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米国発健康ジャーナル


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Health Highlights


ヘルペス感染を防ぐ局所用クリームを開発


 ヘルペスウイルスの感染に重要な役割をもつ遺伝子を無効にする、局所治療薬(クリーム)が米国の研究グループにより開発された。

 世界保健機関(WHO)によると、性行為により伝播(でんぱ)する単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)には、世界で5億3,600万人が感染しているという。女性は男性よりもHSV-2の感染率が高く、分娩時には母体から新生児へ容易に感染する。乳児のHSV-2感染を放置すると、脳損傷や死亡に至ることもある。成人ではHSV-2感染が生命にかかわることはないが、HIVなどのほかのウイルスに感染しやすくなる。

 今回の治療は、RNA干渉(RNA interference : RNAi、※編集部注=細胞に二本鎖RNAを導入した場合、それと同じ配列をもつ遺伝子の発現を抑制する現象)のメカニズムを利用して、ウイルスの複製を阻害すると同時に、宿主細胞がウイルスを取り込むのを阻害するという2つの方法でウイルスを撃退するもの。

 マウスの研究では、ヘルペスウイルスに曝露する1週間前から数時間後までの使用で有効性が認められた。「知る限りでは炎症や自己免疫反応などの副作用はなかった」と、著者の1人である米ハーバード大学(ボストン)医学部教授のJudy Lieberman氏は述べている。この治療により正常な細胞機能が妨げられることもなかったという。この研究は医学誌「Cell Host & Microbe(細胞宿主と微生物)」1月22日号に掲載された。

 「長い間、ウイルスの伝播を防ぐ局所薬の開発が試みられてきたが、大きな障壁の1つに(性交直前に使用するという)コンプライアンス(治療遵守)の問題があった。われわれが開発した薬剤の魅力は、性行為によるウイルス曝露の1週間前に塗布しても、組織内の感染しにくい状態が維持されることである」とLieberman氏は述べている。今回の結果がヒトでも再現できれば、感染予防に強力な効果を発揮する可能性があるという。

原文

[2009年1月21日/HealthDay News]

Copyright (c)2009 ScoutNews, LLC. All rights reserved.



