2009年1月29日 19時24分更新
総額2兆円規模の定額給付金が盛り込まれた国の第2次補正予算が成立したことなどを受けて、岡山市は29日、定額給付金を住民に円滑に支給できるようするため、対策委員会を設立しました。
岡山市役所で開かれた対策委員会の初会合には、岡山市の高谷市長や局長などの幹部、およそ20人が出席しました。
はじめに高谷市長が「市民に給付金を滞りなく配るための作業を関係部局が一丸となって進めていきたい」とあいさつしました。
このあと委員会は非公開で行われ、市の担当者から定額給付金についての概要が報告されました。
このなかで、定額給付金の対象者は岡山市内にはおよそ69万8000人いて、総額およそ105億7000万円が支給されることが示されたということです。
また、定額給付金の申請方法や給付方法について、市がどのように対応すればよいのか、意見が交わされたということです。
高谷市長は「今後、周辺の市や町に呼びかけて定額給付金の勉強会を開き、給付方法などを調整していきたい」と話しています。