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ソマリア派遣:民主は賛否明確にせず

 政府が東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上警備行動発令による海上自衛隊の護衛艦派遣の準備指示を出したのに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は28日、「なぜ、本来は海上保安庁がやるべき仕事を海上自衛隊が行うのか、明日の代表質問で政府に聞かなければならない」と記者団に述べた。鳩山氏は社民、国民新両党の幹事長と統一見解をまとめる考えを示しており、発言には両党への配慮がにじんだ。

 ソマリア沖の海賊対策について民主党の方針は定まっていない。次期衆院選に向けて共闘関係を強めている社民、国民新両党が「反対」を表明しているからだ。民主党内には自衛隊派遣への積極論も強く、直嶋正行政調会長は28日の記者会見で「なぜ一義的に出すべき海保ではなく海上自衛隊か、という納得のいく説明がない」と述べるにとどめた。【白戸圭一】

毎日新聞 2009年1月28日 21時42分

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