ弁護士に説明をなしており、私が、Ｔ弁護士に対する越権行為となる虚偽供述の教唆などするわけがない。
事案の真実は、動揺しているＹＹ子に不安を感じた、ＨＭ・ＫＨ・ＹＹ美らが虚偽供述を強要するように私を利用したものである。
既にＹＹ子検面調書の通り、ＹＹ美からＹＹ子に対して債務の存在を私に述べさせるためにつれてきていることは明白である。
�ぃ烹箸両攷与厂箚�日２度の欠席についてはあくまでも体調不良による本人の意向であり、私の指示によるものではない（廣瀬証言）
�ナ神�１７年１０月１２日、私の事務所で彼らが勝手に集まった際、私はＫＨらに事実を述べるように説得しており、ＹＹ美に対しＩＣレコーダーを捨てるよう指示などしていない。ＹＹ美にとって、自己に決定的に有利となる証拠を捨てる理由など全くない。弁護人の弁論にある通りである。
５．まとめ
私が無実であり、本件犯行の謀議に参加し、主導、指南したことがないことは、本件法廷で再三供述し、証人、ＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ、ＨＭ、ＴＭ、ＡＹの証言に信用性の無いことは、陳述書でも述べている。弁護人の弁論の通りである。
６．情状関係についての反論
�〇笋蓮■烹箸�ら私的債務整理の案件として、適正な着手金を定めて受領しており、その業務の遂行については、弁論要旨に詳細に述べている通りである。極めて悪質なのは私ではない。検察権力を濫用している検察官のほうである。私は、人間としても、弁護士としても、人には騙されても騙す側には立たないを信条として６０年間生きてきた。ＫＨらは、私を騙しやすいとみて、ＨＭとともに最初から欺くつもりであったと今にして確認しうる。
��検察官は、自己中心的かつ利欲的な動機とするが、第２．動機の不存在の項で述べた通りである。
適正な着手金等の存在しか判明しなかった為に、自らの創作したストーリーに合わせた、全くのこじつけと言わざるをえない。
私は、経営が苦しいからと言って、依頼者の犯罪を助言し、その不法領得金をかすめ取るような弁護士ではない。 （つづく）
ＹＹ子についてはＴ弁護士が以前より受任している事案であり、私自身もＴ弁護士に説明をなしており、私が、Ｔ弁護士に対する越権行為となる虚偽供述の教唆などするわけがない。
事案の真実は、動揺しているＹＹ子に不安を感じた、ＨＭ・ＫＨ・ＹＹ美らが虚偽供述を強要するように私を利用したものである。
既にＹＹ子検面調書の通り、ＹＹ美からＹＹ子に対して債務の存在を私に述べさせるためにつれてきていることは明白である。
�ぃ烹箸両攷与厂箚�日２度の欠席についてはあくまでも体調不良による本人の意向であり、私の指示によるものではない（廣瀬証言）
�ナ神�１７年１０月１２日、私の事務所で彼らが勝手に集まった際、私はＫＨらに事実を述べるように説得しており、ＹＹ美に対しＩＣレコーダーを捨てるよう指示などしていない。ＹＹ美にとって、自己に決定的に有利となる証拠を捨てる理由など全くない。弁護人の弁論にある通りである。
５．まとめ
私が無実であり、本件犯行の謀議に参加し、主導、指南したことがないことは、本件法廷で再三供述し、証人、ＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ、ＨＭ、ＴＭ、ＡＹの証言に信用性の無いことは、陳述書でも述べている。弁護人の弁論の通りである。
６．情状関係についての反論
�〇笋蓮■烹箸�ら私的債務整理の案件として、適正な着手金を定めて受領しており、その業務の遂行については、弁論要旨に詳細に述べている通りである。極めて悪質なのは私ではない。検察権力を濫用している検察官のほうである。私は、人間としても、弁護士としても、人には騙されても騙す側には立たないを信条として６０年間生きてきた。ＫＨらは、私を騙しやすいとみて、ＨＭとともに最初から欺くつもりであったと今にして確認しうる。
��検察官は、自己中心的かつ利欲的な動機とするが、第２．動機の不存在の項で述べた通りである。
適正な着手金等の存在しか判明しなかった為に、自らの創作したストーリーに合わせた、全くのこじつけと言わざるをえない。
私は、経営が苦しいからと言って、依頼者の犯罪を助言し、その不法領得金をかすめ取るような弁護士ではない。 （つづく）
2007.03.23
意見書・・・��
�ぃ硲諭Γ烹函Γ截挌�は６月１３日に私から沼津物件の処分が出来ないことの説明を受けた直後から、ＴＭを本件沼津物件の共犯者として引き込み、６月１５日には沼津物件の現場を３名で見に行き、ＴＭは真の買主であるＦＦ（Ａガス）の資力調査をなし、６月１８日にＫビルにおいてＫＨ・ＹＹ美・ＨＭ・ＴＭら本件犯行の全ての主要メンバーが謀議をなしている。私が思うに、破産申立を受けても、山下のアドバイスには耳を傾けることなく逆に沼津物件の売買代金の隠匿確保にＴＭの高額報酬を目的に引き込み、ＦＦへの売却を確実なものとするためＴＭを正に「かまして」かような行動に走ったものと考える。
検察官は沼津の天伸のＳＭ・ＫＴ・ＮＨの３業者の供述調書を私に一度も開示することなく、保釈条件に３業者との接触を執拗に禁じているのは何を意味するのであろうか。
これは後日判明したことだが、６月２０日のＴＭ・ＨＭの登記直後本件犯行の関係者（ＫＨも含め）全員が沼津に集結し、買主であるＦＦ及び沼津の３業者と激しいやり取りなしているところ、ＫＨ・ＨＭ・ＴＭらは指南役と虚偽証言し続ける私の名前を何ゆえ出さなかったのであろうか。全く不可解なことである。私に問い合わせが来れば本売買の話は潰れるので、私の名前を出すことを禁ずることを私が指示していたのではなく、彼等が私に隠れて仮装売買に向けて必死に画策していたとしか考えようがない。
天伸のＳＭ氏が７月上旬に私の事務所に来所されるまで、買主であるＦＦ・ＳＭ・ＮＨ・ＫＴからも事実確認の問い合わせが無いのは、ＨＭが沼津の売却処分に関しては一切取り仕切っており、６月２０日にＳＭから詐欺師呼ばわりされて、ＴＭが以降６月２４日まで取り仕切ったことが客観的事実であり、このような私の無実を証明する客観的事実を証明する人たちの調書を検察側が隠匿している証拠である。
３．『６月２３日の謀議の状況について』
６月２３日に私は、ＫＨ・ＹＭ・ＨＭ・ＴＭ・ＹＫを私の事務所に呼んだ事実はない。ＫＨに対し６月２４日に沼津の売買現場へ行かないように指示した事実もない。
また、私が現金での取引等の話や、それに類する指示することなどありえないし、私がその後３千万円分の架空の領収書を用意するように言い、ＫＨにその証拠を用意するように指示した事実は一切なく、６月２３日のアリバイを含め詳細は弁護人の弁論の通りである。
４．『罪証隠滅工作について』
�。況遑横各�の謀議の後、ＨＭ・ＹＹ美に対し、「ＨＭだけが沼津物件に関与したことにしろと言って退出した」とあるが、そのような事実は一切無い。
�∧神�１５年８月から９月にかけての３回のＫＨの審問に関し、私がＨＭに指示し、裁判の偽りのメモを作らせて虚偽の供述をさせたとの点について、全く事実に反する。これは私がＨＭに命じてたのではなく、ＨＭ・ＫＨ・ＹＹ美らが本件隠匿・詐害行為の発覚を恐れてＨＭ自らがＫＨらと協議してメモを作成した。私は、ＫＨに対し、ＹＹ子に対する債務が真実存在したか疑義をもった。ＫＨらに問いただし、裁判官並びに管財人に真実を述べるようにアドバイスしたのであって、検察官が罪証隠滅したとするが、真実は全く逆である。
