『 ししゃ科も便09−01−07 』

「ししゃ科も研究所」代表 高尾征治

1.09.01.07「ししゃ科も研」ゼミ

日時:2001月07日(水)15:00−17:00

場所:ししゃ科も研究所(自宅)

811―4142 宗像市泉ヶ丘2-36-3

Tel&FAX.0940-35-5155 E-mail:d2y5yp@b ma.biglobe.ne.jp

 

テーマ:もしやゼロ点機能を司る菊理姫(くくりひめ)のお出ましか!?

―光岡八幡神社(宗像市)での波動共鳴写真から―

(世界平和道)松江いずみ(ししゃ科も研究所)高尾征治

 

宗像市の光岡に八幡神社がある。一般には余り知られていないひっそりと静まり返った神社だ。しかし、奥聖さんが美内すずえ監修『聖なる光』に収められた写真を撮影した類い希なエネルギースポットだ。

この度(20081210日)、松江いずみさん(世界平和道)のお誘いでそこに詣でる機会を得た。ところが、そこで松江いずみさんがデジカメで撮影した写真には光円錐とともに女性神の像らしきものが組み込まれた不思議写真があったので紹介しておく。

 以下は、光岡八幡神社に詣でるまでの経緯と不思議な波動共鳴写真の交信メールである。

1.光岡八幡神社に詣でるまでのシンクロ現象

@松江→高尾(2008.12.06)

「こんにちは。

今年の始めに、高尾先生から見せていただいた、美内すずえさん(ガラスの仮面作者)の支援で出版された不思議な写真集がありましたよね。

覚えていらっしゃいますか?もし手元にお持ちなら、お借りできないでしょうか?

先日、木許さんの事務所に伺った際、偶然坂田さんという方が、その本を持ってこられていて、その写真を撮った方をよくご存知らしく、その写真は本物だと言われていました。更に、その不思議写真が撮れる場所は決まっていて、宗像のとある神社ということを言われていました。

坂田さんは神社の名前は、失念されていたのですが、その時私がピンときたのが兵藤さん(ひふみセミナーで一番、最初に来られていた方)と一度フリーエネルギーの件で、お話しを聞きたいと言われ宗像のフォルクスで昼食がてら会ったのですが、その時に兵藤さんがフォルクスの店員さんに神社のある場所を聞かれて、たまたまその店員さんはその神社をご存知で、地図を書いてくれて、兵藤さんに渡していました。その後、兵藤さんは、一人でその神社に行かれたので、場所は分かりませんが、フォルクスのすぐ近くのようでした。一緒にと誘われたのですが、その時は、私は行く気がしなくて、それっきり気にも留めないでいました。

坂田さんが言われていた神社と兵藤さんが行った神社が同じかどうか分かりませんが、もし、同じであれば、その写真集を携えて、行ってみたい衝動に駆られています。

もしかしたら、高尾先生はその神社に行かれた事がありますか?あの写真集が高尾先生の手元に届いた経緯を教えていただけたら幸いです。そして、お手元に写真集があるならお貸しいただけないでしょうか?

それから、近々その神社にご一緒しませんか?」

A高尾→松江(2008.12.06)

「美内すずえ監修・奥聖撮影『聖なる光』、プロダクション ベルスタジオ(2007)ですね。手元にありますよ。

 撮影場所は、宗像市の光岡というところにある八幡神社ですね。

http://www.d-munahaku.com/search/dtl.jsp?cgid=1012&searchstr=&kid=32

 上記HPに掲載されている大楠の木の枝ぶりは写真集のものと一致していますので間違いないと思います。

 この写真集はボディバランスの福山さん経由で紹介があり購読したものです。添付ファイルのような記事を「ししゃ科も便07-11-27」に紹介しました。参考までにその記事のみ添付しておきます。 

その後、「ししゃ科も便」を読まれた知人の大阪の主婦の方から電話があり、あの写真集には撮れたそのままではなく人工的な脚色箇所があるということでした。しかし自然エネルギーが波動共鳴して撮れていることは間違いなさそうです。

 その時、福山さんから、「先生の住んでおられる近くなので一度お参りされたら」と薦められたことがあります。

 よい機会ですので一緒に行きましょう。写真集はその時お持ちします。

12月8日(月)は用事があるので、129,10,11日あたり如何でしょうか?」

「なぜ、今、松江さんから『聖なる光』なのか?

