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【静岡】磐田市立病院が救命救急センター指定へ 国申し入れを了承2009年1月30日 県救急医療対策協議会(会長・鈴木勝彦県医師会会長)は29日、2008年度会合を県庁で開き、磐田市立総合病院が中東遠地域の救命救急センターとして指定を受けるために、厚生労働省へ協議を申し入れることを了承した。 重篤な救急患者に対応する救命救急センターは、現在、浜松と静岡市内に各2病院、沼津と伊豆の国市内に各1病院が指定されている。厚労省の了承が得られれば、県が08年度内にも磐田市立総合病院を7番目のセンターとして指定する。 事務局によると、中東遠地域は、浜松市との間に天竜川があり、交通状況によっては、救急搬送に30分以上を要するケースもあることなどから、救命救急センター整備の必要性があるという。 この日の会合には、医師や薬剤師、病院、消防関係者ら委員16人が出席。委員からは、安易に時間外診療を受ける「コンビニ受診」が医師の激務に拍車を掛けているとの指摘があり、「県民への啓蒙(けいもう)活動をしてほしい」などの意見が上がった。 (佐野太郎)
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