ドヴォルザーク交響曲第９番（新世界より）第１楽章
（30dBに設定）静かな弦の序奏に始まり、継いでクラリネットやホルンの印象的な動機が現れ再び弦の旋律が戻る。と、突然、荒々しい低弦やティンパニ、クラリネットが躍動的に鳴り響き（70dB）、盛り上がった後一旦静まり、アレグロ・モルトの主部に入る。
全曲の統一感を出す役割を果たしている第1主題、そして第２主題が提示され展開部を経て、コーダに入り、強烈な総奏で楽章を閉じる。（70dB）
たいていの場合、曲はピアノ〜フォルテ、強弱の起伏を持って進行するが、普通何デシベルなどと確認している人は、まずいない。曲にも依るがピアニシモの時は緊張感を持って聞き入っているだろうし、フォルテシモの時は息をのむ様な、或いはワクワクする様な気持ちで聴いているだろう。第９の１楽章は１０分、全曲で４５分ぐらい。この間、強弱の起伏が有っても聴衆は音量を意識してはいない。ピアニシモでもフォルテシモでも関係なく曲想の中に導かれていきます。極めて、か細いピアニシモで始まる第９の弦の序奏は４５分後まで曲の中に存在し決して消滅してはいません。
人間が瞬時の音だけに支配されるとすれば時間芸術である音楽は存在できないでしょう。１時間でも２時間でも曲が閉じられるまで奏でられた音は持続して聴衆の中に存在します。人間の優れた能力の一つです。
一方この優れた能力が騒音の被害となると逆転し、人間の大きな欠点となります。人間を苦しめる騒音については叶うものなら瞬時に忘れてしまいたいものです。しかしそんな都合良くできてはいません。音を感覚的に捉える人間の脳は音楽でも騒音でも関係なく時間を超えて残存します。だから騒音の平均値等というものは単なる一つの目安に過ぎません。静かな時とうるさい時の平均をすると騒音も騒音でなくなってしまうことがあります。
例えば風車の場合は比較的平坦な工場騒音と違い、瞬時に変化する風量・気流の乱れなどに左右されますから短時間に音量も変化します。これは極めて重要なことです。強弱強弱の繰り返しが脳裏に残存し次に来る高いdBの音に繋がってきます。風車などの場合は平均値で推し量れるものではありません。何デシベルという数字が問題なのではなく騒音を受けている被害者がどう感じているかと言うことの方が遙かに重要なことです。風車の場合もしデシベルで全て判断されて騒音はありませんと言うことがあるとすれば、あまりにも人間の能力を知らない人や機関に依る扱いです。同じ種類の騒音が継続的に繰り返される場合、瞬時の音だけではなくて遡った音の心理的継続であり、騒音の最小値も平均値もその騒音の最大値で括られます。なぜなら短時間に繰り返される騒音は人間の受容能力では心理的に最小値は最大値に連携し最小値は最大値の一連の騒音として捉えられるからです。
図は周期的に繰り返される風車騒音測定グラフを簡略化した概念図です。
この場合ABDを騒音値として捉えることが出来ます。CはDに帰属し、経過項は合わせて２倍となります。
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おはようございます。
訪問履歴より来ました。
足跡です。
夏は鮎釣りでオフシーズンはごった煮のブログです。
時間が有りましたらお越し下さい。
さて、
発電用の風車ですか ？？
風切り音の騒音が強い ？？
2009/1/15(木) 午前 10:35
訪問有り難うございます。
風車による騒音・低周波音の??は現地に１年間滞在すれば??は解決します。風車の音は３６５日うるさい訳ではないので、静かな時に風車を見学しても、風車の騒音は理解できません。問題なのは静かな時ではなく、騒音の異常な時なのです。幾度か風車を見学したことのある人から聞く言葉ですが「風車の音は静かだよ、あの程度の音だったらなんの問題もない。何をそんなに騒いでいるのか」と。確かに私もそう思います。風車は静かです。しかし問題は静かな時の風車に付いてではありません。風車のうるさい時が問題なのです。
観光客や見学者には理解てきません。私達の問題にしているのは静かな時の風車ではなく、うるさい時の風車です。１年間現地で暮らしてみれば風車の騒音を理解できます。 しかし運が良ければ滞在したその日に風車騒音に巡り会うことが出来ます。
2009/1/15(木) 午後 0:04 [ izu*ta*aw*2007 ]
