2008年の飲酒運転による交通死亡事故、2007年に比べ3割減少 1990年以上で最低
2008年の飲酒運転による交通死亡事故が、2007年に比べて3割も減少し、1990年以降で最も少なかったことがわかった。
警察庁によると、2008年の飲酒運転による死亡事故は、2007年より29.1%少ない305件で、統計が残っている1990年以降、最も少なかったという。
年間の死者数は5,155人と、8年連続で減少しているが、年齢層別に見ると、65歳以上の高齢者の占める割合がほぼ半数と、依然高い水準になっている。
警察庁は「飲酒運転の厳罰化や、後部座席のシートベルト着用義務化の効果は表れているものの、高齢者の犠牲者を減らすために、さらに対策を進めていく必要がある」としている。
(01/29 13:08)