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<奈良>漢検協会が6億7000万円の豪邸購入 |
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(1/29 19:48)  |
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財団法人「日本漢字能力検定協会」が5年半前に京都市内にある豪邸を、およそ6億7000万円で購入していたことがわかりました。
京都市に本部を置く「日本漢字能力検定協会」は2003年7月、南禅寺近くの住宅地でおよそ4000平方メートルの土地と1300平方メートルの建物を、およそ6億7000万円で購入していました。近所の人は、「無人かは知らないけど、人が住んでいる様子は(なかった)」「(資料館としては)今初めて聞いた」と話しました。住宅から資料館への用途変更もされておらず、なぜ閑静な住宅街の豪邸を購入し、そのままにしているのか、文部科学省は、「協会の事業と関連があるかどうか、使用実態を調査したい」としています。また2004年には協会が、嵐山ちかくにある天龍寺の墓園に「日本漢字能力検定協会」と刻んだ石碑を350万円掛けて建てていたこともわかりました。協会は必要以上の利益をあげてはいけない公益法人ですが、先週には、2003年度からの5年間でおよそ20億円の利益をあげていたことも発覚。さらに協会の理事長が代表を務める会社に広報・広告業務を委託するなど不明瞭な資金の使い方が問題視されています。大久保理事長は、「そんなことない。私は公明正大にやっているから」と、また、公明正大に、報告していなかっただけかとの質問には、「もうよろしい。そういう質問であれば」と答え、私的流用はなかったかの問いには無言でした。文部科学省は財団法人の活動として適切かどうか、来月上旬にも立ち入り検査に入ることを決めています。
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