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39721| JAPANrindoh | 2005.06.06 00:39:33
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鹿島と香取 (Kashima & Katori)

鹿島と香取は日本の武道の2大メッカ。それぞれ鹿島神宮と香取神宮をその中核としています。
「兵法は東国から」といわれるように,日本の武道の発祥地として古い歴史と道統を有している。



日本の古武術・武道の道場では,基本的に正面に神棚がありますが,その下に2つ掛け軸が掛けてあります。
向かって左は「鹿島大明神 (鹿嶋大明神)」で,右は「香取大明神 (香取大明神)」と書いてあります。
これはすなわち鹿島神宮と香取神宮の祭神を祀っているのであります。

これらの2社は,利根川 (利根川 Tone-gawa) を挟んで向いにある対の神社であり,
古代にはどちらも日本の防衛の要の役割を果たしていました。息栖神社を加えて「東国三社」ともいいます。


東国三社の位置関係  
上が鹿島神宮,左が香取神宮,右が息栖神社。
三社が頂点の直角二等辺三角形が描けるようですが・・・理由は不明。。





■ 鹿島 (鹿嶋 Kashima)

◇ 鹿島神宮 (鹿嶋神宮 Kashima Jinguu)

鹿島神宮は皇紀元年 (B.C.660年) の創建と伝えられ,東国三社の1つにも数えられている名社。常陸一の宮。
祭神は天孫降臨に先立ち国譲りの交渉をしたといわれる武甕槌神 (武甕槌神 Takemikazuchi no Kami)。
雷・剣で象徴される。
武の神として古くから皇室や藤原氏の崇敬を受け,さらに鎌倉後期以降は武門の神として武家政権の信仰をも得て,
社殿・楼門・宝物類の奉納や所領寄進が繰り返されて来た。
地震の守り神としても有名。

80以上もある年中行事の中では祭頭祭,神幸祭,また12年に1度牛年ごとに行われる御船祭が特に有名。




楼門 (国の重要文化財)   ちなみに扁額は東郷平八郎元帥の直筆。



本殿 (国の重要文化財)



要石
要石が地震を起こす地底の大鯰の頭を押さえているから,鹿島地方では大きな地震がないと伝えられる。
要石は見かけは小さいが,実は地中深くまで続いている巨岩らしい。
水戸黄門が,要石の根本を確かめようと七日七晩周囲を掘ったが,結局確認できなかった。




「フツミタマ剣 (Futsu mitama tsurugi)」 (国宝) 金銅黒漆塗平文拵 附刀唐櫃
刀身の長さ223.4
IP xxx.11.xxx.53
mamor340.jpg 8KB)
rindoh|06-06 00:44
隣の愚民国は本当に言論統制が厳しいですね。同情を禁じえません。(´・ω・`)
ribenren|06-06 00:47
香取神宮はよく車で通る。剣道をやる同僚が昔、大会前にお参りに来てた。
melonet|06-06 00:48
侍の伝統は確かに日本に残っていますね(・∀・)
rindoh|06-06 00:52
ribenren> 重伝建と伊能忠敬の町・佐原の近くですよね。緑豊かな水郷といった趣。
rindoh|06-06 00:54
melonet> 地方に行けばまだまだ地域密着型・民俗文化的な保存・伝承が行われてますね。どこかの愚民国のインチキ文化とは違い,真の伝統文化だから当たり前ですね。(w
mukaetutu|06-06 00:57
rindohさん、こんばんは。いつも良いthread、勉強になります。なんか最近は、前にも増して馬鹿朝鮮人しかいないし、文化板もおもしろくなかったので、足が遠のいていました・・・ フツミタマ剣 (Futsu mitama tsurugi)、公開されているなら見に行きたいなぁ。
jfk10|06-06 00:58
先日、某掲示板の武道・武術版でこの人たちの(鹿島新当流)演舞の動画を見ました。
ribenren|06-06 00:59
rindoh>そうです。東関東自動車道でよく行きます。なかなか風情のある所です。
kyuzotsukasa|06-06 01:02
Zatoichiは実存人物?仮想人物?
mukaetutu|06-06 01:04
kyuzotsukasa>架空の人。
rindoh|06-06 01:04
mukaetutu> こんばんは。まったく,造船人につける薬はないですね。台湾人ならもうちょっとまともな文化鑑賞ができそうなのに・・・◇あの剣,大きさがすごいですよ。あの宝物館,結構小ぶりだしじっくり見れるかも。要石や御手洗池などの鹿島七不思議,鬱蒼とした鎮守の森も含めて見所が結構あります。(w
rindoh|06-06 01:06
jfk10> 来る6月第二日曜に,鹿島神宮で古武道奉納演武があります。たぶん生で見られると思いますよ。
rindoh|06-06 01:09
kyuzotsukasa> 子母沢寛 (SHIMOZAWA Kan) 原作の時代小説の主人公。フィクション。
jfk10|06-06 01:11
いや、教えて頂いてありがとうございます。最近私も剣術に興味がありましてね、木刀や竹刀を振っておるのですよ。
kyuzotsukasa|06-06 01:13
mukaetutu,rindoh>ありがとうございます.^ ^小説主人公だったですね.
rindoh|06-06 01:16
たぶん,鹿島新当流,香取神道流,鹿島神流,直心影流,為我流派勝新流,關流などの地元縁の古武術が演武すると思います。境内では独特の木剣(鹿島神宮の焼印入りw)も売ってて,メッカの雰囲気を楽しめると思いますよ。(w
jfk10|06-06 01:23
rindohさんはとっくにご存知かもしれませんが、学研から日本の剣術・歴史群像シリーズという本が出版されましたでしょ。あれが面白くて色々感化されております。
eikan|06-06 01:24
小説の人物っていうか実在していた『盲目のヤクザ』の話に着想を得た俳優の勝新太郎(katu-sintarou)が作り出したキャラクター
rindoh|06-06 01:29
jfk10> あー,小野派一刀流とか天然理心流とかが載ってるやつでしたっけ?あのシリーズはわかりやすいですね。。東京だと意外と演武会は開かれてますよ(明治神宮,靖国神社,古武道大会etc.)。
jfk10|06-06 01:34
それでしょう。4月にあった正確な名前は忘れましたが、東京のスポーツセンターで行われた古武道大会はみにいきましたよ。強さということが訳が分からなくなりましたね。また外人の修行者が実に多い。
rindoh|06-06 01:38
言えてますね。。あの手の古武道大会に行くと,演武者にしろ観客にしろ外人が多いですよね。ちょっとせつなくなります・・・。
jfk10|06-06 01:41
やはりせつなくなるのですか。私もあれはどうなのかと思いましたけど。では私はこの辺で失礼させていただきます。
rindoh|06-06 01:41
戸田派武甲流だったけな?白人が薙刀振り回してた・・・。5月に亀戸でやった奉納演武でも,双水執流の修行者に太った白人がいました。。日本の若者にも頑張ってほしいです。(w
rindoh|06-06 01:44
jfk10> おつかれさまです。鹿島へ行かれたら,また感想を聞かせてください。(w
日本の歴史と文化 2 〜 弥生文化 [10]
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