プロフィール
Author:enzai
『山下進弁護士を救う会』紹介
山下進弁護士が逮捕された２００５年１０月当時の状況を知る事務局員が中心となり、支援者の助言によりスタートしたものです。
連絡先
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-11 御苑メインビル202号室
TEL03-5366-1158 FAX03-5366-1198 代表 廣瀬直樹
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム
2007.02.27
反証��
起訴状の内容を簡単に言ってしまえば、不法行為を指南したということです。そして、起訴状では触れられておりませんが、動機は金銭目的としています。しかし、実際に不当な金銭は受け取っていないので検察も証明のしようがありません。ですから、金銭の授受を証明できなかった時点で逮捕は不当であったと認め、不起訴とすべきだったのです。しかし、検察は起訴した後、公判を維持するため、訴因を変更しました。でも、それは偽装工作の内容をより具体的に書き記した程度であり、それをもって指南したという理由にしています。はっきり言ってふざけた話です。
弁護士と依頼人は上下関係にあるわけではなく、彼等に命令できる立場にはありません。もちろん相談を受ければ、法的アドバイスをし、法が禁じているのは何かを解説することもあります。ですが、関係者が仮に弁護士のアドバイスに基づき動いたとしても、それは本人たちの自己決定権に基づくものです。噛み砕いて言えば、弁護士から意見を聞いても、やるかやらないかは本人の勝手ということです。依頼人がした行為の責任を法的助言をしたとして、弁護士に負わせようとしている検察の主張自体に正当性はありません。もし、このような検察の行為が正当だとすれば、密室の中で行われている取調べの中において、虚偽の供述をし、弁護士からの助言や意見があったとした場合、弁護士は防御のしようがありません。このようなことがまかり通るのであれば、全ての弁護士はこわくて弁護活動などできません。しかし、検察側はこのようなことがまかり通るものとして実績を作り、弁護士全体に圧力をかけようとしているのです。そういった背景がこの事件にあることも理解しておいて下さい。
山下弁護士は指示や指南などしていません。ＫＨやＨＭたちが行っていた、沼津物件の偽装売買についても何も知りません。それにも関わらず関係者の証言をそろえ、弁護士からの意見（指示）があったことにして有罪にもっていこうと検察はしています。もともと無理のあった起訴ですが、検察は真実よりも己の面子のためだけに弁護士を有罪にしようと無理やり理由をこじつけているのです。弁護士と依頼人との間に何か特別な関係があったわけではないこともこれまで再三述べてまいりました。特別な関係にあったのは実行行為者のＨＭとＫＨ及びその娘ＹＹです。強いてあげるならＨＭは弁護士の事務所で事務局長をしていてかわいがってもらっていたということだけですし、ＨＭが弁護士を裏切り、そのことを利用したというのが事実です。
弁護士と依頼人は上下関係にあるわけではなく、彼等に命令できる立場にはありません。もちろん相談を受ければ、法的アドバイスをし、法が禁じているのは何かを解説することもあります。ですが、関係者が仮に弁護士のアドバイスに基づき動いたとしても、それは本人たちの自己決定権に基づくものです。噛み砕いて言えば、弁護士から意見を聞いても、やるかやらないかは本人の勝手ということです。依頼人がした行為の責任を法的助言をしたとして、弁護士に負わせようとしている検察の主張自体に正当性はありません。もし、このような検察の行為が正当だとすれば、密室の中で行われている取調べの中において、虚偽の供述をし、弁護士からの助言や意見があったとした場合、弁護士は防御のしようがありません。このようなことがまかり通るのであれば、全ての弁護士はこわくて弁護活動などできません。しかし、検察側はこのようなことがまかり通るものとして実績を作り、弁護士全体に圧力をかけようとしているのです。そういった背景がこの事件にあることも理解しておいて下さい。
山下弁護士は指示や指南などしていません。ＫＨやＨＭたちが行っていた、沼津物件の偽装売買についても何も知りません。それにも関わらず関係者の証言をそろえ、弁護士からの意見（指示）があったことにして有罪にもっていこうと検察はしています。もともと無理のあった起訴ですが、検察は真実よりも己の面子のためだけに弁護士を有罪にしようと無理やり理由をこじつけているのです。弁護士と依頼人との間に何か特別な関係があったわけではないこともこれまで再三述べてまいりました。特別な関係にあったのは実行行為者のＨＭとＫＨ及びその娘ＹＹです。強いてあげるならＨＭは弁護士の事務所で事務局長をしていてかわいがってもらっていたということだけですし、ＨＭが弁護士を裏切り、そのことを利用したというのが事実です。