ＹＹ美・ＹＫも私の指示でＹＹ子名義の７千万円の債務が私の指示で真実存在するなどと供述するよう指示したとしているが、両名に対し、私がかような指示を出したことはなく、両名の証言は全くの虚偽のものである。そもそもＹＫは、ベンツの裁判でＹＹ子名義の債務についてすら供述していない。
（つづく）
検察官は沼津の天伸のＳＭ・ＫＴ・ＮＨの３業者の供述調書を私に一度も開示することなく、保釈条件に３業者との接触を執拗に禁じているのは何を意味するのであろうか。
これは後日判明したことだが、６月２０日のＴＭ・ＨＭの登記直後本件犯行の関係者（ＫＨも含め）全員が沼津に集結し、買主であるＦＦ及び沼津の３業者と激しいやり取りなしているところ、ＫＨ・ＨＭ・ＴＭらは指南役と虚偽証言し続ける私の名前を何ゆえ出さなかったのであろうか。全く不可解なことである。私に問い合わせが来れば本売買の話は潰れるので、私の名前を出すことを禁ずることを私が指示していたのではなく、彼等が私に隠れて仮装売買に向けて必死に画策していたとしか考えようがない。
天伸のＳＭ氏が７月上旬に私の事務所に来所されるまで、買主であるＦＦ・ＳＭ・ＮＨ・ＫＴからも事実確認の問い合わせが無いのは、ＨＭが沼津の売却処分に関しては一切取り仕切っており、６月２０日にＳＭから詐欺師呼ばわりされて、ＴＭが以降６月２４日まで取り仕切ったことが客観的事実であり、このような私の無実を証明する客観的事実を証明する人たちの調書を検察側が隠匿している証拠である。
３．『６月２３日の謀議の状況について』
６月２３日に私は、ＫＨ・ＹＭ・ＨＭ・ＴＭ・ＹＫを私の事務所に呼んだ事実はない。ＫＨに対し６月２４日に沼津の売買現場へ行かないように指示した事実もない。
また、私が現金での取引等の話や、それに類する指示することなどありえないし、私がその後３千万円分の架空の領収書を用意するように言い、ＫＨにその証拠を用意するように指示した事実は一切なく、６月２３日のアリバイを含め詳細は弁護人の弁論の通りである。
４．『罪証隠滅工作について』
�。況遑横各�の謀議の後、ＨＭ・ＹＹ美に対し、「ＨＭだけが沼津物件に関与したことにしろと言って退出した」とあるが、そのような事実は一切無い。
�∧神�１５年８月から９月にかけての３回のＫＨの審問に関し、私がＨＭに指示し、裁判の偽りのメモを作らせて虚偽の供述をさせたとの点について、全く事実に反する。これは私がＨＭに命じてたのではなく、ＨＭ・ＫＨ・ＹＹ美らが本件隠匿・詐害行為の発覚を恐れてＨＭ自らがＫＨらと協議してメモを作成した。私は、ＫＨに対し、ＹＹ子に対する債務が真実存在したか疑義をもった。ＫＨらに問いただし、裁判官並びに管財人に真実を述べるようにアドバイスしたのであって、検察官が罪証隠滅したとするが、真実は全く逆である。
ＹＹ美・ＹＫも私の指示でＹＹ子名義の７千万円の債務が私の指示で真実存在するなどと供述するよう指示したとしているが、両名に対し、私がかような指示を出したことはなく、両名の証言は全くの虚偽のものである。そもそもＹＫは、ベンツの裁判でＹＹ子名義の債務についてすら供述していない。
（つづく）
2007.03.22
意見書・・・��
第３．論告要旨への反論
主要な部分についてのみ意見を述べる
１．『沼津物件の仮装譲渡に等について』
私は沼津物件の仮装譲渡等につきＫＨ・ＹＹ美・ＹＫ・ＨＭ・ＴＭらと共謀した事実はない。
ＫＨ・ＹＹ美・ＹＫ・ＨＭ・ＴＭ・ＡＹらは「私が沼津物件の仮装譲渡、仮装譲渡等に関する虚偽の売買契約書の作成、売買代金の隠匿等を指示した」と当公判廷で各供述するが、弁護人の弁論にある如く、各証人の証言は全く信用できず、自己の利己的な動機から供述したものであって全て事実に反する。
また、検察官は、私がＫＨらに指示して罪証隠滅工作を繰り返していたとしているが、そのような事実はなく、検察官の創作した作文に沿って虚偽の供述をなしているにすぎない。
検察官は、ＫＨやＹＹ美らが私に不利益になるように虚偽の事実を捏造する理由は全くないから、合理的で十分信用できるとしているが、弁護人の弁論において十分に反論している通りである。
２．『６月１９日の謀議の状況について』
�〇笋蓮■烹箸�ら４月２２日私的整理を受任するに際し、沼津物件のＹＹ子名義の根抵当権は、内容虚偽のものであることの説明をうけたことは一切無く、私が、「これを承知したうえで沼津物件の売却代金を神田物件のてき除資金にする」とＫＨ・ＹＹ美に説明した事実は一切無い。
私は、当公判廷で何度も述べているが、ＫＨらから詐害行為を受任内容とする委任契約等一切していないし、弁護士としてするはずもない。
私は再三述べている通り、６月１９日裁判所で破産審尋が行われた後、１６時半頃に事務所に戻りＫＨらに破産の見通し、「東神田並びに沼津の物件の処分、預金等の引き出しはしてはならない」とＫＨらにアドバイスし、友人の葬儀打ち合わせの為、ＨＭらにその旨を伝え、１７時半前に事務所を退出したものであり、検察官が論告で言っている事実は、全くの虚偽である。その日には、ＴＭと会っておらず、ＹＫなど私の事務所に来たことも会ったこともない。
私の６月１９日のアリバイについては、Ｋ証人が確かに証言しており、その信用性については、弁護人の弁論の通りである。
�◆崕衢�権移転登記の必要がある」等と私が言ったとしているが、そのような事実はない。
私は当公判廷で再三申し上げている通り、このようなマジックとしか言いようの無い登記を出来るとは経験したこともないし、このような（ＴＭの知人のＳを利用して）短期間の登記手続きを前提としての依頼を、ＴＭを通してするわけもないし、弁護士実務の経験上、このようなトリックが出来るとは考えられない。
��その後私は『ＨＭやＴＭに対し、「あとはちゃんと頼む」などと言って仮装譲渡の契約書の作成を指示した。』とするがそのような事実はない。
また、ＨＭ・ＴＭは「私の指示に従って虚偽の売買契約書や虚偽の領収書等を作成し始めたところ事務所を退室した」と証言しているが、そのような事実は全くない。 （つづく）
主要な部分についてのみ意見を述べる
１．『沼津物件の仮装譲渡に等について』
私は沼津物件の仮装譲渡等につきＫＨ・ＹＹ美・ＹＫ・ＨＭ・ＴＭらと共謀した事実はない。
ＫＨ・ＹＹ美・ＹＫ・ＨＭ・ＴＭ・ＡＹらは「私が沼津物件の仮装譲渡、仮装譲渡等に関する虚偽の売買契約書の作成、売買代金の隠匿等を指示した」と当公判廷で各供述するが、弁護人の弁論にある如く、各証人の証言は全く信用できず、自己の利己的な動機から供述したものであって全て事実に反する。
また、検察官は、私がＫＨらに指示して罪証隠滅工作を繰り返していたとしているが、そのような事実はなく、検察官の創作した作文に沿って虚偽の供述をなしているにすぎない。
検察官は、ＫＨやＹＹ美らが私に不利益になるように虚偽の事実を捏造する理由は全くないから、合理的で十分信用できるとしているが、弁護人の弁論において十分に反論している通りである。
２．『６月１９日の謀議の状況について』
�〇笋蓮■烹箸�ら４月２２日私的整理を受任するに際し、沼津物件のＹＹ子名義の根抵当権は、内容虚偽のものであることの説明をうけたことは一切無く、私が、「これを承知したうえで沼津物件の売却代金を神田物件のてき除資金にする」とＫＨ・ＹＹ美に説明した事実は一切無い。
私は、当公判廷で何度も述べているが、ＫＨらから詐害行為を受任内容とする委任契約等一切していないし、弁護士としてするはずもない。
