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群大付属病院:小児科医引き揚げ 安楽岡・館林市長「両毛医療圏で協力」 /群馬

 ◇小児科医不足に対応

 館林市の安楽岡一雄市長は29日、館林厚生病院(宮城修病院長)の小児科常勤医2人を、群馬大医学部付属病院(石川治病院長)が3月末で引き揚げる方針を示した問題に関連し、今後は県境を超えた「両毛医療圏」で、互いに協力し合う体制を構築する方針を明らかにした。

 市によると、栃木県の足利、佐野両市は、足利赤十字病院(小松本悟病院長)と佐野厚生総合病院(丸山博病院長)との間で「輪番制」を導入。互いに患者を診察しており、小児科医不足を解消する一つの有効な手段になっているという。

 両毛医療圏の枠組みとしては、両毛6市に館林厚生病院▽総合太田病院(太田市)▽桐生厚生総合病院(桐生市)▽足利赤十字病院▽佐野厚生総合病院--などが中核病院としてあり、2月に開く両毛市長会で話し合う方向で検討している。

 安楽岡市長は記者会見で「どこの病院も現状は、医師が疲弊している状態。医師会とも連携し、互いに支えあう医療現場を構築したい」としている。【中野秀喜】

毎日新聞 2009年1月30日 地方版

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