2007年2月28日(水)
あかりの里帰り
あかりがバレエの公演を終えて里帰りしました。
早速、都会での不規則な食生活の改善にと畑の野菜をたっぷり入れた皿うどんを食べさせました。
突然の長女の出現で、後輩の子供達（笑）は右往左往しています。
特に、小夏とチャコは初対面でビビリまくっています。暴れ小夏は吹っ飛んで逃げ、吠えるチャコは追っかけまわされて、トラウマです。
ミューと里美は懐かしそうに見つめ、ムックは大好きな女の子が現われたので興奮しています。
今日は近所のおば様の「お茶会」に行くのだと着物を着ました。日本の着物は、ヤンチャ娘をそれなりの日本の娘に一時的にもしてくれます。何だか田舎のわが家があでやかに春らしくなりました。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年3月1日(木) 09:36
2007年2月26日(月)
父と娘なのだけれど
最近猫の画像ばかりでしたが、ワン達も元気です。
ムックとチャコは親子です。オヤジと娘です。
いつも一緒に行動して、ムックはまるで彼女を後継者のように連れて歩きます。大きくなって暴れ回る小夏に立ち向かう時も二人で一緒です。なぜなら２人で対応しないと小夏の暴走は食い止められません。
チャコはムックとペコとの間に出来た子供ですが、ムックは奥さんとは遊ばずにいつも娘と一緒です。
一時は、シーズンが来たら二人を離さないといけないと思っていたのですが、娘のチャコにはシーズンが来ません。生理が無いのです。
不思議な事です。チャコはお父さんと一緒に常に行動するので自分が男だと思っているのでしょうか。
そのうちに人間のように、お父さんを煙たがり離れる事もあるのでしょうか。
ちなみに、お母さんはまるで少女のように無関心です。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月26日(月) 00:40
2007年2月22日(木)
うぁぁぁ誰が・・・
朝の散歩から里美が帰ってきた。腹が減ると猫は帰ってくる。しかし、何気なく里美の顔を見ると口に何かがくっ付いていた。
あれっ・・・鳥の羽だ。さてはスズメに飛び掛って逃げられたな・・・
これが、朝食後の良くあるささいな出来事だった。
昼過ぎに、小夏がいないことに気がついた。おかしいと思い探したのだがいない。
整体の施術用の部屋の掃除に入ったときに小夏はそこにいた。
「うぁぁぁー」
整体の部屋には鳥の羽が散らばり、想像を超えた物体が小夏にもてあそばれていた。スズメよりもはるかに大きいヒヨドリだった。知らないうちに誰かが捕獲して家に持ち込み、よりによって整体の部屋で「手術中」に発見となったのだ。驚く僕の顔を小夏が自慢げに見上げる。
飼い猫は、家の前や家の中に「獲物」を自慢げによく持ち込む。食べるわけでもなく飼い主の前に並べたりする。それは小さくは蝶やバッタであったりヤモリやトカゲだったりモグラやネズミの子だったりする。
しかし、今まで狩りをしたことが無い小夏が大物を解体している様は、うぁぁぁぁと言うのみの衝撃だった。
ひととおり叱って、ヒヨドリを土に埋めた。いっその事、責任を取らして食べさせようかとも思ったがやはり埋める事にした。
それにしてもかなり敏捷で大き目のその鳥を一体誰が仕留めたのだろうか。やはり口に羽のついていた年長の里美なのだろうか。
そうだとしたら、わざわざ獲物を小夏にわたしたのだろうか・・・微笑ましいとは言えない野生的な事件だった。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月22日(木) 20:51
2007年2月21日(水)
野菜が安すぎる
写真は直売所グリーンセンターの内部です。野菜が朝８時の時点でこの様に並びます。消費者の人達は驚くような値段で取れたての野菜が手に入るのですが・・・生産者の立場から言いますと安すぎます。
例年に無く暖かい日が続き、野菜が霜などのリスクが無くどんどんと育つので生産過剰となり安くしないと売れないのです（泣）
僕の畑の無農薬白菜は大玉で８０円、小ぶりだと６０円です。みんなそのような値段をつけるので仕方が無いのです。キャベツもニンジンも蕪も大根もほとんど百円以下で売っています。
でもトラクターで踏み潰してしまうよりは成仏してくれるので・・・
それに対して天然ものの魚類は高値で売れます。魚が少なくなったからです。特に名物のアラカブは値が良くて、大きいのは一匹６００円ですぐに売れてしまいます。つまり、魚一匹と白菜十個が同じ値段というわけです。ううーん・・・
