着信御礼!ケータイ大喜利

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着信御礼!ケータイ大喜利
ジャンル バラエティ番組
放送時間 毎月第1・第3土曜 24:10 - 24:55(45分)
放送期間 2005年1月~(レギュラー放送は2008年4月~)
放送国 日本
制作局 NHK
出演者 今田耕司
板尾創路
千原ジュニア
音声 ステレオ放送
外部リンク 着信御礼! ケータイ大喜利

特記事項 :
放送は毎月第1・第3土曜日。

着信御礼! ケータイ大喜利』(ちゃくしんおんれい ケータイおおぎり)とは毎月2回、第1・第3土曜(日付上は翌日曜日) 24:10 - 24:55(JST)にNHK総合テレビジョンにて生放送されているバラエティ番組。放送中に大喜利形式で問題が出され、回答を視聴者が携帯電話で送信。このうち何らかの基準で抽出したものについて出演者らが評価するという内容である。なお海外向けのNHKワールド・プレミアムでも放送されている。2008年4月5日からは、同じ時間帯ながら「EYES」枠の位置付けがなされている。

目次

概要

  • 土曜の夜はケータイ短歌』同様、NHK教育テレビNHKラジオ第1で放送された『眠れない夜はケータイ短歌』が起源とされている。
  • NHKはこの番組を「放送とインターネットの融合のあり方を実験する番組」と位置づけており、ここでの経験を他の番組作りに活かしている。毎回アクセス数が十数万件を超えて今なお増加傾向にあり、2007年12月には投稿数だけでも30万件を超えている。そのため、常に投稿システムの見直し・改良が行われている。2006年10月放送からは大喜利の参加方法そのものが変更された。
    • ここで磨き上げられた技術は、NHK紅白歌合戦における「ケータイ審査員」「ワンセグ審査員」システムに活用された。
  • NHKでは数少ない、スタッフの笑い声が聞こえる番組である。
  • 初回は2005年1月5日 25:06 - 26:26(1月6日 1:06 - 2:26。JST)。当初は不定期だった。
  • 2006年3月29日の放送以降から毎月1回の放送となった。同年4月29日の放送からの生放送日時は、原則として毎月最終土曜日の深夜に放送。月曜日連休がある場合、日曜深夜に放送されたことがある(例:2006年7月=7月16日深夜、同年9月=9月17日深夜)。10月は月曜日も休日の7日でも8日でもなく15日深夜に放送となり、初めて暦の上では平日の放送となった。11月と12月も日曜深夜(平日の月曜日)に放送された。しかし視聴者からは不評のため、翌2007年には以前の土曜深夜の放送に戻された。
  • 2006年9月の放送は当初17日 24:35 - 25:35に放送する予定だったが「台風13号関連ニュース」のため、17日 24:10 - 25:00の「25分繰り上げ・10分短縮」というテレビ業界としても異例の措置が取られた。
  • 2007年10月からは月2回、原則として第1・第3土曜の放送となった。
  • NHKワールド・プレミアムでは1週間後以降に録画放送されることが多い。
  • 2008年12月から、NHKオンデマンドでも放送後1週間、視聴することができる。
  • スタジオは密教的な雰囲気で作られており、インド風のBGMもいくつか使われている。

ルール

現在のルール

  • 出題される大喜利のお題に対して視聴者が携帯電話を使って回答を送信する。構成作家陣の第一次審査、副調整室(サブ)の第二次審査を経て千原ジュニアのパソコンに送られてくる作品をジュニアが最終審査し、今田耕司がお題を振った後、千原が読み上げる。投稿された作品を板尾創路が判定。携帯電話の受信感度になぞらえてアンテナ3本、2本、1本、圏外の4段階で判定する。圏外の判定が下されることは滅多にないが、マニアックすぎる内容や番組直前のニュースを見ていないとわからないような内容の場合、若干の躊躇の後に圏外の札が上げられる。エンディングでアンテナ3本の判定を受けた作品の中から、板尾が選ぶ最優秀作品とその回のゲストが選ぶゲスト賞を決める。
    • ゲスト賞には「ケータイ菩薩バンダナ」、最優秀作品には「ケータイ菩薩Tシャツ」が贈呈される。
  • 回答者である視聴者はメジャーリーガーになぞらえてオオギリーガーと呼ばれる。
  • 2007年4月放送分から昇格システムが変更になった。ルーキーより上のランクはメジャー・オオギリーガーと、その上のレジェンド・オオギリーガーの2種類に大別され、メジャーが初段から七段に細分化された。ルーキー(初投稿者)は1本でも獲得できればメジャー初段に昇格。以降、メジャーはアンテナ3本の判定を獲得するごとに昇段となる。最優秀作品に選ばれた場合はさらに1段昇格する。システム変更前の「メジャー」はメジャー初段へ、「スター」はメジャー二段へ、「殿堂入り」はメジャー三段へ編入された。