私は再三述べている通り、６月１９日裁判所で破産審尋が行われた後、１６時半頃に事務所に戻りＫＨらに破産の見通し、「東神田並びに沼津の物件の処分、預金等の引き出しはしてはならない」とＫＨらにアドバイスし、友人の葬儀打ち合わせの為、ＨＭらにその旨を伝え、１７時半前に事務所を退出したものであり、検察官が論告で言っている事実は、全くの虚偽である。その日には、ＴＭと会っておらず、ＹＫなど私の事務所に来たことも会ったこともない。
私の６月１９日のアリバイについては、Ｋ証人が確かに証言しており、その信用性については、弁護人の弁論の通りである。
�◆崕衢�権移転登記の必要がある」等と私が言ったとしているが、そのような事実はない。
私は当公判廷で再三申し上げている通り、このようなマジックとしか言いようの無い登記を出来るとは経験したこともないし、このような（ＴＭの知人のＳを利用して）短期間の登記手続きを前提としての依頼を、ＴＭを通してするわけもないし、弁護士実務の経験上、このようなトリックが出来るとは考えられない。
��その後私は『ＨＭやＴＭに対し、「あとはちゃんと頼む」などと言って仮装譲渡の契約書の作成を指示した。』とするがそのような事実はない。
また、ＨＭ・ＴＭは「私の指示に従って虚偽の売買契約書や虚偽の領収書等を作成し始めたところ事務所を退室した」と証言しているが、そのような事実は全くない。 （つづく）
2007.03.20
意見書・・・��
第２ 動機の不存在について
１．被告人には犯行の動機がある について
� 峪�務所の売上が年々低下していたことは証拠上明らか」とあるが、たしかに弁護士報酬の自由化に伴い、全ての弁護士同様、売上が減少傾向にあったことは事実である。しかし確定申告書からも分かるとおり、平成１４年から平成１６年の３年間は、ほぼ同水準にて推移している。
次に「被告人が飲食等に浪費を重ねていた」とあることについては、確かに酒は大好きで、飲食するということはあったが、事務所経営を圧迫するほどの浪費を重ねていたわけではない。
次に、「依頼者からの着手金等を受け取ったにもかかわらず、経理担当事務員にそれを渡さず費消することがあった」としていることについては、自宅で相談を受け、受任した事件がないわけではないが、そういった場合でも必ず報告しており、不正に費消した事実はない。このことは、事務所の経理記録を見れば明らかである。
「事務員の給料の支払いが遅れる状態にあったことは、私の事務所の前事務局長のＡＹの証言からあきらかである。」としていることについては、家賃が高額であり、給与等も高額であったことから事務所経営が厳しかったことは事実であるが、本件事件の当該日時等において、そのような事実はない。
�⊆，法◆嵋楫錣亡慙△靴導銅鏐猝椶韮烹箸蕕�ら金銭を得ていたのであるから」、についてはＫＴらから２００万円を受領しているが、別件の裁判に関するものであり、ＫＨとは一切関係のないものである。
��ＫＨからは着手金３００万円及び実費５０万円の合計３５０万円以外は一切受領しておらず、第三者破産がなされた際にも追加費用を別途請求などもしていない。したがって、着手金３００万円は、本件隠匿行為の対価などでは断じてない。また、着手金の金額については、旧日弁連報酬等基準によれば『民事事件第十二項任意整理事件の着手金は「資本金・試算・負債額・関係人の数等事件の規模に応じ、事業者の任意整理や５０万円以上を協議のうえ定める」とある』を参照に、ＫＨと協議の上決定したものである。
�に楫錙■烹箸良藝珍躋曖隠臆�円及び東神田物件の固定資産評価が１億５千万円であることを考慮し、１億５千万円の３％である約５００万円が妥当と判断し、ＫＨ等と協議したうえで減額して３００万円を着手金とした。これは極めて妥当な着手金であると考える。これは私が公判でも言っている通り、私的整理がうまくいかない場合の自己破産申立費用を含むものである。従って第三者破産申立がなされた際にも追加費用を別途請求していない。つまり、任意整理の着手金及び実費の合計３５０万円は、本件隠匿行為の対価であはありえない。
２．まとめ
私には犯行の動機はない。検察官の主張は、着手金３００万円欲しさに受任当初から沼津物件を処分して、その売却代金を債権者リンデンから詐害行為的にＫＨらに取得させる目的で受任したとするものであるが、私は従前にそのような弁護士業務をなしたことはない。貸し手責任（りそな銀行）はあるにしても、本件でも私的整理の事案として受任しているのである。本件隠匿行為の対価（報酬）を私が受領していないのが判明するや、不当な逮捕、押収を正当化するため、無理に理由をこじつけたにすぎない。
検察官（森本宏）は己の面子の為に起訴をなしたとしか考えられず、公訴権を濫用したものである。 （つづく）
１．被告人には犯行の動機がある について
� 峪�務所の売上が年々低下していたことは証拠上明らか」とあるが、たしかに弁護士報酬の自由化に伴い、全ての弁護士同様、売上が減少傾向にあったことは事実である。しかし確定申告書からも分かるとおり、平成１４年から平成１６年の３年間は、ほぼ同水準にて推移している。
次に「被告人が飲食等に浪費を重ねていた」とあることについては、確かに酒は大好きで、飲食するということはあったが、事務所経営を圧迫するほどの浪費を重ねていたわけではない。
次に、「依頼者からの着手金等を受け取ったにもかかわらず、経理担当事務員にそれを渡さず費消することがあった」としていることについては、自宅で相談を受け、受任した事件がないわけではないが、そういった場合でも必ず報告しており、不正に費消した事実はない。このことは、事務所の経理記録を見れば明らかである。
「事務員の給料の支払いが遅れる状態にあったことは、私の事務所の前事務局長のＡＹの証言からあきらかである。」としていることについては、家賃が高額であり、給与等も高額であったことから事務所経営が厳しかったことは事実であるが、本件事件の当該日時等において、そのような事実はない。
�⊆，法◆嵋楫錣亡慙△靴導銅鏐猝椶韮烹箸蕕�ら金銭を得ていたのであるから」、についてはＫＴらから２００万円を受領しているが、別件の裁判に関するものであり、ＫＨとは一切関係のないものである。
��ＫＨからは着手金３００万円及び実費５０万円の合計３５０万円以外は一切受領しておらず、第三者破産がなされた際にも追加費用を別途請求などもしていない。したがって、着手金３００万円は、本件隠匿行為の対価などでは断じてない。また、着手金の金額については、旧日弁連報酬等基準によれば『民事事件第十二項任意整理事件の着手金は「資本金・試算・負債額・関係人の数等事件の規模に応じ、事業者の任意整理や５０万円以上を協議のうえ定める」とある』を参照に、ＫＨと協議の上決定したものである。
�に楫錙■烹箸良藝珍躋曖隠臆�円及び東神田物件の固定資産評価が１億５千万円であることを考慮し、１億５千万円の３％である約５００万円が妥当と判断し、ＫＨ等と協議したうえで減額して３００万円を着手金とした。これは極めて妥当な着手金であると考える。これは私が公判でも言っている通り、私的整理がうまくいかない場合の自己破産申立費用を含むものである。従って第三者破産申立がなされた際にも追加費用を別途請求していない。つまり、任意整理の着手金及び実費の合計３５０万円は、本件隠匿行為の対価であはありえない。
２．まとめ