やっぱり海に出るしかありません。今日はアラカブを６匹釣りましたが白菜六十個とおなじかよ・・・海からもどり複雑な思いで畑を見つめています。それでも今年も種を蒔き野菜を育てる手を休めるつもりはありません。種は芽を出すためにそこにあるのですから。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月21日(水) 20:02
2007年2月15日(木)
直売所
確定申告の季節ですね。いやはや、僕は経理はトント駄目なので家内にやってもらおうと思っても・・・僕以上にアキマセン。
田舎暮らしには大学の英文科を卒業してもなぁーーんにも役に立ちません（笑）ましてや僕のように大学の体育専攻ではさらに経理はアキマセン。ヤル気元気のみで立ち向かうしかありません。
どうしようかと思っていましたが、弥生のソフトを使ってあれこれいじっている内にナントカそれらしきものが昨日出来ました。
予想通り・・・開業年度は赤字になりました。それでも農作物や鮮魚の直売所での売り上げは１６万ほどあり、経費を差し引くと８万円の黒字となりました（笑）経費の主なものはほとんど船の燃料代でガソリンの値上がりが痛かったです。でも直売所のおかげで整体院の設備費用の足しになりました。
赤字になったものの、整体で身体が楽になりたくさんの方に喜んでいただいたお顔を思い出すと心の懐はかつてより暖かく感じます。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月15日(木) 19:08
2007年2月11日(日)
おおっ！
「パパ見てよ」
奥方が携帯の中にある一枚の写真を僕に見せた
「おおっ！」
なんでもオーディション用の写真をプロに撮ってもらったと送ってきたようだ。
小学校からバレエをはじめ高校の途中でロシアまでバレエのために留学しボリショイバレエ学校を卒業して今は神奈川に住む娘あかりは、
おいおい、チョットチョットの別嬪さんになってしまった。
今度のオーディションは彼女がバレエをこれからどうして行くのかを決断する一つのターニングポイントになるようだ。
「あかりがねぇーパパに勝手にお見合い写真にしちゃ駄目と伝えておいてと言っていたよ」
だれが・・・だれがお見合いなんてさせるものかぁぁー！！
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月27日(火) 19:40
2007年2月10日(土)
龍が空を飛ぶ
僕達が作った蛇（龍）が空を飛びました。
出棺の前からおばあちゃんの庭の木にすずめが群れを成して鳴いていました。周りに人が大勢いるのに５０匹はいたでしょうか。
「あの木はよっぽど居心地がヨカトかなぁー」
そんな声がして、皆で空を見上げていました。たった一本の木にたくさんのすずめがまるでばあちゃんを見送るように鳴いていました。
と・・・その時、一斉にすずめが飛び立ちました。
出棺です。先頭に龍が飛んですずめがたまげたのでしょうか。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月12日(月) 10:56
お葬式の準備
朝早くみんなが集まり、お葬式の準備をします。
お餅にかける傘作り、出棺の時の「蛇」(龍)つくりをしました。
亡くなった人の思い出を語りながら、みんなが一つになってテキパキと準備をしていきます。
いつかみんなお世話になるという気持ちが伝わってくる都会では味わえないあたたかい雰囲気があります。
夏の鐘楼流しやお葬式に参加して、田舎の助け合いの中に日本の本来の素晴らしさをヒシヒシと感じました。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月12日(月) 10:44
田舎のお葬式
下杉崎の部落の森山さんのおばあちゃんが亡くなりました。９２歳でした。８人のお子様をお育てになった長唄とゲートボールの大好きな可愛らしいおばあちゃんでした。お嫁さんが整体院にこられたことがあるので親しみのあるご家族のお葬式でした。
朝早く、部落の各家庭から代表が集まり男性はお葬式に使う飾り付けの準備、女性はお葬式にこられる方たちの精進料理を作ります。
僕も、初めて飾り付けの手伝いをしました。廣津さんの監督の下に杉村さんと「蛇」を作りました。出棺の時に先頭に出て冥途の旅の安全を護る言い伝えがあるようです。
藁を芯に使い和紙で包み、その上から飾り付けをしていきます。
