最終更新: 2009/01/30 13:56

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福岡市飲酒ひき逃げ事故控訴審 死亡した3幼児の両親が意見陳述 あらためて厳罰求める

福岡市で2006年、3人の幼いきょうだいが死亡した飲酒ひき逃げ事故の控訴審が30日に開かれ、3人の両親が意見陳述し、あらためて厳罰を求めた。
この裁判は2006年8月、福岡市東区で、元福岡市職員・今林 大(ふとし)被告(24)が、飲酒運転で追突事故を起こし、幼いきょうだい3人を死亡させたとして、危険運転致死傷罪などに問われているもの。
1審の福岡地裁は、事故は脇見が原因だったとして、危険運転致死傷罪を適用せず、業務上過失致死傷などの罪で、懲役7年6カ月の判決を言い渡している。
30日に福岡高裁で開かれた控訴審では、亡くなった3人の両親の大上哲央さん夫妻が、意見陳述した。
両親は「卑劣にも逃げた行為は、殺人そのものだ。自己保身に走らず、自分の犯した罪と向き合ってほしい」と述べ、あらためて危険運転致死傷罪の適用を求めた。
大上夫妻は、30日午前の会見で「今回の自分の行為を反省しているとは、とても思えませんので、裁判所に対し、検察官の求刑通りの判決を求めました」と述べた。

(01/30 13:20 テレビ西日本)


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