私には犯行の動機はない。検察官の主張は、着手金３００万円欲しさに受任当初から沼津物件を処分して、その売却代金を債権者リンデンから詐害行為的にＫＨらに取得させる目的で受任したとするものであるが、私は従前にそのような弁護士業務をなしたことはない。貸し手責任（りそな銀行）はあるにしても、本件でも私的整理の事案として受任しているのである。本件隠匿行為の対価（報酬）を私が受領していないのが判明するや、不当な逮捕、押収を正当化するため、無理に理由をこじつけたにすぎない。
検察官（森本宏）は己の面子の為に起訴をなしたとしか考えられず、公訴権を濫用したものである。 （つづく）
2007.03.19
意見書・・・��
２．地検特捜部捏造の構図（司法取引・見込み捜査）
�‖疂畩�をとった時点では、隠匿金があることによる見込み捜査であった。この段階で捜査のポイントを『１千数百万円の隠匿金の受領・保管』から『着手金受領の受任時にＹＹ子の登記が偽装であると承知した上で沼津物件の売買について関与し、関係者に指示のうえ隠匿金を保管、管理させた。これは受任時の３００万円欲しさにやったことである』に切り換えた。
��内藤検察官の取調べにおいて平成１７年１０月３１日以降は、『８人を敵に回した』との発言が目立ち、結果的に検察側が証拠請求して開示したＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ、ＨＭ、ＴＭ、ＡＹの検面調書は１０月３０日以降のものであった。
これは内藤検事が取調べ中に漏らしたが如く、本件隠匿行為の対価としての指南料並びに保管金を被告人が受領した物的証拠が無い為に、本件主犯のＫＨ、ＹＫ、ＹＹ美に対しては財団に返らざる隠匿金５８００万円の隠匿先、費消先等を不問に伏したうえ、ＫＨ、ＹＹ美には早期保釈を約定し、なおかつ執行猶予判決を得るよう求刑する等の利益誘導をなして、ＨＭ主導の本事案を山下進主導というように切り替えて作成をなしたものであると思われる。
ＨＭ及びＴＭにおいては前段の通り、東京地裁破産部に隠匿金返還と引き換えに和解することをなさしめ、私に対し、東京地裁２０部から告訴状を提出させたうえ、逮捕・不起訴を強く望む両名との間に司法取引をなし、山下主導との虚偽の供述調書をとったものである。
３．訴因変更の理由について
「被告人は当初からＹＹ子の根抵当権は虚偽と認識しており、沼津物件売却代金の隠匿を目的に受任したものである」と訴因の変更をしており、「６月１９日・２３日破産申立後の隠匿行為を積極的に指導指南した」と論告で検察側は主張するが、私は過去３０年間、弁護士業務をなすうえで、過去にこのような私的整理の名の下に詐害行為を主目的とする法律事務の委任を受けたことはなく、本件においてもそのような受任はしていないし、する訳もない。弁護士の誇りにかけて天地神明にかけて誓うことができる。
民事事件、特に私的整理、民事再生及び破産処理の弁護士業務について附言する。これは個人法人問わず、巨額の債務を抱えた依頼者は往々にしてすがる思いで弁護士へ相談にきており、私はそれを責めたりはせず、事情聴取に際しては、依頼する人々の説明についてある程度は依頼者を信頼し、債務整理・破産申立を受任する。
本件ＫＨのように弁護士を悪用するのは稀である。
ＹＹ子への根抵当権設定を弁護士２名（後日判明ＮＲ弁護士及び他１名）に相談したうえで司法書士（後日判明、ＳＫ）に設定してもらったとの説明のうえで、借用書の確認を行ったことであるから、虚偽であると考え得るはずもない。金額等の観点から仮装のものと疑わなかったのかとの質問があるが、ＫＨ、ＹＹ美、ＨＭの態度並びに３者が言明していたことから適正なものと信じた。また後日前段の通り弁護士２名及び司法書士が関係したうえでの根抵当権設定であると判明したことで、この事実をなおさら信頼性の高いものと考えた。
また、本件沼津物件売却については、私が私的整理を受任前から、ＨＭ（�螢譽丱譽奪検砲�売却の委任を受けており、ＫＨ本人も沼津物件については、自身で処分するといっていた。これは今にして若干反省するところではあるが、いくらＨＭが沼津物件を受任し、私には売却状況を秘匿し、ＫＨ・ＹＹ美・沼津の業者であるＮＨ・ＫＴ・ＦＦ代理人のＳＭらからの一切の問い合わせ等がなかったとは言え、積極的に確認を行わなかったことは、弁護士として脇の甘さがあったことは認めたいと思う。
�‖疂畩�をとった時点では、隠匿金があることによる見込み捜査であった。この段階で捜査のポイントを『１千数百万円の隠匿金の受領・保管』から『着手金受領の受任時にＹＹ子の登記が偽装であると承知した上で沼津物件の売買について関与し、関係者に指示のうえ隠匿金を保管、管理させた。これは受任時の３００万円欲しさにやったことである』に切り換えた。
��内藤検察官の取調べにおいて平成１７年１０月３１日以降は、『８人を敵に回した』との発言が目立ち、結果的に検察側が証拠請求して開示したＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ、ＨＭ、ＴＭ、ＡＹの検面調書は１０月３０日以降のものであった。
これは内藤検事が取調べ中に漏らしたが如く、本件隠匿行為の対価としての指南料並びに保管金を被告人が受領した物的証拠が無い為に、本件主犯のＫＨ、ＹＫ、ＹＹ美に対しては財団に返らざる隠匿金５８００万円の隠匿先、費消先等を不問に伏したうえ、ＫＨ、ＹＹ美には早期保釈を約定し、なおかつ執行猶予判決を得るよう求刑する等の利益誘導をなして、ＨＭ主導の本事案を山下進主導というように切り替えて作成をなしたものであると思われる。
ＨＭ及びＴＭにおいては前段の通り、東京地裁破産部に隠匿金返還と引き換えに和解することをなさしめ、私に対し、東京地裁２０部から告訴状を提出させたうえ、逮捕・不起訴を強く望む両名との間に司法取引をなし、山下主導との虚偽の供述調書をとったものである。
３．訴因変更の理由について
「被告人は当初からＹＹ子の根抵当権は虚偽と認識しており、沼津物件売却代金の隠匿を目的に受任したものである」と訴因の変更をしており、「６月１９日・２３日破産申立後の隠匿行為を積極的に指導指南した」と論告で検察側は主張するが、私は過去３０年間、弁護士業務をなすうえで、過去にこのような私的整理の名の下に詐害行為を主目的とする法律事務の委任を受けたことはなく、本件においてもそのような受任はしていないし、する訳もない。弁護士の誇りにかけて天地神明にかけて誓うことができる。
民事事件、特に私的整理、民事再生及び破産処理の弁護士業務について附言する。これは個人法人問わず、巨額の債務を抱えた依頼者は往々にしてすがる思いで弁護士へ相談にきており、私はそれを責めたりはせず、事情聴取に際しては、依頼する人々の説明についてある程度は依頼者を信頼し、債務整理・破産申立を受任する。
本件ＫＨのように弁護士を悪用するのは稀である。
ＹＹ子への根抵当権設定を弁護士２名（後日判明ＮＲ弁護士及び他１名）に相談したうえで司法書士（後日判明、ＳＫ）に設定してもらったとの説明のうえで、借用書の確認を行ったことであるから、虚偽であると考え得るはずもない。金額等の観点から仮装のものと疑わなかったのかとの質問があるが、ＫＨ、ＹＹ美、ＨＭの態度並びに３者が言明していたことから適正なものと信じた。また後日前段の通り弁護士２名及び司法書士が関係したうえでの根抵当権設定であると判明したことで、この事実をなおさら信頼性の高いものと考えた。
