■特定商取引法に基づく処分
▽オリエンタルマザーズ(東京都)
海外商品先物オプション取引業 13日、経済産業省が9カ月間の業務停止を命令。消費者を勧誘する際、「このオプション取引は絶対にもうかります」「100万円で取引すれば、少なく見積もっても毎月1万円の配当がつきます」「元本割れは絶対ありません」などと、必ず利益がでるような説明を行った。「年金生活でやっと食べていくだけでできません」などと契約を断った人にも再度勧誘していた。
▽リグロックス、ベルフエム(いずれも東京都)
化粧品販売業 14日、東京都が3カ月の業務停止を命令。東京の銀座や新宿の路上で、主に若い女性をターゲットに、「肌のサンプルを集めているので無料で肌の状態をみさせてもらえませんか」などと声をかけ、雑居ビルなどで長時間にわたって化粧品を購入するように勧誘した。「肌が病気の状態。治せますが、治るまでには2年かかります」などと事実と異なる説明を行った。両社は、契約締結や商品の提供などを共同で行っていた。
毎日新聞 2009年1月29日 東京朝刊