レジェンド

  • 2008年1月1日の放送で、番組初のレジェンド・オオギリーガーが誕生した。この日4つ目の子守唄に関するお題でアンテナ3本を獲得し、レジェンドに昇格。その後、5つ目の『10文字作文 テーマは「ウザい。」』というお題ではトリを飾り、「レジェンドは照れるよ」の回答で再びアンテナ3本を獲得。この作品でこの日の最優秀作品にも選ばれた。
  • その後、2008年3月2日4月5日4月19日5月17日8月2日の放送で1人ずつ、10月4日、2009年1月17日の放送で2人ずつのレジェンド・オオギリーガーが誕生し、2009年1月現在のレジェンド・オオギリーガーは10人。
  • 2008年4月5日の放送での3人目のレジェンド・オオギリーガーと10月4日の8人目のレジェンド・オオギリーガーがはそれぞれお題でアンテナ3本を獲得し七段に昇格。番組の最後にこの日の最優秀作品に選ばれ、レジェンドに昇格となった。
  • レジェンドが最優秀作品賞に選ばれた放送は、2008年1月1日、4月19日、8月2日で、2009年1月現在3回である。

入れ替え戦

お題

毎回様々なお題が出される。多く出されているお題の傾向は以下の通り。

回答発表時に何らかの演出が施されるお題
ほとんどはアナウンサーやアニメ(過去の民放放送分が大半)のキャラクター等に面白い一言を言わせるお題。このお題では実際にアナウンサーやキャラクターを演じていた声優等をゲストに招き、回答を読み上げてもらう。回答読み上げゲストとお題で演じた役の一覧は後述。
10文字作文
2006年5月放送分より登場。指定されたテーマに沿って回答はぴったり全角の10文字でなければならない。ひらがな・カタカナはもちろん、漢字・アルファベット・記号等も1文字として扱う。
アホアホ○○シリーズ
アホな○○とはどんなものなのかを答える。○○には毎回違ったテーマが入る。「アホアホ○○」ではない、ニュアンスの似たお題も多く出題されている。
「下積長子」(したづみ ながこ)に関する問題
2007年2月放送分より登場。2008年現在、デビュー以来24年間売れていないという架空の演歌歌手に関する問題。
「元気田イクゾー」(げんきだいくぞー)に関する問題
全校生徒からウザイと言われている架空の体育教師に関する問題。
歌の歌詞を考える問題
校歌、子守歌などの歌詞を考える問題。問題に使われる音楽は事前に番組サイト上で発表される。

2006年12月放送分までは出題数が全4問だったが、2007年1月放送分以降は全3問になっている。

特殊なお題

ルーキーオオギリーグ
2006年6月25日の放送にて初登場。ルーキーのみが投稿可能。放送日前にホームページ上に出題されており、じっくり考えることができる。初回は放送日前に募集を締め切っていたが、現在は他のお題と同様、放送中に投稿する。初登場以降毎回出題されている。
マイナーオオギリーグ
番組の公式サイトで数日間にわたって実施される。ルーキーからメジャー初段(旧昇格システムでは"メジャー")への昇格をかけてお題に挑む、ルーキー向けの企画。投稿した答えが優秀作品に選ばれるとメジャー初段(旧昇格システムでは"メジャー")へ昇格できる。
シルバーオオギリーグ
2007年9月1日の放送にて初登場。年配の人に大喜利のお題を出題し、その答えを楽しむ。放送中の投稿は受け付けていない。ルーキーオオギリーグ中に実施され、2008年1月1日でも行われた。
芸人VS.メジャーオオギリーガー大喜利五番勝負!
2007年9月23日の放送にて初登場。スタジオのお笑い芸人とメジャーオオギリーガーが大喜利で対決する。
お笑い芸人チームとメジャーオオギリーガーの中から回答者をひとり決め、1つのお題に回答する。参加するメジャーオオギリーガーは千原が選ぶ。メジャーオオギリーガー側の答えは普段通り千原が読み上げるが、芸人側の答えは回答した芸人自身が読み上げる。両者の答えが紹介された後、どちらの答えがより面白かったかを板尾が判定する。

