ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

政局

2007-07-31 11:47:53 | Weblog
 画はFrancisco de Goya(1746 -1828)

 「Picador_Caught_by_the_Bull」です。


 さて、政局について

 ◆二階堂.COM

 http://www.nikaidou.com/2007/07/post_378.html より

 安倍は続投するといっているけど・・・


 選対本部にずっと詰めていてようやく帰ってきた。もう自民党内はお通夜のような状態だった。いやはやまいりました。ちなみに私は丸川珠代と自民党に投票しましたが、このような結果になり残念です。実はマスコミ全社の選挙予測を持っていたのでいろいろ選挙予測できたわけですが、当選しないと思われていた丸山弁護士と義家が当選、川口順子がダメだと思っていたら当選、まさかの保坂三蔵落選、というわけで、予想をはずしまくりました。反省しております。でも、当選したのがあんなのばっかりじゃぁ・・・質は下がる一方です。

 自民党は、逃げ足の速い中川秀直はすでに幹事長辞任表明、青木参院会長も辞任表明、と、雪崩のように安倍から人が遠ざかって行きます。石川県も負けたので、森は逃げるでしょう・・・おっと、そもそも8月1日からタイに逃亡でしたね。明日から外遊の麻生も、外遊後辞任するのは必至。もうどうでもいい赤城とか、行くところも人望もない塩崎官房長官などのどうでもいいメンツはともかく、他は沈む船から逃げ出すでしょう。いくら安倍が続投宣言しても、内閣が崩壊したら辞めざるを得ないのではないでしょうか。ヤケクソ内閣をまた作るのであれば、民間から私を国家公安委員長として登用してください。たぶんうまい事やると思います(笑)。

 冗談はともかく、清和会支配もこれで終わりです。次の総理は福田、という話もありましたが、これではちょっときつい。

 ただ、今回の負けは安倍のせいだけではありません。もちろん、朝日新聞の嫌がらせや毎日新聞の民主党応援プロバガンダも原因にありますし、なんら有効な手段を取れずにいた安倍にも責任はあります。しかし、この原因を作ったのは、そもそも小泉純一郎です。小泉工作員の「自民党をぶっ壊す」という工作は、いま成功したのです。

 小泉政権時代に土木等の公共事業を減らし、新しいIT利権に走ったことで、組織票ももはや自民党を信用しなくなっていました。株やベンチャーの連中は、票にもならないし金もくれない。ましてや朝鮮系であれば票すらない連中です。全く意味のない連中に加え、さらに中川秀直のような朝鮮人や、石川県に本社を持つAV利権に走った森などの私利私欲で、安倍政権に変わってからの自民党はむちゃくちゃでした。安倍ヤケクソ政権は、いま事実上の終焉を迎えたのです。

 安倍はまだ若い。自分があれだけ高らかに「再チャレンジ宣言」したのですから、ここは潔く再チャレンジしたほうがいいでしょう。ズルズル行けば支持率は下がるだけです。ただ、安倍が党を割って小沢一郎と組むのならこの限りではありません。その気があるなら話をしたほうがいい。平野貞夫先生を紹介します。

 あるいは、次の臨時国会で、参議院が賛成せざるを得ないような法案ばかりを提出する、という作戦があります。そして参議院不要論をプロバガンダしていく。来年の通常国会は、予算だけは強行採決する。意地で残るなら、もはやその手段しかありません。



 さて、自民党は今夜が御通夜、来月早々に本葬儀が行われるわけですが、次の代に向けて動かなければなりません。先ほど、ある人から電話がありました。

「自民党が負けて大変なのはわかりますが、平沼先生を忘れていませんか」

 なるほど。小沢一派(左派切った後)+麻生グループ+平成研究会で新党をたち上げ、小沢総理、平沼官房長官で暫定3ヶ月政権ならば調整役と成り得るかもしれない。でも、「小沢&平沼の健康不安内閣」なので、2〜3ヶ月しか持たないだろう。その後は麻生に禅譲して、新党は自民党のまともなのだけ引き連れて与党になる、と。これならまだ様子を見る気にもなります。

 総括として、残念だったのは、日本国民はやっぱりマスコミに踊らされやすいということだ。民主党のマニフェストも読んだ事がなくて、よく民主に入れられたと思うよ。民度が低いと言わざるを得ない。