 実は、僕は、このメールを松江さんから受け取る前、「ししゃ科も便」用の原稿をまとめていました。以下のタイトルです。

「2.お薦めの一冊、来るべき地球と人類の「衣替え」(2011.12.21-2012.12.22)にどう備えたらよいか?ボーネル著『5次元へのシフト 新・光の12日間』、徳間書店、大野百合子訳(2008)― (サクセスアイ)新野恵・(ししゃ科も研究所)高尾征治」

 新野さんの紹介で購読しました。来るべき次元上昇(アセンション)への対処の仕方を啓蒙的にまとめた本です。「新・光の・・・」の光とはフォトンベルトのことですが、まさに「聖なる光」ですね。シンクロでしょうね。

 また、「世界平和道」が組織実体を作らず「志」だけの観念組織だという松江さんの精神と本の内容は一致していますね。

 一読する価値があると思います。僕は読み上げたので、今度お貸しします。」

B松江→高尾(2008.12.07)

「資料ありがとうございます。拝見しました。

高尾先生の以下の記述を読んで、びっくりしました。

「化合物にも十字模様のものがある。例えばオイル、アルコール類がそうだ。もしかしたら、それらが燃えやすいのも十字の化合物形状にその秘密があるのかも知れない。」

実は、昨日Sさんから電話があり、1617日に来福されるとの事で、廃プラ油化技術の進展具合など近況をお聞きし、電話を切った後、妙に不思議写真が撮れたと言われる宗像の神社が気になって、Sさんが来福された折に、時間が許せばお連れしようと考えていました。

何故、Sさん絡みで、その神社が気になるのかが私は分からなかったのですが高尾先生の添付資料の「燃えやすいのも十字の化合物形状」との記述に出会い、腑に落ちました。

廃プラ油化技術と見事にシンクロというか、まったくもって不思議な共鳴です。

高尾先生も福山さんからお参りされたら?との勧めに反応されず、私も兵藤さんが行く時に誘われたのに行かなかったという事は、参る時期と同伴者を八幡神社が選ばれたのだと私は解釈しました。

10日(水)の10時に高尾先生のご自宅までお迎えに上がります。

よろしくお願いします。」

「私は、「組織は腐る」という持論がありまして、今歴史書や政治的な著書を読み漁っているのですがやはり人間の営みは、今も昔も変わらず、人はいかに「組織」という呪縛に捉われて、愚かな争いを繰り返しているのかが分かり、私の持論を再確認している次第です。

大きな意味では、「国家」という概念も「組織」のひとつと言えるのかもしれません。 だから、私は「国民より国家が優先される」という主張には、断固異を唱えるのです。」

C高尾→松江(2008.12.07)

「今日は、寒いこともあり、つい朝寝坊してしまいました。

 なるほど。スゴいシンクロですね。見事につながりましたね。 

天に導かれていますよ、きっと。

 12月10日(水)10:00、了解しました。」 

2.光円錐と女性神を彷彿とさせる不思議な波動共鳴写真をめぐって

当日は、晴れ女との異名を持つ松江さんにふさわしい雲一つない快晴に恵まれた。松江さんの運転する車で乗り付けた。こぢんまりとした神社だった。しかし、そこに鎮座まします楠は一説には樹齢3000年とも言われ、それは見事な枝振りの大木だった。松江さんはデジカメ片手に気に入ったアングルでシャッターを押していた。二人とも境内の清々しいエネルギーに魅せられたのか、立ち去りがたく、後ろ髪を引かれる想いで神社を後にした。

 

 

 

帰宅後、まず、松江さんから自宅に電話が入り、写真@のように大きな目をした女性の顔が写った不思議な写真があるとの知らせが届いた。電話で説明を受けながらパソコンを開けたら松江さんの好きなピンク色基調の光円錐が取り込まれた波動共鳴写真が数多くあった。

@     松江→高尾(2008.12.10)

「帰宅後、早速本日撮った写真をパソコンで見ましたが、素晴らしい写真が撮れました。

光に溢れています。

特にお気に入りが、高尾先生が楠を見上げている先に光が見える写真(写真C参照)です。

グットショットだと思いませんか?

