「音の匠」を知っていますか。
社団法人日本オーディオ協会が、毎年この時期に、音を通じ暮らしに関わり社会に貢献しておられる方を「音の匠」として顕彰しています。
今年選ばれた中村啓子さんが、朝日新聞「ひと」のコーナーで紹介されていました。とても味わいのある内容ですので抜粋します。
《柔らかな雰囲気で、ふんわりとした笑顔。その声は温かくて優しい。
NTTの時報、NTTドコモの留守番電話サービス、東京モノレールの車内放送、空港のリムジンバス…。
ナレーターとして、その声が様々な場所で流れる。留守番電話はかけた人がイライラしないように語尾を上げて優しく。
リムジンバスは旅で疲れた人のために低めのトーンで静かに。一部の金融機関のATMも。「自分の声がATMから聞こえてくると『当たっちゃった』ってうれしいんです」
音声鑑定した専門家には「どこの出身で何歳なのか分からない」といわれたという。
富山県生まれ。アクセント辞典4冊をボロボロにして標準語を独学》そんな努力の積み重ねの上に今日の地位を築いたのです。
中村啓子さん1947年11月25日生まれ K116 黄色い戦士 赤い蛇 音12です。チャレンジ目標がハッキリしたら、どこまでも努力を惜しまず、達成を目指すキンナンバーです。
チャレンジ目標と、それに対する努力のレベルが半端ではありません。しっかりと見習いたい「努力の人」です。
さてK31 青い猿 青い手 音5です。「百折不撓(ひゃくせつふとう)」です。何度の失敗にもめげずくじけず挑戦することです。
「百折」を覚悟して出発することができれば、すでに出発の時点で物事は成就したも同然です。
その気概と決意が大切なのです。