 選挙は時の流れとはいえ、投票所の繰上げは完全に裏目。そして東京が大雨で保坂落選。いやはや、これから政界再編への期待で面白くはなりますが、国民生活はますます不安になるでしょうなぁ。

 奇しくも今日は満月。満月の幻想的な光に照らされて、日本人の心も惑わされたのかもしれませんが。



 ◆ネットの記事より

☆いずれにしろ弱者や中間層、地方を虐め過ぎた。
旧来の支持基盤にも喧嘩売りすぎ。
害資や御用商人には媚び売りすぎ。
それじゃ何時か勝て無くなるってのは
小泉就任後から言い続けて来たんだが。
改革に対する幻想も覚めて、マスゴミによる洗脳が効かなくなりゃ壊滅する。
公明の組織票も無くしたらもう完全に駄目になる罠。
小泉が言ってたように本当に自民党ぶっ壊れちまったな。
リーマン層、中小零細企業、農漁村、商店主、医師会まで敵に回して勝てる訳ねえよ。

☆前回大勝した自民が無党派層無視で
献金額の多い大企業向けの政治に終始して大敗
今回大勝の民主も「政権交代の基盤が出来た」とか能天気なこと言ってる場合じゃないぞ
低所得者層の負担を軽減できるのか?消費税を本当に据え置きにできるのか?
社保庁、自治労、まさか民主が勝ったから国民が無罪放免にしたと思ってないよな?
税金と年金、この二つで次の選挙までに結果出せないと
無党派層はドライだぜ、次は政党存続できるかってぐらいの大敗もあるぞ
もう与党にイチャモンだけつけてりゃいい状況じゃないんだ
結果出せるのか、民主

☆本気で言ってるのか?
今回は自民があまりにも酷すぎたんだよ。
みんな生活があるんだよ。
お前も、働いて家族を養ったらわかるよ。
お前みたいなことを今の状況で言えるのは、金に苦労したことのない金持ちのボンボンか
学生かニートぐらいだぞ。
目を覚ませ。
だれも、中国、韓国に擦り寄ることを望んでなんかいない。
経団連のばかども、国民を裏切って好き勝手やりやがって。
せいぜい、中国、韓国の連中に酷い目にあわせられればいいんだよ。

☆まぁあれだ。これで自民が勝ってたらWEやら増税やら経団連の
好き放題な政策始める可能性だってあったわけだから
抑止力としてはよかったのかもしれん。
しかし、前回の衆院選でも地方は民主が強くなってるけど、
想像以上に疲弊してんのかね。

☆民主は中韓寄りというけれど、それならなんで安倍が反中韓を旗幟鮮明にしない?
結局、日和見状態になっていて、しかも靖国参拝もしていないじゃないか。
もし靖国参拝してたら今回も自民に投票してたよ。反省しろ。

☆しかし参議院で自民党が第一党じゃなくなったのって初めてなのか。まじで歴史的な日だったな。

☆自民は地方へのばら撒きをやめたからな
負けるのは当然
金を引っ張ってくるほうが勝つ
その点は小沢は昔の自民党そのままだからうまいよなw

☆実際地方は死に体に近いよ。
どうせ公共事業持ってこないんなら、自民じゃなくてもいいって発想だろう。

☆そりゃそうでしょ。
農業まで格差を広げようとする自民を支持する訳ない。
コイズミからジミンは変わった!

☆自分の足で選挙行くだけでもいいこと。
国民の40%もいる投票いかない馬鹿共よりはお前は偉い。

☆前回は、日本のために
皆痛みに耐えた。
しかし結果が、働いても、一向に良くならない、暮らし。
で、出てきたのが、ビルの成金ども。
正直、国民の怒りは限界。

☆小泉が壊した地方の疲弊は相当なもの
その地雷を安倍が踏んだ感じだと思う

☆とりあえず、外資に支配された経団連の横暴を抑制することだな。
お前そんなこともわからないようでは、次の選挙は大敗だな。
おまえが自民か民主かどちらの人間か知らないが。