出演者

  • 司会:今田耕司(Wコージ)
  • 審査員:板尾創路(130R)
  • 回答読み上げ:千原ジュニア(千原兄弟)(初期は回答者として参加していた)
  • ゲスト:女性タレント1人(プラス1人の場合あり)
  • アシスタント:NHK各局の若手アナウンサー1人。投稿受付センターを担当する。

過去の司会陣

女性ゲスト

複数回出演
単発出演

男性ゲスト

回答者ゲスト

第1回(2005年1月5日)
第3回(2005年12月27日)
夏休みスペシャル(2006年8月14日
秋のスペシャル(2007年9月22日)
2008年8月2日放送

回答読み上げゲスト

初出演順。なお、職種の分け方はゲストとして呼ばれた理由によるもので、その人が主としている職種と異なる場合がある。

声優・ナレーター
アナウンサー・キャスター・DJ
  • 古屋明信 - 2006年8月14日の放送にて初出演。NHKアナウンサーOB、現在日本語センター在籍でラジオのニュースを担当。最新の出演は2008年7月19日。
  • ケイ・グラント - 2007年12月15日の放送にて出演。リング・アナウンサーとしての回答読み上げを担当。
  • 秀島史香 - 2008年2月2日・2008年8月2日・2009年1月1日の放送にて出演。ラジオのDJとしての回答読み上げを担当。
  • 中田有紀 - 2008年5月17日の放送にて出演。お天気キャスター役としての回答読み上げを担当。
  • 杉本清 - 2008年11月1日の放送にて出演。競馬中継実況アナウンサーとしての回答読み上げを担当。
音声ガイダンス
  • 桶谷早苗 - 2006年9月18日の放送にて出演。実際にカーナビの音声ガイダンスを担当している。カーナビの音声として回答読み上げを担当。
  • 中村啓子 - 2007年8月5日の放送にて出演。電話の時報や留守番電話サービスのナレーター。「電話のお知らせサービスの声」として回答読み上げを担当。
リポーター
  • 阿藤快 - 2007年5月13日の放送にて初出演。初出演時は旅番組のリポーター、2008年1月1日の放送では初詣のリポーター、2009年1月1日の放送ではお宅訪問リポーターとして出演。
  • 彦摩呂 - 2008年4月19日の放送にて出演。グルメリポーターとしての回答読み上げを担当。
スポーツ解説者
  • 掛布雅之 - 2007年9月22日の放送にて出演。野球解説者としての回答読み上げを担当。ちなみに、出演の数時間前まで日本テレビで実際に巨人-阪神戦の解説をしていた。
  • 松木安太郎 - 2008年3月15日の放送にて出演。サッカー解説者としての回答読み上げを担当。ちなみに、このお題で取り上げられたものの評価はすべてアンテナ3本、つまりパーフェクトであった。
  • 大林素子 - 2008年6月7日の放送にて出演。バレーボール解説者としての回答読み上げを担当。このときは全日本男子代表が16年ぶりの五輪出場を決めた直後で、大林も東京体育館からNHKに直行していた。
  • 増田明美 - 2008年10月4日の放送にて出演。マラソン中継解説者としての回答読み上げを担当。
俳優
歌手
  • 岡千秋 - 2008年4月5日の放送にて出演。自ら作った都はるみとのデュエット曲『浪速恋しぐれ』における有名な岡の台詞部分がお題。
  • 水木一郎 - 2008年9月21日の放送にて出演。ヒーロー戦隊テーマ曲の歌い出しの部分がお題で曲に合わせて歌い上げた。ただし前半は要領がつかめなかったためかノリが悪く、本人は反省しきりで、次の回の放送でも今田がそのことに言及していた。余談だが、放送当時水木は戦隊シリーズで主題歌を歌ったことはなかった(エンディングと挿入歌は歌った経験あり)。

毎月放送移行後のアシスタントアナウンサー

原則として全国放送デビューを果たしていない女性アナウンサーを選びそのお披露目の場としていたが2006年末の時点で3年目以内のアナウンサーが登場し尽くしてしまったため、2007年1月は既に『夢見るタマゴ!熱血浜田塾』のアシスタントを務めた杉浦友紀が起用された。

2007年2月以降は既に登場経験があるアナウンサーが再登場することになった。同年8月からは2007年入局の新人アナウンサーの全国お披露目があったが2007年10月から放送が月2回になったため、再登場のサイクルが早くなっている。

