「音の日」記念イベントを開催
日本オーディオ協会、 “音の匠”に中村啓子さんを選出
日本オーディオ協会、 “音の匠”に中村啓子さんを選出
2008年12月18日 木曜日
中村啓子さん |
同協会は、トーマス・エジソンがフォノグラフを発明した12月6日を 「音の日」 に制定。音を通じて文化や生活への貢献が認められた人を音の匠として顕彰している。
今年度は、NTTの電話案内や公共乗り物のアナウンスなど、日常に不可欠な声の持ち主であるナレーターの中村啓子さんを音の匠に選出。受賞挨拶に立った中村さんは、 「番号案内や時報を担当した経緯は、電話は3000Hz以上の音域がカットされるため、たまたま私の声がマッチした」 「アクセント辞典4冊をダメにするほど、アクセントには注意を払っている」 など、数々のエピソードを披露したほか、 「自分を作ってくれた神様に匠の称号をお返ししたい。聖書にある “何事でも自分がしてもらいたいことをしてあげなさい” という心がけを持ち、常に聞き手の気持ちになってTPOを使い分けている。機械の声と言われてしまうのは悲しいが、多くの人にホッとしてもらえる声を出し続けていきたい」 と受賞の喜びを語った。
また、聴覚障害者が音楽を楽しめるよう、骨伝導を利用した体感音響システムを使い、長年 「身体で聴こう音楽会」 を開催している同会事務局長のパイオニア・山下桜さんに音の匠特別賞が贈られた。