ヘルペス感染を防ぐ局所用クリームを開発
経済不況時に費用をかけずに健康を維持し、癌(がん)を防ぐ方法
FDAが皮膚局所麻酔薬の危険性を警告
テレビゲームがトラウマ体験のフラッシュバックを軽減
金ナノ粒子で複数の薬剤送達のコントロールが可能に
ED治療薬と有害な相互作用を起こす56種類の物質
ナプラパシーが疼痛管理に有効
スーパーコンピューターで疾患の分子マニュアルを作製−治療法開発への貢献に期待
HIVは正常な女性性器の皮膚を短時間で通り抜ける
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米クリーブランド・クリニックが医師と企業の提携関係を開示
妊娠初期の葉酸摂取が乳児の呼吸器疾患を増大
深部静脈血栓症の治療に超音波の併用が有効
脳内の分子スイッチで喫煙欲求が抑えられる
腫瘍細胞への燃料供給を絶つ新しい治療法
抗生物質の長期使用は腸内の有益な細菌に悪影響
新大統領でもアレルギーに無縁のイヌは見つけられない
肥満児の動脈は中年並みに老化している
接触性皮膚炎の原因はさまざま
女性の手のひらは多様な細菌でいっぱい
ワインに重金属汚染の可能性
乳癌(がん)治療中のほてりや寝汗はよい徴候
大けがの後には性機能障害に陥りやすい
FDAがうつ病治療用の磁気装置を認可
耐性菌にも効く新しい抗生物質
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ICタグで検体の取り違えミスが激減
抗肥満薬がウイルス感染抑制に有効
「人工鼻」の実現に手がかり
無症候性の頸動脈狭窄症には手術は不要
高齢者の発声障害は見過ごされている
増える小児の腎結石
生活習慣の改善で細胞の老化を制御
音楽療法が重病患者の健康状態を改善
狂牛病のウシを尿検査で特定
処方薬の消費者向け直接広告の効果は小さい
男性の結婚生活への向き不向きを決める遺伝子
正常細胞が癌(がん)の悪性度を決める
肥満の人は脂肪細胞が異常
カルシウム味も味覚の一つに
科学の力で髪形の悩みを解消
日本国内開発の抗癌(がん)薬併用による新しい肺癌(がん)治療に有望性
アスリートの勝利と敗北の身体的表現は万国共通のもの
体の外部を切らずに子宮を通して胆嚢(のう)を摘出する新技術
疾患特異性の幹細胞株を作製
睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大
癌(がん)転移のメカニズムに新たな手掛かり
癌(がん)研究所長が教職員に携帯電話の使用制限を警告
ハイブリッドカーは視覚障害者にとって脅威
成人の病態とは異なる小児脳卒中の新しいガイドラインを発行
乳房自己検査は乳癌(がん)死亡率の低下にはつながらない
若い乳癌(がん)患者の悪性度が高いのは遺伝子活性が原因
高齢でも性生活を楽しむ人が急増
「使わないとだめになる」のは勃起不全でも同じ
体外受精の成否を予測する新しい方法
DNA修復能の不備が非喫煙者の肺癌(がん)リスクを高める
ゲノムは一生のうちで変化する
高周波焼灼(しょうしゃく)法が肺癌(がん)治療にも有望
同性愛者の男性と異性愛者の女性の脳は類似
原発腫瘍が転移癌(がん)細胞の成長を促進
健全な睡眠は健康な老後につながる
米国人の多くは経済的ストレスを抱えている
減塩食はかえって心臓に悪い
1日1杯のワインは肝臓によい効果
低テストステロンの男性は治療を受けていない
利用者が病院を比較するのに役立つウェブサイト
薬の効かない勃起不全が遺伝子治療により改善
簡便な血液検査で乳癌(がん)の治療効果を評価
"デザイナーベビー"への懸念高まる
男性骨粗鬆(しょう)症のスクリーニングの新ガイドライン
グレープフルーツに含まれる物質がC型肝炎を抑制
高齢者の居眠りに睡眠障害が関連
樹木の多い地区では小児の喘息が少ない
身近な具体例の利用は数学学習の助けにならない
鼻手術で睡眠時無呼吸患者のQOLが大きく改善
メタボリックシンドロームの原因は肥満でなく過食
鳥インフルエンザ抗体のライブラリーを作製
ウェブ上の自殺情報を阻止するのは困難
吸入インスリン利用者で肺癌(がん)が増大
妊娠中の肥満は経済的にも大きな負担に
標準体重で体脂肪率が高い"隠れ肥満"
iPodは心臓ペースメーカーに影響しない
審査期限に合わせて認可された薬剤は問題が生じやすい
葉酸不足が精子の損傷をもたらす
静脈瘤治療用の新しい泡状製剤
米国で清涼飲料などによる酸蝕歯(さんしょくし)が増大
さまざまな薬剤を含有する米国の飲用水
腸内常在菌が腎結石の再発率を減らす
作業メモリー不足が児童の学業不振の原因に
ボトックスは標的部位以外にも浸出する
レーザーを利用して呼気から疾患を検出
マンモグラムが脳卒中リスクを示唆
Dカップブラの女性は糖尿病リスクが高い
ヤモリの足を真似た外科用粘着テープ
iPS細胞は癌(がん)を引き起こさない
脳蛋白(たんぱく)の欠損が「レインマン」現象に関与か
若手研修医のうつ状態が投薬ミスにつながる
GPS装置で末梢動脈疾患の重症度を評価
禁煙補助薬により自殺リスクが増大
メラノーマは独特の外観で発見できる
恐竜にも「10代の妊娠」はあった
軽度の脚のけがでも血栓リスクが増大
幹細胞に"郵便番号"を付記して必要な場所へ誘導
