現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. ガザ侵攻
  5. 記事

イスラエル、停戦後初の死者 兵士に攻撃で ガザ

2009年1月27日23時10分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 【ガザ市(パレスチナ自治区ガザ地区)=井上道夫】パレスチナ自治区ガザ中部とイスラエルの境界付近で27日、ガザの武装集団による攻撃があり、パトロール中のイスラエル兵1人が死亡、3人が負傷した。18日の「停戦」以降、イスラエル側に死者が出たのは初めて。

 ロイター通信によると、イスラエルのバラク国防相は「重大で容認できない事件であり、我々は報復する」と述べた。また人道支援物資をガザに搬入している境界検問所をすべて閉鎖した。

 イスラエル軍は、同国側の境界で爆弾が爆発したと発表。一方、ガザのメディアは、ガザ側からイスラエル兵を狙った携行用ロケット弾が発射されたと伝えている。イスラム過激派ハマスの軍事部門など、ガザで活動する武装勢力から攻撃を認める声明は出ていない。イスラエル軍はガザ中部を砲撃し、農民1人が死亡。ガザ南部では空爆もし、数人が負傷した。

 イスラエル軍報道官によると、「停戦」した後も、断続的にイスラエル領に迫撃砲が撃ち込まれている。同軍も発射拠点周辺を限定的に攻撃しているが、今回の衝突は最大規模。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内