【WBC】イチローにぶつけた裴英洙が「烈士」扱い?
WBCアジア予選での隠された逸話が続々と公開されている。
5日の日本戦で裴英洙(ペ・ヨンス)がイチローの尻に死球を当てた事件にも後日談がある。以来、裴英洙は一部ネティズンたちの間で「裴烈士」と呼ばれている。
韓国代表チームの宣銅烈(ソン・ドンヨル)投手コーチは10日、「2死までは無難に切り抜けたため、マウンドに上がり“この次交代だ”と言ったら“わかりました”と言った。そしたら、その次のイチローに当てちゃったんだ」と話した。
続いて宣コーチは「でも実は内心、嬉しかった」と当時を振り返った。
当時、裴英洙がイチローに球を当てて以降、日本の打者は気後れし、韓国代表チームのベンチは雰囲気が良くなったというのが現場を見守っていたKBO関係者の証言。
韓火(ハンファ)から派遣されたトレーナーのチョ・デヒョン氏は「裴英洙の躍動的な投球フォームに相手打者がたじろいでいるのをはっきりと感じた」と話した。3-2で逆転勝ちした背景には裴英洙もいたわけだ。
フェニックス=キム・ナムヒョン特派員
『スポーツ朝鮮』
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/11/20060311000015.htm