また2008年2月16日の放送で男性アナウンサーが初登場した。2009年1月現在、5回登場しているアナウンサーが1人、4回登場しているアナウンサーが3人いる。

アナウンサーによるルール解説時、プラスアルファの演出がなされることがあるが、あまりうまくいかずに司会者陣からツッコミが入ることが多い。

また投稿者がメジャー五段とレジェンドに昇格した際(ルール変更前は殿堂入りの際)、景気付けにクラッカーが発射されるがカメラに対しての向きやタイミングが悪かったりクラッカーが開かなくなるという失態を披露したこともあり、その都度司会者陣からの総ツッコミを受けることになる。

以下勤務局は放送当時のもの、出演日は暦日基準。放送回数の増加に対応するため、入局年次別の記述に改めた。

1994年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2008年
小田切千 東京アナウンス室 11月15日 回答の読み上げも兼任

2000年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2008年
塚原愛 東京アナウンス室 9月6日(2008年夏の陣)

2002年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2008年
小林千恵 東京アナウンス室 11月1日

2003年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2008年
網秀一郎 福井 9月21日

2004年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2006年
井上あさひ 広島 5月21日
鈴木奈穂子 松山 4月30日 現在東京アナウンス室
松村正代 盛岡 7月17日 現在札幌局
守本奈実 福岡 3月28日

2005年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2006年 2007年 2008年
久保田祐佳 静岡 6月25日   現在東京アナウンス室
越塚優 鹿児島   5月18日
中村愛 松江仙台 11月27日 12月2日 5月4日 2007年は転勤後の出演
中村慶子 徳島 10月16日 5月13日、12月16日 現在大阪局

2006年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2006年 2007年 2008年 2009年
出田奈々 山口 12月25日 4月22日、11月4日 1月20日
小林陽広 福島   4月20日、9月6日(2008年夏の陣)
杉浦友紀 福井   1月28日、6月17日、10月21日 1月1日
高橋さとみ 長野 8月14日 2月25日、9月23日
利根川真也 盛岡   8月2日
中野淳 沖縄   7月20日
和田光太郎 青森   3月2日
渡邊佐和子 熊本 9月18日 4月1日 1月17日

2007年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2007年 2008年 2009年
上條倫子 高松 9月2日、11月18日 1月1日、6月8日
清水敬亮 宮崎 2月17日
藤井まどか 鹿児島 10月7日 1月1日、2月3日、4月6日 1月1日
森花子 甲府 8月5日 1月1日、3月16日

2008年入局

氏名 勤務局 出演日 備考
2008年 2009年
片山千恵子 金沢 10月4日 1月1日
狩野史長 青森 10月18日
三輪秀香 長崎 12月6日[1]

その他

放送について

出演者について

  • レギュラー化前は事前にホームページ上の予選で選ばれた投稿者をメジャーオオギリーガーと称し、メジャーの作品を優先的に紹介するシステムだった。また千原は回答を選ぶのではなく、自分も答えを考えて随時発表する役割だった。この名残で、現在でも「千原ジュニアプロ」と呼ばれている。
  • 千原が答えの選出に困っているときは様々なカメラで千原を映し時間を潰している。
  • 番組ポスターに描かれている今田耕司のイラストが少し不気味な為、今田が書き直しを要求した事があった。
  • 2008年2月2日の放送から、板尾の衣装がスーツから白のタキシードに変わった。本当は1月からの予定だったのだが、股上が浅くスボンを直していたためにお披露目が遅れたとのこと。板尾はこの衣装を気に入ったのか別の番組にも白タキシードを着て出演し、それを見ていた今田にツッコまれている。

ゲストについて

  • 2007年6月17日の放送で司会の今田が中川の出演が多いことに触れ、「スタッフの中に“しょこたん(中川)派”がおる」「“関根麻里派”と争ってる」と発言した。直後のお題で、生放送らしくそのコメントを引用した回答が紹介されている。また、同年9月22日に放送された秋スペシャル放送時にも同じ発言があった。なお、いずれも中川本人の出演回だった。
  • いとうはこの番組の大ファンとのことで千原と別の番組で共演した際、「ケータイ大喜利に出演したい」と伝えていた。その熱意が通じたのか、2007年12月2日の放送でお題の回答読み上げ兼ゲストとして出演を果たした。

