振込手数料が3860万円 都職員の第2口座給与の受け取り口座を2つ指定できる東京都職員の第2口座へ、都が振り込む手数料が全体で年間推計3860万円に上ることが27日、「行革110番」の後藤雄一都議の情報公開請求で分かった。 第2口座は職員の希望で開設でき、給与の一部が振り込まれる。ローンや学費の支払い用のほか小遣い用にすることなどが理由という。後藤都議は「第2口座への振り込みは便宜供与。手数料は都ではなく職員が負担すべきだ」と批判している。 開示資料によると、16万人を超える都職員の第2口座は約10万5000口座。都の指定金融機関で振込手数料が無料となるみずほ銀行を除くと、約8万5700口座で手数料が支払われていた。 都議によると、手数料は1件30円。給与や賞与の振り込みを年15回として計算すると、約3860万円になった。
【共同通信】
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