2007.02.08
反証��
この事件においてこれまで何度も述べてきましたが、客観的な物理的証拠は一つもありません。そして、客観的実行行為に何ら関与していないのに、他の者の主観的供述のみに基づいて起訴されております。また、犯行には必ず動機がありますが、それについては裁判における検察側の冒頭陳述で若干触れているのみで、起訴状および訴因変更請求書でも動機については出てきません。一般的に考えられることとして犯行の動機は、お金か感情のもつれしかありませんが、本件においての主犯たちと弁護士との関係は、多数かかえていた依頼の中のひとつに過ぎませんから感情的な物など一切ありません。検察官に酒好きでしんしょをつぶしたような言われ方をし、冒頭陳述でわずかにのべられたお金に困っていたからとする動機についても、確かに事務所の売上は減少傾向にあったものの、生活に困っていたわけではありませんし、お金には無頓着な方ですから動機は不存在といえます。もし、実行行為について検察側の主張が正しいとするなら、動機なき犯行であるということになりますが、そのようなことがあり得るのでしょうか。
次に、起訴状および訴因変更請求書では触れられておらず、冒頭陳述で主犯のＫＨは弁護士に指南料として多額の報酬を渡したとあることについて述べます。検察は弁護士を逮捕した日に、金があるに違いないという見込みから事務所や自宅の家宅捜査を徹底的に行いました。しかし正当な裁判費用しか受け取っていないのですから、ＫＨらが言っている様な多額の現金などあるはずもなく、経理資料などにおいてもその痕跡すら見つけることは出来ませんでした。弁護士がこの事件にかかわることとなった時の二十数年前まで遡ってまで経理資料を調べ、何とか不正を見つけようとしましたが、不正な経理処理などしていないので見つけることなどできようはずがありません。帳簿に載せず現金をどこかに隠し持っていると検察は言いたいのでしょうが、弁護士の全ての人間関係、立ち寄りどころまでとことん調べているのですから、もしあるのなら隠し通せるはずがありません。それより、隠匿金について言うなら関係者の一人であるＹＫは数千万円もの現金を「茨城にアパートを借り、一旦そこに隠した後、兄弟の家の庭においてあるマリンジェットの中に移し変えた。」と自分の裁判の中で供述しています。そして、「そのマリンジェットごと盗まれてしまった。警察への盗難届けは盗まれてから数ヶ月してからした。妻であるＹＹにもそのことは半年ぐらい告げなかった。」と供述しています。このようなあり得ない馬鹿げた供述にも関わらず、検察はほとんどこの供述について追及していません。このことからも検察が誰をターゲットにしているかが見て取れます。
法の基本的理念は、正義、公正、平等、衡平であり、司法権には国家の権力濫用の監視義務があるというものです。つまり、裁判所は検察側の刑事手続きに問題はないかをしっかりと見極める必要があるといっているわけです。しかし、この事件において、それが全く履行されていないことが、ここまで述べただけでもわかっていただけると思います。
次に、起訴状および訴因変更請求書では触れられておらず、冒頭陳述で主犯のＫＨは弁護士に指南料として多額の報酬を渡したとあることについて述べます。検察は弁護士を逮捕した日に、金があるに違いないという見込みから事務所や自宅の家宅捜査を徹底的に行いました。しかし正当な裁判費用しか受け取っていないのですから、ＫＨらが言っている様な多額の現金などあるはずもなく、経理資料などにおいてもその痕跡すら見つけることは出来ませんでした。弁護士がこの事件にかかわることとなった時の二十数年前まで遡ってまで経理資料を調べ、何とか不正を見つけようとしましたが、不正な経理処理などしていないので見つけることなどできようはずがありません。帳簿に載せず現金をどこかに隠し持っていると検察は言いたいのでしょうが、弁護士の全ての人間関係、立ち寄りどころまでとことん調べているのですから、もしあるのなら隠し通せるはずがありません。それより、隠匿金について言うなら関係者の一人であるＹＫは数千万円もの現金を「茨城にアパートを借り、一旦そこに隠した後、兄弟の家の庭においてあるマリンジェットの中に移し変えた。」と自分の裁判の中で供述しています。そして、「そのマリンジェットごと盗まれてしまった。警察への盗難届けは盗まれてから数ヶ月してからした。妻であるＹＹにもそのことは半年ぐらい告げなかった。」と供述しています。このようなあり得ない馬鹿げた供述にも関わらず、検察はほとんどこの供述について追及していません。このことからも検察が誰をターゲットにしているかが見て取れます。
法の基本的理念は、正義、公正、平等、衡平であり、司法権には国家の権力濫用の監視義務があるというものです。つまり、裁判所は検察側の刑事手続きに問題はないかをしっかりと見極める必要があるといっているわけです。しかし、この事件において、それが全く履行されていないことが、ここまで述べただけでもわかっていただけると思います。