香港から成田空港に到着の台湾人の男、新型インフルエンザ発症疑われ空港職員ら一時隔離
1月22日、香港から成田空港に到着した台湾人の男が、新型インフルエンザの発症を疑われ、立ち会った空港の職員らが一時隔離される騒ぎがあったことがわかった。
関係者によると、1月22日、香港から成田空港に到着した台湾人の男は、空港第2ターミナルビルの税関検査場内で突然倒れ、昏睡(こんすい)状態に陥った。
男は高熱があり、空港内のクリニックでインフルエンザの簡易検査を行ったところ、陽性反応が出たという。
男には、けいれんなどの特異な症状があったため、クリニックは、新型インフルエンザの可能性も考えられるとして、関係機関に通報、男に近づいた東京税関や入国管理局の職員らは一時隔離され、男が接触した場所を消毒するなどの騒ぎとなった。
しかし精密検査の結果、男は陰性で、覚せい剤入りの袋を大量に飲み込んだことによる中毒症状だったことがわかった。
男は、現在も入院していて、意識不明だという。
(01/29 11:47)