☆都会が景気回復しても田舎には全然関係ない
大蔵族の小泉が田舎対策に何をしましたか?
郵政民営化して地方切捨てをしただけですよ

☆そうそう、景気のいいのは都市圏だけなんだよ
地方は未だに飲食店のバイト自給650円orz
物価が全然違うんだよ

☆安倍はバカだと思うが、なんで靖国参拝しなかったんだろう。
靖国参拝しても支持率は減らないのは小泉のときにわかっていたのに。
靖国参拝しなくて中国、韓国に媚売ったら、小泉のときよりさらに支持率上がるとでも思ったんだろうか。
思ったんだろうな、ばかだから。
このまま大臣に居座るなら、8.15に参拝して特亜とマスコミに大騒ぎしてもらうのがいいと思うが。
しかし、安倍の政治センスのなさだと、今の時期に特亜とマスコミを刺激するのはまずいとか思って、靖
国参拝は自粛しそうだな。
そして、どこにも味方がいなくなってますますドつぼにはまると。

☆国民新党から出馬した、中華のチベット虐殺の生き証人である
ペマ・ギャルポ氏(帰化済み)も外国人の参政権は否定派だからな。
国家侵略という終わりの始まりをご存知な人物の貴重な意見だよ。


・・・・・・・


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政局

2007-07-30 09:57:04 | Weblog
 画はJames_ Tissot(1836 -1902)

 「What_Our_Savivor_Saw_from_the_Cross」です。

 

 参議院選、この結果ですと

 まちがいなく政局になりますね。

 年内に総選挙となるかと思います。

 国内外容易ならざる状況です。

 大胆な政界再編をおこなって

 国家の危機に備え、疲弊した「民力の回復」を

 はからなくてはなりません。

 来る総選挙はその第一歩です。

 
 私見ですが今回の民意はよかったのでは。

 売国小泉のいわゆる「構造改革」、実態は「構造改悪」に

 NO!を突きつけたこと。そして、諸悪の根源・カルト集団

 公明党=創価学会を惨敗させたこと。

 日本人は聡明な民族ですから、洗脳から覚醒しつつある

 のでしょう。

 とりあえずよかったかとおもいますが、

 個々を見ると変な奴、怪しい奴が当選してますよね。

 やれやれ。

 

 
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帝國の黄昏

2007-07-29 10:45:35 | Weblog
 画は ミレー Jean-Francois Millet(1814-1875)

晩鐘 (L'Angelus) 1855-1857年 です。


 
 さて、投票日ですが、如何なる結果と

 なりますやら。

 
 期日前投票がかなり多かったようで、

 天候次第なんでしょうが投票率上がるんでしょうかね。


 さて、帝國の黄昏


◆新階級社会へ

 米国の某教授によれば、現代のアメリカは、下記の四つの階級に分かれているそうです。
グローバリゼーションの波に乗り、近い将来、この“新たなカースト制度 ”が全世界に普及していくことでしょう。

☆支配者階級
国際エリート銀行家、多国籍企業の経営者、王侯・貴族から成る、人口の1%にも満たない特権者。
☆執行者階級
支配者階級の利益を守るため、それなりの“報酬”を与えられて特権者の意思を実行する代理人。
☆奴隷階級
社会の大多数を占める、支配者階級・執行者階級を支えるよう教化された働き蜂集団。
☆不可触民
社会に寄与しない底辺層。彼らには必要最低限なモノが与えられ、大抵は無視される。


◆超格差社会

一時期は『アメリカン・ドリーム』と持てはやされた上昇神話も現在では貧富の差がほぼ固定化されてしまったため、死語となりつつある。また公的な社会保険制度が整備されておらず大半の国民は民間の医療保険に頼っているが、近年では保険料が高騰し零細自営業者や中小企業に雇用されている労働者は高価で良質の医療保険に入ることが大変難しく、4000万人は社会保障にすら入っていないといわれている。

その恩恵を受けることのない低所得者層を中心に、ファストフードの過剰摂取や栄養学の知識の欠如により肥満になっている人が先進国の中で最も多く(2003−2004年度には未成年の17.1%が太り気味で、成年の32.2%が肥満という調査結果が出ている)、社会問題化している。またクレジットカードが広く普及していることから、恒常的にカードローンに依存する人々が増えている。