また、本件沼津物件売却については、私が私的整理を受任前から、ＨＭ（�螢譽丱譽奪検砲�売却の委任を受けており、ＫＨ本人も沼津物件については、自身で処分するといっていた。これは今にして若干反省するところではあるが、いくらＨＭが沼津物件を受任し、私には売却状況を秘匿し、ＫＨ・ＹＹ美・沼津の業者であるＮＨ・ＫＴ・ＦＦ代理人のＳＭらからの一切の問い合わせ等がなかったとは言え、積極的に確認を行わなかったことは、弁護士として脇の甘さがあったことは認めたいと思う。
2007.03.09
意見書・・・��
３月６日、いつもの東京地裁第５１５号にて山下弁護士の最終弁論が行われました。あとは４月１７日（火）の判決を待つのみですが、どのような決定を裁判官が下すかは分かりません。しかし、いずれが勝訴するにせよ、おそらくは控訴審に進むことになると思いますので、まだまだ厳しい闘いが続くのでしょう。
判決が出ましたら、『山下進弁護士を救う会』からも何らかの声明文を発表する予定でおりますので、皆様、お時間の許す限り当日傍聴に来ていただきたく、お願い申し上げます。
今回より、何回かに亘って、山下弁護士が最終弁論で裁判所に提出した『意見書』を掲載いたします。
平成１７年特（わ）第６５６３号
意見書
平成１９年３月６日
東京地方裁判所第１２部刑事部合議部御中
被告人 山下 進
私の意見は以下の通りである。
記
はじめに
私は、天地神明にかけて無実であり、無実である。
公訴権濫用で公訴を棄却すべきである。ただちにこのような捏造された公判請求からの開放を求める。
私は、東京地検特捜部の不当逮捕、勾留の際も主張し、勾留理由開示の裁判でも一貫して、冤罪であることを主張し、第１回公判冒頭手続きにおいても、明らかにしたが、本事件は、東京地検特捜部によって捏造された事件である。
私が言いたいことは、弁護人の弁論において十分に尽くされているが、以下重複をさけて、簡潔に意見を述べる。
第１．東京地検特捜部の違法、不当な逮捕、勾留、公訴提起について
１．主要な問題点を挙げる
�，海了�件は、私が隠匿金を保管しているとの見込み捜査、両所なき報酬を取得しているはずとの見込み捜査で開始されたことである。
�∋笋蓮⊂攀鬚留Ｌ任匹海蹐任呂覆�、任意段階での捜査協力等で一切の資料を提供している。写し等の控えも無く、押収資料の返還に未だに検察は応じず、訴訟進行に大変困難であった。
��罪証隠滅を理由に長期間接見禁止を執拗に取り続け、保釈請求に異議を唱え続け、私を小菅に監禁し続け、家族、事務局、依頼者との信頼関係を破壊した。
�さ響�売買契約書の作成、領収書等の作成に関する指示など、私がかかわったという何らの証拠もなく、共犯者らの自白のみで、私を訴追し、ＡＹ（事件当時の事務局長）に至っては、証人段階でも威迫し続けた。
�セ�情聴取と称して、家族、スタッフに対し、再三嫌がらせをし、私にも自白の強要をした。
�Γ隠扱遑横尭�逮捕前にマスコミに対し、何ら根拠も無く、千数百万円の指南料を受領したなど、事前にデマ宣伝した。
�Щ�件の鍵を握る、ＮＲ弁護士、ＹＳ、沼津の三業者（有限会社ＡのＳＭ、有限会社ＳのＮＨ、ＫホームのＫＴ）、ＳＫ司法書士に関する、重要な事実を隠蔽し続けている事。
��逮捕後、破産管財人に強引に告訴させている。
��ＨＭ、ＴＭを起訴せず、司法取引をなした。
東京地検特捜部検察官は、その権限を濫用し、仮装の絵図を創作、捏造して、何ら物証もなく、共犯者らに虚偽供述を強要し、私を逮捕、起訴し、監禁し続けた責任は極めて重大である。以上、取り調べ検事らは、私、家族、支援者に対し、その非を認めて謝罪すべきである。
（つづく）
判決が出ましたら、『山下進弁護士を救う会』からも何らかの声明文を発表する予定でおりますので、皆様、お時間の許す限り当日傍聴に来ていただきたく、お願い申し上げます。
今回より、何回かに亘って、山下弁護士が最終弁論で裁判所に提出した『意見書』を掲載いたします。
平成１７年特（わ）第６５６３号
意見書
平成１９年３月６日
東京地方裁判所第１２部刑事部合議部御中
被告人 山下 進
私の意見は以下の通りである。
記
はじめに
私は、天地神明にかけて無実であり、無実である。
公訴権濫用で公訴を棄却すべきである。ただちにこのような捏造された公判請求からの開放を求める。
私は、東京地検特捜部の不当逮捕、勾留の際も主張し、勾留理由開示の裁判でも一貫して、冤罪であることを主張し、第１回公判冒頭手続きにおいても、明らかにしたが、本事件は、東京地検特捜部によって捏造された事件である。
私が言いたいことは、弁護人の弁論において十分に尽くされているが、以下重複をさけて、簡潔に意見を述べる。
第１．東京地検特捜部の違法、不当な逮捕、勾留、公訴提起について
１．主要な問題点を挙げる
�，海了�件は、私が隠匿金を保管しているとの見込み捜査、両所なき報酬を取得しているはずとの見込み捜査で開始されたことである。
�∋笋蓮⊂攀鬚留Ｌ任匹海蹐任呂覆�、任意段階での捜査協力等で一切の資料を提供している。写し等の控えも無く、押収資料の返還に未だに検察は応じず、訴訟進行に大変困難であった。
��罪証隠滅を理由に長期間接見禁止を執拗に取り続け、保釈請求に異議を唱え続け、私を小菅に監禁し続け、家族、事務局、依頼者との信頼関係を破壊した。
�さ響�売買契約書の作成、領収書等の作成に関する指示など、私がかかわったという何らの証拠もなく、共犯者らの自白のみで、私を訴追し、ＡＹ（事件当時の事務局長）に至っては、証人段階でも威迫し続けた。
�セ�情聴取と称して、家族、スタッフに対し、再三嫌がらせをし、私にも自白の強要をした。
�Γ隠扱遑横尭�逮捕前にマスコミに対し、何ら根拠も無く、千数百万円の指南料を受領したなど、事前にデマ宣伝した。
�Щ�件の鍵を握る、ＮＲ弁護士、ＹＳ、沼津の三業者（有限会社ＡのＳＭ、有限会社ＳのＮＨ、ＫホームのＫＴ）、ＳＫ司法書士に関する、重要な事実を隠蔽し続けている事。
��逮捕後、破産管財人に強引に告訴させている。
��ＨＭ、ＴＭを起訴せず、司法取引をなした。
東京地検特捜部検察官は、その権限を濫用し、仮装の絵図を創作、捏造して、何ら物証もなく、共犯者らに虚偽供述を強要し、私を逮捕、起訴し、監禁し続けた責任は極めて重大である。以上、取り調べ検事らは、私、家族、支援者に対し、その非を認めて謝罪すべきである。
（つづく）
2007.03.08
Ｑ＆Ａ −その１０−
質問１６：
先生は平成１５年６月１５日にＴＭがＨＭ、ＹＹ美と３名で沼津物件を見に行き１億円で売却、購入の話が出ていたのを知っていますか？
答：
いいえ知りませんでした。知ったのは私が逮捕された後、調書を見てからです。
質問１７：
１億円のやり取りはどのような意味を持つものであったと先生はお考えですか？
答：
平成１５年６月１１日のＫＨに対する破産申立後、６月１５日に私より今後一切の処分等はしてはいけないと説明を受けた彼等が急遽隠匿金の確保に向けて行動を開始し、ＴＭからは３５００万円の報酬請求がなされたが、合意に至らなかったものと推認できます。
質問１８：
検察官の起訴状によると平成１５年６月１９日に先生を含めた関係者全員が謀議をなしたとされていますが、実際の謀議があったのは６月１８日ではないのですか？
答：
６月１１日にＫＨ、ＹＹ美、ＨＭ、ＴＭの最低４名がＫビルで沼津物件の偽装売買工作、ＴＭへの６月２４日売買の打ち合わせ、ＴＭ、ＨＭの報酬取り分等を謀議したことは明白です。
その理由は
�。烹箸�その後３回の破産審尋で６月１８日に仮装売買の契約をなしたと証言していること。
