三田市民病院は2月2日、母乳のトラブルや悩みに対応する「母乳外来」を開設する。助産師が、母乳育児についての相談や乳房のマッサージなどを行う。同病院によると、阪神間の公立病院で母乳専門外来は、芦屋病院に次いで2カ所目。
同病院には保健指導室があり、出産した母親が安心して母乳で育児ができるよう支援してきた。乳幼児の定期健診でも、母乳の出具合やお乳をやめる時期など母乳を巡る相談は多く、こうした母親の悩みにじっくりと耳を傾け母乳量の測定や乳房のマッサージなども行える専門外来の開設を決めた。
完全予約制で、平日の午前10時から午後3時に助産師が対応する。1回約1時間で指導料は3000円(保険適用外)。予約は平日の午前9時から午後4時、同病院(079・565・8000)。【粟飯原浩】
〔阪神版〕
毎日新聞 2009年1月29日 地方版