乳癌(がん)を唾液で検出
認知症診断後の平均余命は5年未満
指の長さで膝(ひざ)変形性関節症のリスクがわかる
レーシックによる視力矯正は長期的にも有効
Wiiのスポーツゲームでは肥満防止は期待できず
医師も信じる医学的俗説
閉経は進化の過程で獲得したヒト特有のもの
代謝性疾患児に非親族間の臍帯(さいたい)血移植が有効
数字の記憶はチンパンジーがヒトを上回る
癌(がん)細胞は正常細胞よりも柔らかい
インフルエンザ予防には薬よりも手洗いやマスクが有効
特殊なMRIで受動喫煙による肺損傷が明らかに
"高齢者は運動をしないもの"という考えは単なる思い込み
蛋白(たんぱく)尿は冠動脈疾患患者のイベントリスク高める
風邪ウイルスの変異により米国で10人が死亡
気道の防御蛋白(たんぱく)が喘息の重症度の指標に
「偽りの記憶」はなぜ作られるのか
「エンプティカロリー」食が心疾患の前駆症状に直接関連
ストレスで皮膚の抗菌能が弱まる
経口抗癌(がん)薬で日本人の胃癌生存率が改善
医療コストは増大しても肺癌(がん)の生存率は横ばい
独身者やガムをかむ人は肥満になりにくい
喘息の症状を緩和する新薬
心臓発作予防にアスピリンが有効なのは男性だけ
ランニングシューズの価格と品質は無関係
日本の12〜13歳児の10人に1人がうつ病
MRI造影剤が致死性腎疾患のリスクを高める
子どもの細胞が母親を乳癌(がん)から守る
疑似鍼(はり)治療でも腰痛に効果
吐息で糖尿病患者の血糖値を測定
遺伝子チップの利用で癌(がん)の治療成績が向上
英国の病院で医師の白衣やネクタイを禁止
痛みのない歯科治療が実現に近づく
3D顔スキャンで遺伝子疾患を診断
今も昔も「女は容姿、男は財産」
遺伝子損傷から肺癌(がん)をスクリーニング
脳卒中後のスタチン中止で死亡リスク倍増
脳細胞の障害が2型糖尿病に関連
太るのはウイルスのせい?
オンラインゲームが伝染病の拡大予測に有用
埋込み型望遠鏡が加齢性黄斑変性症に有効
イタリアの町で減量した住民に報奨金
ADHDは実在する疾患
農場で過ごすことが小児の炎症性腸疾患の予防に
100歳以上でも股関節置換術の検討を
COPDの罹患に男女差
飲酒量の多い人はオメガ-3脂肪酸摂取が不足
書痙(しょけい)患者に脳の構造異常
「プラセボ効果」のメカニズムが明らかに
癌(がん)と正常組織の境界を見分ける「塗料」を開発
血液中の蛋白(たんぱく)が内臓脂肪の指標に
冷水浴は筋肉疲労回復に効果なし
代替療法を利用する女性は妊娠率が低い
食品アレルギーの鍵となる分子を特定
飲食店従業員にも受動喫煙の害
抗うつ薬使用による胎児への影響はほとんど認めず
米国人男性の多くが15人以上との性経験あり
大規模な乳癌(がん)研究が中止される
週末の朝寝坊は子どもの成績に悪影響
減量薬の承認をFDA諮問委員会が否決
ダイエットには低脂肪・高水分食が効果的
新薬治験で片頭痛治療に有望な結果
ウエイトトレーニングで筋肉が若返る
チョコレートなどに含まれる物質に記憶力向上効果
多量のコーヒー摂取が痛風の予防に
中国製練り歯磨きの有毒物質をFDAが検査
「ウォーク&ワーク」デスクで肥満を解消
高血圧への全世界的な対策が必要
プラスチックから人工血液を製造
癌(がん)細胞に薬剤を直接送達する新技術
糖尿病の男性は精子が損傷されやすい
「狂牛病」ワクチンがマウスで有効性示す
過敏性腸症候群にまつわる誤解
不健康な若者は心臓の血管を痛めつけている
膣を通しての胆嚢摘出術に成功
癌(がん)ワクチンの有望性を裏付ける研究が多数報告
ダイエットをした人の多くがリバウンド現象
コーヒーやたばこ好きはパーキンソン病リスクが低い
太極拳で高齢者の免疫能が向上
先天性欠損に関わる遺伝子変異を特定
妊娠中の牛肉摂取が男児の生殖能力に影響
「準一卵性」双生児が報告される
培養細胞からエナメル質を再生
細胞の「指紋」により感染症を特定
心臓発作患者には人工呼吸をしないほうがよい
学生の飲酒を減らすオンラインツール
パートナーのいびきで2年分の睡眠が奪われる
歯磨きがてんかん発作の引き金になったケース
肺癌(がん)を検知する呼気検査を開発中
生乳による健康リスク
血圧値から心房細動リスクを予測
難聴が次世代の大きな問題に
HIV膣感染での最初の標的が明らかに
抜け毛治療レーザー機器をFDAが承認
ナイアシンの阻害が老化防止につながる
ヒトの皮膚に数百種の細菌
性器脱に経膣分娩時の筋肉損傷が関連
根底に基礎疾患−米国での勃起不全患者は1,800万人以上
早期肺がんを検出する喀痰(かくたん)検査
健康な女性、高齢男性はスタチン使用を避けるべき
テレビゲームを止められない理由
寄生虫感染で多発性硬化症が軽減
米国で初めてのイヌ用肥満薬が認可
頭痛もちの女性はうつ病になりやすい
悪夢と自殺未遂に関連性
血中尿酸値で認知症を予測
オリーブ油が発癌(がん)物質から体を守る
外科医にはハンサムが多い




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 「アメリカ健康最前線」は日本経済新聞社が取材・編集した情報ではなく、
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