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【東京】文京区 今年の目玉!子育て支援策拡充 成沢区長『良さ実感できるように』2009年1月30日
文京区は二十九日、新年度当初予算案と、本年度と二カ年にまたがる緊急雇用対策事業を発表した。新年度予算案では、子育て支援策や高齢者施策などを重点施策に掲げた。 子育て支援策の「ぶんきょう初孫講座」では、生後半年以内の初孫を持つ祖父母を対象に、出産直後の母親と乳児向けの料理、離乳食の調理実習を実施、子供への声のかけ方も学んでもらう。 また、家庭ごみの訪問収集の対象者を、要介護二以上から同一以上に拡大するとともに、妊婦や産後三カ月までの母親を抱える家庭も対象とする。 緊急雇用対策では、本年度と新年度で計約三億円を計上し、介護サービス事業所のインターンや、中学校の非常勤講師などを計約三百二十人を雇用する。 成沢広修区長は「厳しい時代だからこそ、住んで良かったと実感できる自治体を、住んでみたいと選んでもらえる自治体を目指す予算案編成とした」と述べた。 ◇ ◇ 区の一般会計当初予算案は約六百三十億円で、前年度当初比1・3%減となった。歳入では、特別区税は約七億九千万円と同2・8%増だが、特別区交付金は、法人税収の低下により、約十一億円と同7・1%減だった。 (越守丈太郎)
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