福岡中1生自殺問題 担任の体罰に悩み、母親に「死にたい」と話していたことが判明
福岡市で1月19日、男子中学生が飛び降り自殺した問題で、この生徒が担任の体罰に悩み、母親に「死にたい」などと話していたことがわかった。
福岡市立内浜中学校の薄 公治校長は「『死にたい』と言っているという内容については、電話が入ってきましたので、お母さんに、そして本人に謝罪をしています」と語った。
この問題は1月19日、福岡市西区の中学1年の男子生徒(13)が、登校途中に自宅近くのマンションから飛び降り自殺したもの。
学校によると、この生徒は2008年6月、同じ剣道部に所属する男子生徒とのトラブルをめぐって、部の顧問でもある担任の男性教師から指導を受けた。
この際、担任が頭をげんこつでたたくなどの体罰を加えたため、生徒は母親に「死にたい」などと訴えていた。
担任の体罰は、そのあとも続いていたということで、学校は自殺と体罰の因果関係について、行き過ぎた指導があったかもしれないとしている。
(01/29 13:21 テレビ西日本)