番組中の出来事

放送について

  • 2008年1月19日の放送で、今田が司会を務めているテレビ東京のバラエティ番組『やりすぎコージー』の出演者が『ケータイ大喜利』のお題に挑むというコラボレーションが行われた。結果はジパング上陸作戦の加藤貴博のネタが採用され、『やりすぎ』の2008年2月2日の放送でその挑戦の模様が放送された。
  • お題の「下積長子」シリーズは登場するたび様々な貧乏ネタ投稿によりある種のキャラクターを確立してきており、今田は「今までの投稿内容を実写ドラマにしてみてほしい。下積長子役は室井滋で」と言っている。また最近になってシリーズ化してきた「ウザイ体育教師 元気田イクゾー」を実写化する際は照英を希望している。

番組の宣伝

  • NHKプレマップで不定期に5分版のケータイ大喜利が放送され、過去に出題され放送されなかった回答を通常番組と同じように紹介し、判定する。番組の雰囲気を反映して生本番終了後の1時台に2本録りされており、スタジオの冷房もすでに切られていることをわざわざ文字にして出していた。
  • 2007年5月6日NHK放送センターで行われたイベント「渋谷DEどーも'07」の中で板尾と千原が出演してのトークショーが開かれ、3人のメジャー・オオギリーガーがゲスト出演した。司会は新潟放送局荒木美和アナ(単発番組時代に出演経験あり)が起用されホームページへの投稿と来場者、メジャー・オオギリーガーが投函した作品による大喜利作品発表があった。
  • 2007年10月から放送が月2回になったのを機にポスターが作成されたが他の番組より色づかいが暗いため、司会者陣には不評である(今田は「地獄絵図」と評した)。2008年4月にリニューアルされたものの、違いはポスターの文字の色が少し明るくなったのと板尾の服装がスーツから白タキシードに変わっただけだった。

アナウンサーメモ

毎月放送移行後は、その回に投稿受付センターを担当するアナウンサーの名前を覚えてもらおうという目的でアナウンサーのキャラクターや逸話などを紹介した「アナウンサーメモ」なるものが今田に渡されるようになった。このメモを基に、司会者陣がアナウンサーにツッコミを入れるのが恒例となっている。

当初、このメモの記載内容は本当に「メモ」程度であったが放送が重なるにつれてどんどん内容が増え、「メモ」ではなく「リポート」になっていった。2006年8月13日の放送ではホッチキス留めのリポートが出される始末で、今田は「生放送やっちゅうことを忘れとる!」とツッコミを入れた。

次の2006年9月17日の放送では、「メモ」にまとめるべきところを「リポート」にまで膨らんでしまったことについて今田から叱責されたことに対する反省とお詫びがメモと同時に渡された。これに対し今田は「別にスタッフに怒ったわけやなく、ツッコミやから!」と再びツッコミを入れた。この「お詫び」のメモがスタッフの生真面目さとバラエティ番組への不慣れさゆえに作成されたものなのか、それともスタッフのシャレなのかは定かではない。

その後しばらくはメモ自体に対するツッコミはなかったが2008年1月19日の放送では担当アナウンサーが4回目の登場であったため「4回目ともなると書くことがありません」というメモが渡され、今田は「(だったら)いりませんから!」とツッコミを入れている。

このメモを作成しているのはアナウンサー本人ではなく、別のNHK職員である。最初のメモ担当者は定期異動で広島放送局へ転勤している。そのことも番組で発表され、笑いを誘っていた。


関連書籍

スタッフ

関連項目

投稿方法が非常に似ており、司会がよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人と共通点が多い。しかし投稿してもらう内容はいわゆる視聴者の体験談などが中心となっており放送も原則毎週での1時間の生放送のため出演者のトークがメインとなっている。過去ケータイ大喜利の公式サイトでは兄弟番組と銘打っており、トップページにバナーが設置されていたが今は撤退している。
制作担当が同じ人物。サラリーマンNEOとケータイ大喜利が続けて放送されたとき、サラリーマンNEOの最後のコントで生瀬勝久がケータイ大喜利に投稿していた。
2008年4月開始のバラエティ番組。この番組が携帯電話ネット接続サービスを利用した文字情報投稿処理システムの開発が大きな目的であったのに対し、テレビジョン放送の特性に改めて着目したNHK独自の動画投稿処理システム開発を大きな目的としている。
2008年4月に開始した、月-土(日付上は火-日)24時台に放送されている深夜番組枠

脚註

  1. ^ 「歌コンブログ」 2008年11月26日 小田切千ブログコメント参照。

外部リンク