次回の高尾先生のご著書の表紙写真に推薦します。(笑)

逆光写真になっているものもあるので、そのイタズラでしょうが、なかなか面白い写真ですよね。

光岡八幡神社、非常に私は気に入りました。

来年のお正月に再拝ご一緒しませんか?

高尾先生がおっしゃる通り、光岡八幡神社がある岡は、光っているのです。そして古来

の人たちは、その光が見えていたのでしょう。」

 

写真@

 

写真A

 

A高尾→松江(2008.12.10) <写っている女性は菊理姫かも?>

「素晴らしい波動共鳴写真が撮れましたね。

流石、松江さん!ありがとうございます。

 電話の後、例の女性が写っている写真をみていたら、写っているのは菊理姫ではないかという想いが脳裏をよぎりました。というのは、上下の放射状の光が交錯するゼロ点から放射される光の延長戦上に像を結ぶように写っているからです

一応、菊理姫という仮説を立てておきましょう。」

B松江→高尾(2008.12.10

「なるほど、菊理姫ですか。

高尾先生や山田さんが、あまりにも菊理姫!菊理姫!と呼ばれるので出て来ていただけたのかもしれませんね。(笑)

いずれにしても、光を浴びることは、非常に気持ちの良いことですね。

高尾先生、世界平和道の前途は明るいですよ。

益々、日々感謝しながら、頑張りましょうね。

C高尾→松江(2008.12.10)

「今回の写真に写っている円盤付で上下の光がクロスする構図(3−4枚あり、写真@、A、B、C参照)は、細部はちがうけど、僕と松江さんが2008年7月29日の正午過ぎの偶然にも同じ時間帯に空を見上げたときに撮った写真(下記アドレス)の構図と基本的には一致していますね。

 http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/bin'8/bin08-08-13.htm

それらは星の生滅時のブラックホールの観測構造と相似象となっているので、クロスしているところはゼロ点と考えられますね。

ところで、不思議なのは、上記HPの1の記事内容が「何を意味する「一つ目三角形」構図は!?―真実を追求する目―」となっており、写真の女性の目が一つだけ写り込んでいるのとシンクロしているのだ。まるで、菊理姫が埋没神的な扱いを受けてきたことを暗示しているかのようだ。

D松江→高尾(2008.12.10)<女性神は大地と水を司る八幡神社の女性神か>

「今、高尾先生からお借りした「聖なる光」を熟読しているのですが、その中で、吉田敦彦さん(学習院大学名誉教授)が書かれている注釈で、光岡八幡神社で撮られた写真の多

くの現象は女神の象徴との事です。

もしかすると、一枚目(写真@参照)に写った女性は光岡八幡神社の「女神」かもしれません。

更に、「女神は大地の女神なのですが、同時に水の女神でもあるのです。」と続きます。

出ました!「水」ですよ。

参拝後、昼食中に私が平時は男性が統治しても良いが、今のような乱世は女性が統治しないとうまくいかない、と言った言葉はもしかすると、光岡八幡神社の女神が言わせた言葉かもしれませんね。

そして、私は常々、日本の愛国者を表明する右の方々に、どのようにしたら「国益」を超えた「地球益」を綺麗事と反論されず、心底気付いてもらう為には、いかに言葉を尽くす べきか悩んできましたが、それも奇しくも、本日参拝後にもたらされましたね。

まさしく、右の方々が常々言われている「国体護持」は「地球体護持」であることに気

付いてもらえば良いわけです。日本が世界(地球)の大本なのですから、今で言う日本の「国体」は古来に遡れば「地球体」な訳ですよね。

イヤー、本当に今日は、光岡八幡神社に呼ばれて参拝して、スッキリしました。素晴らしい写真だけでなく、確かなインスピレーションもいただきました。感謝です。」

E高尾→松江(2008.12.10) 

 2007年暮れの南方熊楠に関わる夢見が2008年暮れの波動共鳴写真と繋がった>

「なるほど!!