「可愛いおばあちゃんだったから派手にしてあげようね」
と言いながら作りました。最後にジャガイモを三角に切って目を入れて出来上がりです。とても愛嬌のある「蛇」になりました。
お葬式の時は全員外で取り囲むようにお客様を迎えて、中には入らずにお世話をします。お葬式が終わって、用意した料理を食べていただくのですが・・・あまり過ぎたので後で全員で戴きました。
ここでは毎回毎回、このように大きな家族のようにお葬式をしているのです。あたたかな心のこもったお葬式でした。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月10日(土) 18:54
2007年2月5日(月)
暖かな冬
今年は日本どこもが暖かい冬のようで、生活には大変ありがたいのですが、もし環境問題と関係しているのならば気持ちが寒々としますがどうなのでしょうか。
暖かい冬のおかげでわが家の灯油は節約されてお風呂の回数も記録的に（笑）少なくこの冬はまだ三回しかお湯を張っていません。シャワーで耐えられるからです。
暖かいからか、猫たちも暗くなるまで外で遊びほけています。そして僕も防寒着を着ないで船に乗るありさまです。
畑の白菜も、今年はまだ二回しか霜が下りずに青々と育っています。
今年の春まきの野菜は、少し早く種が蒔けるかも知れません。何しろ人よりも早く作物が収穫できると値段も売れ方も違うので、真剣に考えてしまいます。
コスモス畑の跡に蒔いた菜の花の芽が出揃ってきました。隣の長岡さんのばあちゃんと家内とでその畑の草むしりをしている側で、チャコと小夏が追いかけっこしています。のどかな春のような風景です。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月5日(月) 20:20
2007年2月3日(土)
小夏が牡だということは
小夏の尻からキンタマが登場してから（笑）小夏をどのように扱うかと一瞬考えましたが結局僕達の対応は変わりはしません。
良く考えてみると猫には変わりは無く、僕達の恋愛の対象ではありませんから（爆）しかし・・・
里美は母親代わり小夏は子供・・・という以前の考え方はそろそろ考え直さなくてはと思っています。何故ならば、この子達は血のつながらない紛れもないメスの猫とオスの猫です。
こいつら・・・夫婦になるのか・・・
と考えている間に、トックニお互いの性を認識しているかれらは、すでにラブラブなのです。
幸いと言っていいのか、里美はすでに周りのノラ達の子供を作らないように避妊手術を受けていますからわが家が［猫屋敷」になる可能性はありません。ここでふと考えたのですが、動物は人間のように「子供がほしい」と切実に願う事があるのでしょうか。
「この人の子供がほしい」なんて・・・
ほしいとかほしくないとかを飛び越えて種族保存の本能しかないのでしょうか。当たり前だと笑われそうですが、このふたりを見ていると避妊手術したことに少し罪悪感を感じてしまいます。
昼間は喧嘩ばかりしているふたりは、夕方になるとクッツイテお互いの耳を丹念になめてあげて幸せそうです。まっいいか。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月3日(土) 21:13
2007年2月1日(木)
田舎暮らしで必要なもの��
田舎で必要なものは足です。車体も税金も安く燃費も良い軽トラックなどは、隣に妙齢な女性や子供達を乗せる必要が無ければ（笑）
絶対にお勧めのシロモノです。特に野菜作りなどをしていると有機肥料の牛糞や鶏糞を運ぶ場合。また、シイタケ栽培の原木やや竹を山から切ってきて運ぶ場合やミカンのコンテナをガッチリ運ぶ場合などは、無くてはならない足となります。ウンコを運んでも後でバンバン水をかけてデッキブラシで擦り取れば(^0^)V便利この上なし！
それから、コンクリートジャングルから抜け出して田舎に来て待ち受けているのは、草むしり、草刈り、雑木の整理などです。その為には鎌だけではなく草刈り機やチェーンソウなどもホームセンターの特売の時に手に入れたいものです。待ち受けている仕事の量によっては立派なものも必要ですが、家庭用のもので（とはいっても田舎の家庭ですが）かなり仕事をしてくれます。後は、燃料を運ぶタンクは必ず必要です。
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ｔａｋａｙａｓｕ ｔａｎｉｇｕｃｈｉ
: 2007年2月1日(木) 20:02