�■硲佑�私に対し、６月１８日に仮装売買をなしたと釈明し、価格賠償の証人尋問で一貫して証言していること。
��ＴＭも自分の保釈後、私にＨＭ同様の釈明をし、裁判でも証言していること。
�ぜ孫垤坩拏圓蕕和疂畍紂�供述調書の内容が変わるまで、一度として私の関与、責任を問うことはなかったことなどからです。
質問１９：
先生は平成１５年６月１８日の内容が６月１９日となるなど何故１日ずれてしまったとお考えですか？
答：１８日は別件でその場にいなかったことが証明されております。１９日にはＫＨらの審尋のあと、私の事務所に来ていたこと、私の退出後も彼等は事務所に残っていたことから６月１９日に私が謀議に加わったと検察当局は各当事者の供述調書を創作したものと思います。
質問２０：
話が若干前後し、質問１６にも関係する話ですが、ＨＭは尋問において平成１５年６月１５日、沼津に向かう車中で、ＫＨの破産について伝えたとしています。しかしＴＭは同じく尋問において、６月１５日時点ではＫＨの破産について知らなかったとしてます。この食い違いについて先生はどう思われますか？たいしたことではないのかもしれませんが、ＴＭが事件性についてどの段階で認識をしたかを明らかにすることで、主犯格であるＨＭのストーリー作りの実体が分かるのではないかと思うのですが？
答：そうですね。ＹＹ美は尋問で、その日の帰りの車中、ＴＭが「危ない橋・・・」「会社をつぶせば・・・」などの発言から彼への売却はないと言ったとしていますが、ＴＭはこのことについて尋問でそのような発言はしていなと証言するなど食い違いも出ています。もちろん他の者との証言を組み合わせて考えることは必要ですが、検討すべき問題だと思います。
（次回より、３月６日に行われた最終弁論で使用された、弁護士自身が書いた意見書を掲載します。）
先生は平成１５年６月１５日にＴＭがＨＭ、ＹＹ美と３名で沼津物件を見に行き１億円で売却、購入の話が出ていたのを知っていますか？
答：
いいえ知りませんでした。知ったのは私が逮捕された後、調書を見てからです。
質問１７：
１億円のやり取りはどのような意味を持つものであったと先生はお考えですか？
答：
平成１５年６月１１日のＫＨに対する破産申立後、６月１５日に私より今後一切の処分等はしてはいけないと説明を受けた彼等が急遽隠匿金の確保に向けて行動を開始し、ＴＭからは３５００万円の報酬請求がなされたが、合意に至らなかったものと推認できます。
質問１８：
検察官の起訴状によると平成１５年６月１９日に先生を含めた関係者全員が謀議をなしたとされていますが、実際の謀議があったのは６月１８日ではないのですか？
答：
６月１１日にＫＨ、ＹＹ美、ＨＭ、ＴＭの最低４名がＫビルで沼津物件の偽装売買工作、ＴＭへの６月２４日売買の打ち合わせ、ＴＭ、ＨＭの報酬取り分等を謀議したことは明白です。
その理由は
�。烹箸�その後３回の破産審尋で６月１８日に仮装売買の契約をなしたと証言していること。
�■硲佑�私に対し、６月１８日に仮装売買をなしたと釈明し、価格賠償の証人尋問で一貫して証言していること。
��ＴＭも自分の保釈後、私にＨＭ同様の釈明をし、裁判でも証言していること。
�ぜ孫垤坩拏圓蕕和疂畍紂�供述調書の内容が変わるまで、一度として私の関与、責任を問うことはなかったことなどからです。
質問１９：
先生は平成１５年６月１８日の内容が６月１９日となるなど何故１日ずれてしまったとお考えですか？
答：１８日は別件でその場にいなかったことが証明されております。１９日にはＫＨらの審尋のあと、私の事務所に来ていたこと、私の退出後も彼等は事務所に残っていたことから６月１９日に私が謀議に加わったと検察当局は各当事者の供述調書を創作したものと思います。
質問２０：
話が若干前後し、質問１６にも関係する話ですが、ＨＭは尋問において平成１５年６月１５日、沼津に向かう車中で、ＫＨの破産について伝えたとしています。しかしＴＭは同じく尋問において、６月１５日時点ではＫＨの破産について知らなかったとしてます。この食い違いについて先生はどう思われますか？たいしたことではないのかもしれませんが、ＴＭが事件性についてどの段階で認識をしたかを明らかにすることで、主犯格であるＨＭのストーリー作りの実体が分かるのではないかと思うのですが？
答：そうですね。ＹＹ美は尋問で、その日の帰りの車中、ＴＭが「危ない橋・・・」「会社をつぶせば・・・」などの発言から彼への売却はないと言ったとしていますが、ＴＭはこのことについて尋問でそのような発言はしていなと証言するなど食い違いも出ています。もちろん他の者との証言を組み合わせて考えることは必要ですが、検討すべき問題だと思います。
（次回より、３月６日に行われた最終弁論で使用された、弁護士自身が書いた意見書を掲載します。）
2007.03.08
Ｑ＆Ａ −その９−
質問１１：
先生は公判で裁判官から、何故その登記が仮装のものかどうかについて、よく調査しなかったのかと聞かれているようですが？
答：
本件事件の紹介者であるＨＭは私の事務所の元事務局長であり、彼を基本的には信用していました。ＫＨらが弁護士や司法書士を通じて設定登記をなしたという彼の言葉を信頼したものです。
質問１２：
先生は弁護士として、もう少し慎重に、彼等の言葉を鵜呑みにしたりせず、調査すべきではなかったのですか？
答：
慎重さが若干足りなかったことは事実であったと思います。ただし、沼津物件についてはＫＨらが処分を行い、ＨＭがてき除資金の手当てを専権的に受任していたこともあり、私が深く立ち入ることについては拒否していました。
質問１３：
先生はＫＨから私的整理を受任する際、沼津物件の売却についても一括して受任したのではないのですか？
答：
私は、公判でも再三申し上げている通り、てき除資金の手当については受任しておりません。右は株式会社レバレッジ（代表取締役 ＨＭ）が受任しており、私は神田のＫビルの任意売却を含む私的整理について受任したものです。沼津の物件の売却について特捜検事並びにＫＨ、ＨＭらは私に依頼したと供述していますが、すべてデタラメです。私は沼津物件の売却に関する委任状や図面などＫＨから一切受け取ったことはありませんし、沼津の不動産業者３名と会ったことも交渉したことも一切ありません。また、不動産業者から沼津物件に対し、問い合わせや説明を求められたこともありません。
質問１４：
先生はＮＲ弁護士の本件事件との関わりについてどのようにお考えですか？
答：
私は、ＹＹ子の仮装の根抵当権の設定登記、ＫＨやＨＭらに対するてき除を含む指導指南、また隠匿金の換金隠匿、ＴＭが保管していた３０００万円の取り戻し、その余の民事訴訟における偽証並びに証拠隠滅等の一切につき、影で指導指南していたと考えています。
質問１５：
先生は同業のＮＲ弁護士が影の指南役だとおっしゃっているわけですが、何か具体的な根拠があるのですか？
答：
まず公判でわかったことですが
�。截挌�がＮＲ弁護士に平成１５年４月上旬、沼津物件の購入方を申し入れ、現地に物件をＹＹ美と一緒に車で見に行っていること。
�■裡卻杆郢里亙神�１５年４月にＫビルを訪れ、破産やてき除などについて相談していること。
��その前後にＮＲ弁護士の友人であるＹ社長と相談し、司法書士の紹介を受けＹＹ子の根抵当権設定登記、根抵当権設定契約書、金銭消費貸借契約書等をＹ社長の指示で作成した事実があること。
�ぃ硲佑�ＹＹ美に頼まれてＮＲ弁護士と平成１５年４月から７月にかけて数回面談していること。
