|
|
産科医療を取り巻く状況が厳しくなっている中、県内の病院で働く助産師が助産師外来について学ぶ研修会が30日から富山市で始まりました。
これは、産科医が減少し産科医療を取り巻く環境が厳しくなっている中、助産師外来の整備を進めようと県が初めて開いたもので、県内15の病院からおよそ30人の助産師が参加しました。
研修会では日本助産師会の江角二三子事務局長が講演し、「お産にかかわる状況が厳しい今、助産師が自律してその能力を十分に発揮することで状況は改善される」と訴えました。
県内には現在助産師外来のある公的病院が5か所あり、県では今後、さらに開設を推進していきたいとしています。
研修会は、講義や超音波診断の演習など、3月までの間に4日間の日程で開かれます。
|