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【福井】中部日本スキーで県勢総合4位 大回転・山本選手らV2009年1月29日
常陸宮賜杯第59回中部日本スキー大会(中日新聞、日刊県民福井など主催)は28日の最終日は、大回転と距離クラシカルがあり、県勢は大回転と距離で計3人が1位、17人が8位以上の入賞を果たした。2日間の入賞者数は計30人となり、総合順位は7県中4位(144点)となった。 (原田晃成、正津聡) 大回転では、成年男子Aの山本幸臣選手(19)=日体大1年=が優勝。少年女子では斎藤優衣(16)=工大福井高2年=と阪井愛理(16)=大野高1年=の各選手が2、3位に、少年男子では谷直人選手(18)=工大福井高3年=が3位。 27日の回転で3位だった山本選手は、雪辱を果たそうと気持ちを切り替えて奮起。「攻める気持ちを忘れずに、最後まで保ってこれた」と勝因を語った。タイムも38秒95で、今大会では唯一39秒の壁を切った。中部日本スキー大会での優勝は2年前の回転少年男子に続き2度目。 距離クラシカルでは少年男子の宇田崇二選手(17)=勝山高2年=と同女子の石井翔子選手(18)=同3年=が連覇を達成。宇田選手は前日のフリーとの2冠に輝いた。 閉会式は大野市農林業者トレーニングセンターであり、各種目の入賞者や総合優勝した富山県選手団にそれぞれ賞状や賜杯が授与された。 ◆常陸宮ご夫妻がイトヨの里視察
中部日本スキー大会出席のため、来県中の常陸宮ご夫妻は28日、大野市本願清水イトヨの里を視察し、小松空港から帰京された。 イトヨの里では、案内役を務めた森誠一館長が「大野市はわき水の町で、イトヨは昔から生息しています」と説明。常陸宮さまは「イトヨの生息場所の現状はどうなのですか」と質問するなど関心を示された。 見送りには同市の開成保育園の園児約80人と市民らが訪れ、華子さまは「風邪をひかれていませんか」「雪で滑るなどしてけがをしないようになさってください」などと優しく語りかけられた。 園児は「また大野においでください。みんなでお待ちしています」と、声をそろえていた。 (笠松俊秀)
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