
▲
位置図白線・・・江戸の範囲(※)
水色線・・・当時の海岸線
黄色線・・・主要な街道(東海道,甲州街道,中山道,日光街道)
紫ハッチ・・・江戸城 内郭(本城,吹上曲輪,北の丸,西の丸下,大名小路曲輪,大手前曲輪)
緑ハッチ・・・江戸城 外郭(東側の町人地,西側の武家屋敷エリアに分かれる)

▲ A 愛宕山から見た江戸東方の風景 F. Beato 撮影 1864年 【クリックで拡大】
中央大きな長屋のある屋敷は越後長岡・牧野家の中屋敷。中央右手には浜御殿(現・浜離宮),
右端奥には品川の海や台場が見える。左端には江戸城が写っているらしい。

▲ B 日枝神社の丘から見た溜池,赤坂 明治中期
溜池は江戸城の外濠の一部。向う側の町並みは赤坂。中央左の四角錘の屋根は浄土寺か。

▲ C 市谷門橋から市ヶ谷を望む
橋は外郭・市谷見附の土橋。外堀にかかっている。
二階建ての民家の奥の台地上に見える建物は,尾張藩上屋敷。

▲ D 神田明神下の風景 1872-3年頃
神田明神の境内(現・明神会館のあたり)から台地下の町並みを望んだもの。

▲ E 日本橋小舟町周辺 1872年頃
左手が江戸橋,正面が荒布橋。この辺一体には大型の蔵が立ち並んでいた。
正面の川は西堀留川で,左から東流してくる川は日本橋川。

▲ F 柳橋 明治初期
神田川が隅田川に合流する地点。手前の橋が柳橋。
中央奥に両国橋が見える。向こう岸は本所・両国。

▲ G 下谷広小路
現在の上野広小路。火除け地であるため道幅が広い。奥の森は上野の山。
右の店は松坂屋。現在も同じ場所で百貨店として営業している。

▲ H 向島から浅草を望む 明治時代
手前の水路は北十間川で,中央の大きな川が隅田川。
右手の三階建て?の建物は著名な料亭・八百松。対岸に浅草寺の本堂や五重塔が見える。

▲ I 高輪付近の東海道 明治初年
品川の東海道で,江戸方向を望んだもの。右は海。
海中に作っている堤は線路。