・・・・・

Spam_Mailのほとんどはアメリカからですが,

Web _Pharmacy のSpamがまことに多いです。

医療難民がいかに増大しているかがわかります。


今や日本の反面教師としてのアメリカ。

絶対あってはならぬ未来のかたち。


黄昏を過ぎてゆっくりと崩壊へ。

巻き込まれぬよう警戒を強めましょう。

この死神なかなか狡猾にして粗暴なり。

・・・・・

◆「株式日記」

http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu148.htm より

中略

このような状況において日本が外交と防衛をアメリカに丸投げしている状態は日本にとって非常に危険な事だ。だからこそ「株式日記」では自主防衛体制を整える事を訴えているのですが、一度ぬるま湯につかってしまうとなかなかそこから抜け出す事は難しい。官僚たちはアメリカの言いなりになり、アメリカに日本の金を使わせることでアメリカを支える事でぬるま湯状態を続けさせようとしていますがそれは無理だ。

アメリカがジリ貧になってきて来ている事はアメリカ自身が一番よく知っている。することなすこと裏目に出て、今までのようなアメリカであり続ける事が無理である。北朝鮮や中国に翻弄されているアメリカを見て日本人はアメリカは大丈夫なのだろかと不安に思い始めている。

ヨーロッパはさっさとアメリカに見切りをつけてEUを結成してユーロを作ってアメリカ離れをしているのに、日本は政治家も官僚もアメリカにしがみつこうとしている。アメリカはそれに対して従軍慰安婦問題を持ち出してきて日本との同盟関係に秋風を送り込んできている。F22の採用問題についても議会は日本への輸出を禁止した。

ワールドレポートに書かれているように、アメリカはアメリカ本土だけを守る戦略に切り替えている。ならば日本もそれに即した戦略を立てるべきなのですが、相変わらず憲法九条をを守れだのとか見当はずれな事を言う政治家が沢山いる。日米安保もすでに形骸化しつつあり、日本の政治家もそれを認めるべきなのですが、いまだに夢から覚める事を避けている。

国家の防衛や外交は国家の基本戦略なのですが、日本人はそれを考える事を60年間拒否してきた。自主防衛体制といってもエネルギーや食料や資源をどう確保するのか世界の国々は必死になって考えているのに日本はアメリカに頼る事に慣れきってしまった。しかしアメリカの下院議会で対日非難決議が議決される事は日本が目を覚ます良い機会になると思う。

アメリカは今やイスラエルロビーやチャイナロビーに乗っ取られてアメリカ議会は外国の勢力に利用されている。イラク戦争もアメリカの為というよりもイスラエルの為であり、その為にアメリカの国費とアメリカ軍兵士の命が使われてしまっている。バカなアメリカ人たちもそれにいつかは気がついてイラク方撤退するだろう。さらには日本や韓国からも軍を撤退させてアメリカ本土のみを守る事になるだろう。

ならば日本も自主防衛体制を整備すべきなのですが、憲法を改正する法手続きすら法案が決められていなかった。安倍内閣はようやく戦後レジュームの脱却ということで動き始めましたが、肝心の国民自身が国際関係の状況変化に気がついていない。政治家や官僚ですら気がついていないのだから仕方がありませんが、ブログで自主防衛や核武装を訴えているのですが、反米保守の過激な意見としてしか受け取られていない。

















 
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帝國の黄昏

2007-07-28 09:37:32 | Weblog
 画はサルバドール・ダリ Salvador Dali(1904-1989)

 ミレーの≪晩鐘≫の古代学的回想 1933年
 (Reminiscence archeologique de l'Angelus de Millet)です。


 北海道は昨夜来、雷と大雨が続いております。

 少雨一挙に解消ですが、

 最近の気象は極端に振れます。

 程よくということがありませんね。
 

 さて、一昨日に当Blogに書きましたが、

 アメリカのサブプライムローンのクラッシュ。

 株式市場の大暴落を引起こしましたね。


 ◆ネットの記事より

米国には、低金利でローンを組めるプライムローンと、信用が低い人
向けの高金利ローンであるサブプライムローンがある。

近年、住宅価格が上がり続けてバブル懸念が出てきたので、米国は
金利をあげて、住宅価格の上昇を抑制していた。

住宅価格が上昇していた間は、サブプライムローンで家を買い、住宅
価格が上がったところで信用上昇が起こるので、低金利のプライム
ローンに借り換えることができていたので、うまくいっていた人々が、
住宅価格上昇を抑制されて、借り換えができなくなり、高金利のローン
返済に失敗し、ローン会社の焦付きが増えた。ローン会社の格付けが
下げられることになり、米国株が急落した。

