「おしゃべりをやめなかった」。福岡市の小学校で男性教諭が2年生の男子児童にイスを投げつけ、けがをさせていたことが分かりました。
男子児童にけがをさせたのは、福岡市西区の城原小学校で教務主任を務める46歳の男性教諭です。
福岡市教育委員会によると、この教諭は今月23日、出張していた担任の代わりに2年生のクラスの授業を担当しました。その際、後ろの席に座っていた2人の児童がおしゃべりをやめなかったため、教室の一番前からイスを投げつけたということです。
イスは床でバウンドした後、男子児童の顔に当たり、児童は左目の上を切って病院で数針縫いました。
福岡市教委は「不適切な指導だ」として、この男性教諭に口頭で注意し、処分についても検討することにしています。(29日17:57)