福岡市西区の市立城原小学校(浜村寿治校長)で、男性教諭(46)が2年生の教室で授業中、私語をやめさせようとして投げたいすが男児(7)の顔に当たり、右眉付近を縫うけがをさせていたことがわかった。市教委は男性教諭の処分を検討するとともに「児童生徒一人ひとりを大切にする教育を徹底したい」としている。
同小によると、教務主任を務める教諭は23日午後2時40分ごろ、研修に出ていた担任の代わりに国語の授業をしていて、私語がうるさいと口頭で数回指導。私語をやめなかった教室後方の男児2人を注意しようと、近くにあった児童用のいすを2人の間に投げた。このいすが床で跳ねて2人の男児のうちの1人の顔に当たり、出血したという。
教諭は児童と保護者に謝罪した。浜村校長は「不適切な指導で、あるまじきことだった」と話しており、再発防止を指導したという。
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