�ィ圍余攜世砲茲譴佇神�１５年７月上旬、ＴＭ逮捕後、ＮＲ弁護士がＨＭ、ＹＹ美同道の上、高島平警察署に二度に亘り接見し、ＴＭ預かり保管中の３０００万円につき取り戻そうとしていること。
�Γ裡卻杆郢里梁減澆砲弔い董△修量樵阿鮖笋�受任した平成１５年４月２３日から、私の事務所に関係者一同が集まった平成１７年１０月１２日、私が関係者の弁護を断った後、ＮＲ弁護士のところに相談に行くと聞くまで、一切、ＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ、ＴＭは私に述べていなかったこと。
以上の事実を推認してみれば、ＮＲ弁護士の本件犯行への関与、指南は明白です。
先生は公判で裁判官から、何故その登記が仮装のものかどうかについて、よく調査しなかったのかと聞かれているようですが？
答：
本件事件の紹介者であるＨＭは私の事務所の元事務局長であり、彼を基本的には信用していました。ＫＨらが弁護士や司法書士を通じて設定登記をなしたという彼の言葉を信頼したものです。
質問１２：
先生は弁護士として、もう少し慎重に、彼等の言葉を鵜呑みにしたりせず、調査すべきではなかったのですか？
答：
慎重さが若干足りなかったことは事実であったと思います。ただし、沼津物件についてはＫＨらが処分を行い、ＨＭがてき除資金の手当てを専権的に受任していたこともあり、私が深く立ち入ることについては拒否していました。
質問１３：
先生はＫＨから私的整理を受任する際、沼津物件の売却についても一括して受任したのではないのですか？
答：
私は、公判でも再三申し上げている通り、てき除資金の手当については受任しておりません。右は株式会社レバレッジ（代表取締役 ＨＭ）が受任しており、私は神田のＫビルの任意売却を含む私的整理について受任したものです。沼津の物件の売却について特捜検事並びにＫＨ、ＨＭらは私に依頼したと供述していますが、すべてデタラメです。私は沼津物件の売却に関する委任状や図面などＫＨから一切受け取ったことはありませんし、沼津の不動産業者３名と会ったことも交渉したことも一切ありません。また、不動産業者から沼津物件に対し、問い合わせや説明を求められたこともありません。
質問１４：
先生はＮＲ弁護士の本件事件との関わりについてどのようにお考えですか？
答：
私は、ＹＹ子の仮装の根抵当権の設定登記、ＫＨやＨＭらに対するてき除を含む指導指南、また隠匿金の換金隠匿、ＴＭが保管していた３０００万円の取り戻し、その余の民事訴訟における偽証並びに証拠隠滅等の一切につき、影で指導指南していたと考えています。
質問１５：
先生は同業のＮＲ弁護士が影の指南役だとおっしゃっているわけですが、何か具体的な根拠があるのですか？
答：
まず公判でわかったことですが
�。截挌�がＮＲ弁護士に平成１５年４月上旬、沼津物件の購入方を申し入れ、現地に物件をＹＹ美と一緒に車で見に行っていること。
�■裡卻杆郢里亙神�１５年４月にＫビルを訪れ、破産やてき除などについて相談していること。
��その前後にＮＲ弁護士の友人であるＹ社長と相談し、司法書士の紹介を受けＹＹ子の根抵当権設定登記、根抵当権設定契約書、金銭消費貸借契約書等をＹ社長の指示で作成した事実があること。
�ぃ硲佑�ＹＹ美に頼まれてＮＲ弁護士と平成１５年４月から７月にかけて数回面談していること。
�ィ圍余攜世砲茲譴佇神�１５年７月上旬、ＴＭ逮捕後、ＮＲ弁護士がＨＭ、ＹＹ美同道の上、高島平警察署に二度に亘り接見し、ＴＭ預かり保管中の３０００万円につき取り戻そうとしていること。
�Γ裡卻杆郢里梁減澆砲弔い董△修量樵阿鮖笋�受任した平成１５年４月２３日から、私の事務所に関係者一同が集まった平成１７年１０月１２日、私が関係者の弁護を断った後、ＮＲ弁護士のところに相談に行くと聞くまで、一切、ＫＨ、ＹＹ美、ＹＫ、ＴＭは私に述べていなかったこと。
以上の事実を推認してみれば、ＮＲ弁護士の本件犯行への関与、指南は明白です。
2007.03.07
Ｑ＆Ａ −その８−
質問４：
先生が飲食等に浪費を重ねていたのは事実ですか？
答：
酒は大好きで、飲食するということはありましたが、浪費を重ねていたとする検察の主張は全く事実と反します。当時弁護士報酬の自由化に伴い、全ての弁護士同様、売上が減少傾向にあったのは事実です。また、従業員の給与等の人件費が高額であり、家賃も高額であったことなどから事務所経営が厳しかったことも事実です。しかし、浪費が主原因で事務所経営が苦しくなったとする検察側の主張は全く事実と反します。
質問５：
事務員の給与支払い遅延等もあったのですか？
答：
平成１５年の４月から６月、本件事件の当該日時等においてそのような事実はありません。
質問６：
破産隠匿行為の後に、先生はＫＨから犯罪指南の対価としての報酬は受け取ったことはあるのですか・
答：ＫＨから報酬を受け取ったことは一切ありません。
質問７：
その後、娘のＫＴ・ＹＹ美から着手金として２００万円を受け取っているようですが、これは事件に対する報酬とは違うのですか・
答：
全く別の事件の着手金として受領しているものであり、本件隠匿行為の対価などではありません。
質問８：
先生はＫＨやＹＹ美らに何か弱点を握られたりしていたことはないのですか？
答：
ＹＹ美は公判でＩＣレコーダーの存在をほのめかしたりしていましたが、受任の初めから終わりまで、私が彼等に神田の取り戻しを確約したことはありませんし、本件犯行つまり沼津物件の指南、指導、指示したと発言した録音をもって脅迫されたという事実等は一切ありません。また私がＫＨ、ＹＹ美、ＨＭ、ＴＭらに本件偽装工作並びに沼津物件売却代金１億３５００万円の換金・隠匿行為を指示する文書メモ等の物証は一切ありません。
質問９：
先生の主張どおりであれば検察側は、このようなはなはだ脆弱な動機で本件犯行に及んだことになりますが？
答：
常識的に考えてもこのようなことはありえませんから、検察側のでっちあげであると言えるわけです。
質問１０：
ＹＹ子は平成１５年４月１１日、沼津物件に１億２０００万円の根抵当権設定登記をしており、それが大きな争点となっているようですが、これについてお聞きします。先生がこの根抵当権設定登記を指示したのですか？
答：
そのような事実はありません。私の事務所に来る前に他の弁護士２名（うち１名はＮＲ弁護士であることが判明しております。）及び江東区のＳＫ司法書士に相談し、登記した上で、私のところに持ってきたと説明された話です。私はその話を信用した上で受けたわけですが、後日その登記が仮装のものであると判明したのです。
先生が飲食等に浪費を重ねていたのは事実ですか？
答：
酒は大好きで、飲食するということはありましたが、浪費を重ねていたとする検察の主張は全く事実と反します。当時弁護士報酬の自由化に伴い、全ての弁護士同様、売上が減少傾向にあったのは事実です。また、従業員の給与等の人件費が高額であり、家賃も高額であったことなどから事務所経営が厳しかったことも事実です。しかし、浪費が主原因で事務所経営が苦しくなったとする検察側の主張は全く事実と反します。
質問５：
事務員の給与支払い遅延等もあったのですか？
答：
平成１５年の４月から６月、本件事件の当該日時等においてそのような事実はありません。
質問６：
破産隠匿行為の後に、先生はＫＨから犯罪指南の対価としての報酬は受け取ったことはあるのですか・
答：ＫＨから報酬を受け取ったことは一切ありません。