上記の意見に私も付け足したい。風車は夜間も運転します。夜になると強い風が吹くのがこの辺りの風のふき方です。眠りを妨げられるのは拷問になります。また昼夜を問わず風車にとって良い風の日は、別荘地の広い範囲でゴーという地鳴りのような不気味な音がします。そんな日は耳の鼓膜が鈍く痛くなります。誰が考えても人家に近すぎる風車です。
2009/1/17(土) 午後 2:49 [ tfg*j5*2 ]
風の強い時は暗騒音レベルも高くなりますけど、そういうもとからあった音と風車の音を区別して議論してますか？そうでないと単なる言いがかりだと思われますよ。鼓膜が痛くなるほどの音というとジェットエンジンの横で聞こえるような音のレベルですよね。風車からそんな音が出るわけないというのが技術者だけでなく、プロではない一般の市民の感覚なんですけど。
2009/1/18(日) 午後 4:21 [ 低周波音 ]
いきなり批判ですか、もう少し冷静に物事を判断して下さい。
�＾伝�音は当然のこと、そんな常識的なことを持ち出して批判しないように。また誰が何に対して議論する必要があるのでしょうか?言葉の間違いは無駄な書き込みに終わります。私達は議論して言葉遊びをしていません。被害を受けているのです。言いがかり等という言葉は被害を受けている弱者をさらに攻撃するのですか?被害の実体を把握する前に口にする言葉ではありません。よく調べてからにして下さい。
�⊃祐屬砲聾朕雄垢�あります。その事を抜きにして語る事は無意味です。エンジンの話に飛躍する必要は全くない。耳が痛いイコールエンジンの音では短絡的すぎます。貴方の浅はかな見識で傷口を開くような形での被害者攻撃は止めて下さい。まともな議論だったら何時でも受けて立ちますよ。
�０貳未箸浪燭鮖悗靴討い襪里�?また、それが被害者の救済とどう結びつくのか? 一般に如何なる価値や基準を求めようと言うのか?抽象的でなく、貴方がもっと自分を前面に出して語って下さい。
尚、ご返事がない場合は数日の後、削除させて頂きます。
2009/1/18(日) 午後 11:13 [ izu*ta*aw*2007 ]
低周波音様私は風車の近くに住む一般人です。私は確かに耳が弱いのです。私の他にも耳の弱い方が居て、その方と試験運転のときに、「今日は痛いわね」「耳が痛いから見に行ったら回っていたわ」という会話をしていました。耳の弱い人は耳に、心臓の弱い人は心臓に、血圧の不安定な人は血圧に・・人それぞれです。風や波の音と地面から、大型扇風機の前に居るような不気味な機械音を区別していますか？（もともとあった音と区別しているか？）とはどういうことですか？風の強い日は、木々のこすれるものすごい音がします。その音は心地よく聞けるのが山に住む人です。
2009/1/20(火) 午後 7:24 [ tfg*j5*2 ]
お気に召さない書き込みは容赦なく削除ですか。
困ったものです。まさに強者の論理と同じですね。
登録制のサイトに移行したらいかがでしょうか？
2009/1/30(金) 午前 0:10 [ 低周波音 ]
� 嵌鏗下圈廚函峅坦下圈廚箸�行う議論です。「被害者は弱者なので一方的に主張するのが当然」という論理なのであれば忘れてください。論理的・科学的でデータで裏付けされたものでないと言いがかりとの区別はつかなくなります。なぜそうしないのか不思議です。
�◆崋�が痛い」が比喩なのか（例えば「小言を言われて耳が痛い」），生理学的な痛みなのかで違います。私の浅はかな見識でも，騒音の専門家でも，生理学的な痛みを感じるのであれば130dB以上の音だろうと推測します。しかし音源のパワーが104dBということであれば生理学的な痛みを感じるとは考えられません。
個人差があることについては議論の余地がありませんが，そのようなばらつきには限度があります。そもそも，音圧が低い音でも聞くことができる能力がある住民が多数いるという話ではなく，誰でもが感じることができるようなレベルの騒音が発せられているという話ではないのですか？
2009/1/30(金) 午前 0:51 [ 低周波音 ]
��「一般」とはいわゆる世間であり，社会全体です。「伊豆の別荘地の住民が騒いでいるだけの問題」に小さくまとまるのではなく，もっと広く味方を作りたいのではないのですか？社会がこの「問題」をどう捉えるのかは，「被害」を語るだけではなくその根拠となるデータを示すことに左右されると考えます。
正直なところ，犯罪行為に及ぶことすら匂わせるような意見が存在することを公の場であるブログで書くなど，運動が先鋭化するとそれに反発する人もネット上には存在するのではないかと危惧します。
2009/1/30(金) 午前 0:52 [ 低周波音 ]