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対馬を征伐、崔潤徳将軍がドキュメンタリーに /昌原

 朝鮮王朝の世宗代に対馬を征伐した慶尚南道昌原出身の崔潤徳(チェ・ユンドク)将軍(1376-1445)が、ドキュメンタリー番組で復活する。

 昌原市が28日に発表したところによると、同市は崔将軍の業績を史実に基づき客観的に描写したドキュメンタリー番組『よみがえった民族の英雄・崔潤徳将相(将軍+宰相)に会う』の制作を完了し、29日に市庁会議室で試写会を行うという。

 50分のドキュメンタリー番組は、姜性文(カン・ソンムン)陸軍士官学校名誉教授など専門家の証言や史料などを土台とし、故郷の昌原市北面にある崔潤徳将軍の廟をはじめ、生家の跡、昌原の家、竜池公園の神道碑、ソウルの宗廟、日本の対馬などで撮影が行われた。

 昌原市は来月、地上波でこのドキュメンタリー番組を放送する計画だ。

 またドキュメンタリー番組の制作に続き、昌原市は今年下半期に昌原市庁付近に崔将軍の銅像を建立する。銅像は10メートルの台座を含め高さ15メートル、馬に乗り矢を射る姿で製作される。

 崔将軍は1419年(世宗元年)、議政府賛参で三軍都統使となり、李従茂(イ・ジョンム)らと共に対馬を征伐するなど赫々(かくかく)たる戦果を挙げ、1435年に左議政に昇任された。

カン・インボム記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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