 これで2007年の暮れと2008年の暮れがつながりましたね。僕が南方熊楠絡みでみた夢見がそれ。

 まず、熊楠の「楠」と光岡八幡神社の「楠」でシンクロ。ゼロ点と思しき空間を両手で掻き分けて垣間見た大日如来の夢見。松江さんの波動共鳴写真の共通項は光円錐で、そのクロスポイントがゼロ点でシンクロ。

 そのゼロ点機能を司るのが菊理姫。

つぎに、その翌日に見た円錐状の器を回すと水が湧く夢見。ゼロ点経由で最初に物質化する

のが水(いよのさんによれば、それはSi に潜むH,O,)。

 僕が旅先の内モンゴルで三波春夫さんの「オーイ、船方さん」の替え歌、「オーイ、南方さん」でその夢見と松江いずみさんの「いずみ」をつないで「いずみわく わく いずみわく」と歌ったこと。

 まだ、あります。松江さんからご紹介頂いた竹田日恵著『後醍醐天皇』明窓社(2008)により、○にチョンの宇宙の根元のゼロ点へと到達できその第一段階で反重力と重力が陰陽的に分岐したことがわかったこと。

 これらすべてが光岡八幡宮の水の女性神につながりますね。

そして今回の光岡八幡宮への松江さんの尋常ではない思い入れ。

もしかしたら、松江さんは光岡八幡宮の女性神にご縁があるのかも。」

<大地と水を司る女性神なら菊理姫につながる>

「僕は、以前、菅田正昭さん(民俗学会会員)から菊理姫(くくりひめ)について以下の

写真B(人物は高尾)

写真C(人物は高尾)

 

ような見解をお伺いしたことがあります。結論から言えば、「菊理姫は水を掬(むす)ぶ神」

とあります。ゼロ点機能を司っているのでそのようにとらえることも可能ですね。

「江戸末期、幕府が編纂を企画して結局は出せずに終わった『新編武蔵風土記稿』『新編相模国風土記稿』等々を見ると、白山神社の鎮座地ではかなりの確率で「穢多村」があった。また、白山のシラヤマのシラは、たくぶすま(シラに係る枕詞)新羅を想起させるとこ

ろから、白山神社を貶めようとする連中がいることへの、修験道系の行者でもあった金井師の霊的なプロテストだったわけです。 徳間書店の『神々の黙示録』(1980)には、共著者として武田洋一(後の武田崇元)氏が登場してきますが、白山神界の重視はある人物を売り出す布石でもあったようです。この件、秘すべし、秘すべしちなみに、菊理媛は水を掬(むす)ぶ神です。まさに、水にご縁のある神様です。

http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/bin'8/bin08-07-16.htm

 菊理姫を祀る白山神社「穢多村」(部落)→埋没させる動きがあったとのことで、光岡八幡神社が類稀なエネルギースポットの割には世間に余り知られていないことや神社の日常的管理がしっかりしたものではないように見受けられたことと関係があるように感じますね。」

F松江→高尾(2008.12.11)

「昨日はお疲れ様でした。

また、色々なご見解をお示しいただきありがとうございました。

昨日は、ちょっとした興奮状態でしたね。

とっても有意義な体験でした。

素晴らしいインスピレーションを感受でき、感謝、感謝の一日でした。」

G高尾→松江(2008.12.11)

「いやー、全くその通り。なんという感動的な体験でしょうか!!

 今までは、他の方が撮られた写真を見せてもらい感心してばかりでした。

しかし、今回は松江さんのサポートを得て自ら動いての初の波動共鳴写真でした。それだけに歓びと感動はひとしおでした。

心から感謝申し上げます。」

あとがき<光岡八幡神社は菊理姫を祀る白山神社系か!?>

 ところで、去る2008年12月27日、山田専太さんと博多駅でお会いした折、光岡八幡神社での体験をお話したところ、天照大神の三女神を祀る現在の宗像大社はもともと光岡八幡神社に位置していたという。となると、ともに女性神との共通性がでてくる。

 また、以前、山田さんから「シンポジウム 甦るまぼろしの山岳寺院 首羅山(白山)遺跡」(2008.12.06、久山町)の関連資料を頂いていたことがある。それによると首羅山の上猪野村堺に伊弉諾尊、菊理姫 泉道守神の三坐を祀る白山権現社がある。八幡神社がある光岡はその尾根つたいにあり、一連の白山神社が鎮座する久原村とは目と鼻の先の位置関係となっている。しかも、白山神社の頂上付近にある石祠(江戸時代)は光岡八幡神社(写真)のものとよく似ている。であれば、写真の女性の菊理姫説に信憑性が増す。