構造的な問題なので、長期化する可能性がありますね。


◆神谷秀樹の「日米企業往来」 7割はジャンク、米国企業のお寒い現実 
2007年2月6日   * 日経ビジネスオンライン

 およそ25年前、私は当時所属していた住友銀行(現三井住友銀行)の国際企画部で、格付け機関である米スタンダード・アンド・プアーズと米ムーディーズ・インベスターズ・サービスから、AAAの格付けを獲得しようと奮闘していたことがある。

 「当行の含み益はこんなにある」
 「不良化した貸し出しはほとんどない」

 資料をもとに、懸命に格付け会社のアナリストに説明した。その甲斐あってか、結果はスタンダードプアーズからAAA、そしてムーディーズからは1ランク低いAa+を取得した。より高い信用格付けを取得するのは、銀行に限らずすべての企業経営者にとって優先順位の高い経営課題と言える。その当時の米国企業は日本企業と比べると、押し並べて自己資本比率が高く、格付けも高かたことから、日本企業にとっては高い信用力を保つお手本であり、憧れの的でもあった。

そんな過去の経験もあったから、先日のウォールストリート・ジャーナル紙の記事を見て仰天した。記事は今や金融機関や電力などを除く事業会社の7割がジャンク(紙くず)債の水準(BB以下)と報じていた。

記事によると、ジャンク債のカテゴリーに入る企業は、1980年は全体の約3分の1だったが、80年代の終わりに約半分に上昇し、現在は7割まで上昇したとのことである。

 これは一体何を意味するのであろう。

米国経済もしくは世界経済が少しでも悪化した場合、直ちに多くの企業が倒産し、大量の不良債権を抱えた金融機関は貸し出しを控え、クレジットクランチ(信用収縮)を招き、大不況を招いてしまう危険性が高まっている。現在、多くの米国企業は、不況を乗り切るだけの信用力と資本力が欠如している。

 株式指数である「S&P500」に組み入れられているような大企業でさえも、70社がジャンク債の部類に入る。この中にはフォード・モーター、ゼネラル・モーターズ(GM)のような米国を代表する大企業の名も見られる。金融機関以外で、最高峰のAAA格を持つ企業は実に6社に過ぎない。

 日本企業は戦後、直接金融の道が狭く、資金調達を銀行借り入れに頼ってきた。過小資本、過大借り入れの状況で高度経済成長の波に乗ってきたが、低成長期に入っても状況は変わらなかったため、80年代に入っても海外企業と比べると日本企業の信用力は低かった。それが今や見事に逆転している。なぜだろうか?


「強欲資本主義」のなれの果て


基本的にはこれも、私が本コラムでたびたび指摘している「強欲資本主義」の産物だと思う。日本企業は、もちろんこの悪癖をマネしないことだ。強欲資本主義とは、投資ファンドなどが収益優先主義に走り、投資先の企業を活性化するどころか、逆に食い物にしてしまうことがはびこる姿だ。


例えば、投資した企業に多額の借り入れをさせて、その資金を自分たちのフィーとして徴収して、自分たちはさっさと売り抜けてしまうといったやり方などは、以前の記事で紹介した通り。なぜこうした“悪行”がまかり通るかというと、

 1つは、借り入れの方が資本調達に比べて、コストを抑えられるからだ。借り入れによって発生する利払い費用は収入から控除されるので利益を増やすが、配当は税引き後利益から配当する。このため、借り入れの方が手元に残る資金は多くなる。

 このメリットを利用して、レバレッジド・バイアウト(相手先資産を担保にした借り入れによる買収)に投資するファンドは、M&A(企業の合併・買収)の際に投資リターンを高めるため目いっぱい借り入れる。

 ファンドの投資家も世界的に低金利が続き、少しでも金利水準の高い債券に投資しようと考え、資金を供給する。その結果、資金を潤沢に持つファンドが急増し、M&Aが拡大する。そのM&Aの当事者の中には、ファンドに食い物にされるところもある。

 投資銀行は借り入れ余力がある企業にはドンドン借りさせ、他企業を買収させ、取引が起こるように仕向ける。例えば、最近ではこれまでほとんど借り入れをしてこなかったハイテク企業にまで借金をさせている。一言で締めくくるならば、企業経営者は株価の急速な上昇を欲し、投資家も高利回り(欲)のために、節度(慎重さ)を失って信用リスクを取っているのだ。

 もちろんファンドだけが欲にまみれているわけではなく、投資先の事業会社にも改善点はある。事業会社の経営者も1株当たり利益や高配当を重視するあまり、借入金を増やして、自社株買いや配当しているケースもある。

