回転　県勢３人頂点に　中部日本スキー

　常陸宮賜杯第五十九回中部日本スキー大会（北陸中日新聞など主催）は二十七日、福井県大野市の九頭竜スキー場とＤＡＩＮＯＵスポーツランドで、回転と距離のフリーを行った。県勢は回転で、成年男子Ａの梶博人選手（風組）が四年ぶりの同種別制覇。同Ｃの新保昭洋選手（八百清）と少年女子の加藤ゆうみ選手（北陸学院高）も初優勝した。

　距離では今大会からリレーの代わりに新設されたフリーで、成年男子Ｂ１０キロの加藤雅可（まさよし）選手（金沢自衛隊）が優勝。ほかにも成年女子Ａ５キロの山口佑希子選手（日体大）と少年女子５キロの奈保子選手（鶴来高）の姉妹がともに２位に入るなど、県選手の活躍が相次いだ。

　県選手団の総合得点は初日を終えて１０７点となり、前回優勝の岐阜県と５点差の３位につけた。二十八日は大回転と距離のクラシカルが行われる。　（佐藤航）

　◇県勢の成績◇

　【回転】◇男子▽成年Ａ　（１）梶博人（風組）（８）小山一樹（金沢星稜大）（９）水上龍裕（木田工業）（１１）新保貴史（ニッコー）▽同Ｂ　（８）下大介（白山石川消防本部）（１１）上山聖俊（河内スキー協会）▽同Ｃ　（１）新保昭洋（八百清）（１４）英忍（英工建）（１７）山本大（鳥越中）（２０）中村英一（北陸鉄道Ｋ・Ｋ）▽少年　（２）吉田昴史（鶴来高）（６）水上龍喜（同）（１３）櫻井郷希（同）

　◇女子▽成年Ｂ　（１２）宮本千加子（金沢市役所）▽少年　（１）加藤ゆうみ（北陸学院高）（４）竹腰あかり（鶴来高）（１０）杉谷しおり（金沢錦丘高）（１１）鶴尾理菜（鶴来高）（１３）平口絵理（同）

　【距離フリー】◇男子▽成年Ａ　（９）大竹口優平（金沢自衛隊）（１３）成井藤彦（同）▽同Ｂ　（１）加藤雅可（同）（３）橘央朗（同）（６）北村祐樹（同）（８）綱村尚昭（同）▽同Ｃ　（２）西田篤史（同）（５）安念英明（同）（１０）西山善和（白峰工業）（１２）酒井一朗（酒井工務店）▽少年　（２）加藤拓真（鶴来高）（３）永井俊朗（同）（４）小田遼平（同）（５）山下悠佑（金沢錦丘高）（６）竹腰豪之介（同）（１４）中村啓司郎（鶴来高）

　◇女子▽成年Ａ　（２）山口佑希子（日体大）▽少年　（２）山口奈保子（鶴来高）（１２）元尾風子（金沢錦丘高）（１３）西山里香子（同）（１６）木田晶子（同）