質問７：
その後、娘のＫＴ・ＹＹ美から着手金として２００万円を受け取っているようですが、これは事件に対する報酬とは違うのですか・
答：
全く別の事件の着手金として受領しているものであり、本件隠匿行為の対価などではありません。
質問８：
先生はＫＨやＹＹ美らに何か弱点を握られたりしていたことはないのですか？
答：
ＹＹ美は公判でＩＣレコーダーの存在をほのめかしたりしていましたが、受任の初めから終わりまで、私が彼等に神田の取り戻しを確約したことはありませんし、本件犯行つまり沼津物件の指南、指導、指示したと発言した録音をもって脅迫されたという事実等は一切ありません。また私がＫＨ、ＹＹ美、ＨＭ、ＴＭらに本件偽装工作並びに沼津物件売却代金１億３５００万円の換金・隠匿行為を指示する文書メモ等の物証は一切ありません。
質問９：
先生の主張どおりであれば検察側は、このようなはなはだ脆弱な動機で本件犯行に及んだことになりますが？
答：
常識的に考えてもこのようなことはありえませんから、検察側のでっちあげであると言えるわけです。
質問１０：
ＹＹ子は平成１５年４月１１日、沼津物件に１億２０００万円の根抵当権設定登記をしており、それが大きな争点となっているようですが、これについてお聞きします。先生がこの根抵当権設定登記を指示したのですか？
答：
そのような事実はありません。私の事務所に来る前に他の弁護士２名（うち１名はＮＲ弁護士であることが判明しております。）及び江東区のＳＫ司法書士に相談し、登記した上で、私のところに持ってきたと説明された話です。私はその話を信用した上で受けたわけですが、後日その登記が仮装のものであると判明したのです。
2007.03.02
Ｑ＆Ａ −その８−
質問４：
先生が飲食等に浪費を重ねていたのは事実ですか？
答：
酒は大好きで、飲食することはありましたが、浪費を重ねていたとのここは事実と反します。検察の主張することは全く事実と反し、当時弁護士報酬の自由化に伴い、全ての弁護士同様、売上が減少していたのは事実です。また、従業員の給与等の人件費が高額であり、家賃も高額であったことなどから事務所経営が厳しかったことも事実です。しかし、浪費が主原因で事務所経営が苦しくなったとする検察側の主張は全く事実と反します。
質問５：
事務員の給与支払い遅延等もあったのですか？
答：
平成１５年の４月から６月、本件事件の当該日時等においてそのような事実はありません。
質問６：
破産隠匿行為の後に、先生はＫＨから犯罪指南の対価としての報酬は受け取ったことはあるのですか？
答：
ＫＨらから報酬を受け取ったことは一切ありません。
質問７：
先生が飲食等に浪費を重ねていたのは事実ですか？
答：
酒は大好きで、飲食することはありましたが、浪費を重ねていたとのここは事実と反します。検察の主張することは全く事実と反し、当時弁護士報酬の自由化に伴い、全ての弁護士同様、売上が減少していたのは事実です。また、従業員の給与等の人件費が高額であり、家賃も高額であったことなどから事務所経営が厳しかったことも事実です。しかし、浪費が主原因で事務所経営が苦しくなったとする検察側の主張は全く事実と反します。
質問５：
事務員の給与支払い遅延等もあったのですか？
答：
平成１５年の４月から６月、本件事件の当該日時等においてそのような事実はありません。
質問６：
破産隠匿行為の後に、先生はＫＨから犯罪指南の対価としての報酬は受け取ったことはあるのですか？
答：
ＫＨらから報酬を受け取ったことは一切ありません。
質問７：
2007.03.01
Ｑ＆Ａ −その７−
今回より、Ｑ＆Ａを再開いたしますが、期間が空いていますので、質問１からという形で行いますことをご了解下さい。
質問１：
まず、この事件における動機についてお尋ねします。検察側は詳細を述べず、ただ金について困っていたからとしていますが、この点はどうなのでしょうか？
答：
平成１５年４月２３日にＫＨから、私的債務の整理事件として着手金３００万円、実費５０万円を受領していますが、従前の事件と同様に、通常の弁護士報酬として受領しただけであり、報酬欲しさに請けたものでは断じてありません。また、平成１５年の６月２４日にＫＨらが１億３，５００万円で沼津物件を売却処分し、その金を隠匿したわけですが、私は右犯罪行為に関し、報酬を請求したこともなければ、受領したことも一切まりません。さらに、その巨額の隠匿金の換金・保管等に関し指示したことも、預かったことも一切ありません。これは検察当局が当初から私の事務所並びに自宅を捜査したにも関わらず、当然のことながら一切の不正な領得金は出てこなかったことからも明らかです。また、公判の最終段階で検察側が訴因変更をなし、不正受領得金の私の関与から、平成１５年６月１９日のＴＭへの偽装売買工作への共謀並びに指示へと重点を移したことからも明らかです。
質問２：
もし、やったとするなら、報酬は着手金３００万円のみということになります。それだけの金額で弁護士生命をかけてやったということになりますが、この点についてはどうでしょうか？また、金銭以外の理由も考えられますか？
答：
金銭について言えば、事務所としての売上は減少傾向にありましたが、特に生活に困っているなど、逼迫した状況にあったわけではありません。また、この事件は通常の事件同様、普通に受任したものでありますから、怨恨等の理由も考えられません。
質問３：
先生の事務所の売上は、年々減少していたのですか？
答：
検察は証拠上、年々減少していたとしていますが、平成１４年から１６年の３年間はほぼ同水準にて推移しています。
質問１：
まず、この事件における動機についてお尋ねします。検察側は詳細を述べず、ただ金について困っていたからとしていますが、この点はどうなのでしょうか？
答：
平成１５年４月２３日にＫＨから、私的債務の整理事件として着手金３００万円、実費５０万円を受領していますが、従前の事件と同様に、通常の弁護士報酬として受領しただけであり、報酬欲しさに請けたものでは断じてありません。また、平成１５年の６月２４日にＫＨらが１億３，５００万円で沼津物件を売却処分し、その金を隠匿したわけですが、私は右犯罪行為に関し、報酬を請求したこともなければ、受領したことも一切まりません。さらに、その巨額の隠匿金の換金・保管等に関し指示したことも、預かったことも一切ありません。これは検察当局が当初から私の事務所並びに自宅を捜査したにも関わらず、当然のことながら一切の不正な領得金は出てこなかったことからも明らかです。また、公判の最終段階で検察側が訴因変更をなし、不正受領得金の私の関与から、平成１５年６月１９日のＴＭへの偽装売買工作への共謀並びに指示へと重点を移したことからも明らかです。
質問２：
もし、やったとするなら、報酬は着手金３００万円のみということになります。それだけの金額で弁護士生命をかけてやったということになりますが、この点についてはどうでしょうか？また、金銭以外の理由も考えられますか？
答：
金銭について言えば、事務所としての売上は減少傾向にありましたが、特に生活に困っているなど、逼迫した状況にあったわけではありません。また、この事件は通常の事件同様、普通に受任したものでありますから、怨恨等の理由も考えられません。
質問３：
先生の事務所の売上は、年々減少していたのですか？
答：
検察は証拠上、年々減少していたとしていますが、平成１４年から１６年の３年間はほぼ同水準にて推移しています。