 そうした企業の経営者は格付けより、株価を重視しているが、それは株主のためだけではなく、株価が上がればストック・オプションの価値が高まる、といった動機もある。これもジャンク債を増やしている要因に挙げられる。
安心できる投資対象は保険商品くらい。

 米国のジャンク債市場は1980年代、90年代の終わりと、2度大きなショックを経験している。現在たとえデフォルト率が低くても、そんなものは循環的なもので、次には必ずデフォルト率が高まる時期を迎える。

 しかし、“ジャンク企業”が7割に上ると聞くと、思わず「なぜだ」と唸ってしまう。立派なビジネススクールを出たであろう経営者やバンカー、そしてファンドマネジャーが束になって、これほどにも見識のない財務構造を米国企業に作り上げてしまった状況を考えるにつけ、将来を悲観せずにはいられない。

 末恐ろしい資本主義が広がる中で安心して投資できそうなのは、最高格付を4つも保有するノースウエスタン・ミューチュアル・ライフなどの安全な保険会社の保険商品くらいになってきた。金融商品だけでなく事業に安心して投資できる日は果たしてくるのだろうか。

◆カルト予想?

実を言うと世界経済はもうだめです。
突然こんなこと言ってごめんね。
でも本当です。

2,3週間後にものすごく
強い円高巻き返しが起こります。

それが終わりの合図です。
程なく各国で不動産崩壊が来るので
気をつけて。
それが収束したら、少しだけ世界が安定して・・・

その後に 終わりがきます

・・・・・

はて、さて?
 









 




 

 
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アメリカ雑感

2007-07-27 10:33:52 | Weblog
 画はFrancisco de Goya(1746 -1828)

 「The Straw Manikin」です。


 期日前投票に行ってきました。

 けっこう人がいましたよ。

 手続きも簡便です。

 ・・・・・ 

 さて、

 ◆混迷の構造が謀略を呼び込む 眞悟の時事通信
 
 http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi より

中略

拉致被害者全員の救出帰還、つまり原状回復は、我が国の妥協の余地のない緊急かつ重大な課題である。この原則を断じて曲げてはならない。
 従って、この原則を掲げて進んできた安倍内閣を私は強く評価するのである。
 そのうえで、現在の「国家なき迷走」といえる国政選挙の課程でちらほら出始めている、選挙の結果次第ではという安倍退陣論の背後には、この拉致問題の原則を安倍内閣とともに日本の政治から消し去ろうとするマスコミをも動員した謀略が渦巻いていると判断するべきである。
 謀略とは、謀略とは無縁だと思い込んでいるところで一番効果を発揮するのだ。
 
 猟犬に、一定の臭いを嗅がせて走らせれば、猟犬はその臭い以外のことに一切関心を示さなくなるという。この度の選挙の直前に浮上して熱中していた政治家の事務所経費問題や年金問題のタイミングは、重大な国政課題から国民の関心を逸らすという効果を発揮していることは確かである。
 世論の動向と猟犬の性向を同列におくことは不本意だが、情報操作とは、世論を猟犬と同様に考えている者によって行われるのだから、ご容赦いただきたい。

 次に、北朝鮮の非核化の進展のために、拉致問題で妥協すべきだという意見がある。
 しかし、全被害者救出の原則を曲げてはならない。
 北朝鮮の核については、それを断固として抑止する体制を構築するという覚悟を固めるべきであり、相手の甘言に引きずられて、その都度妥協を繰り返して金品を貢いでいれば核がなくなるとの甘い希望にすがりついてはならない。
 今見切るときである。核廃絶の希望にすがるのではなく、核抑止の覚悟をすべきである。
 北の核がたとえなくなっても、中国の核は厳然として存在し着々と増大されているのだから。北の核は悪い核で、中国の核は善い核だと考えない限り、いずれにしても今我が国に必要なのは核抑止の覚悟だ。

 そこで、日本外交に必要なツールは、毛沢東全集とアメリカの戦略爆撃調査団報告書であると指摘したい。
 前者は朝鮮戦争に直面して、ズボンがなくとも核を保有するという決意をしてそれを実現した毛沢東中国主席の全集。
また、後者は、アメリカが第二次世界大戦において行った戦略爆撃の効果を調査した報告書である。そのなかで、日本はシーレーンを切断したことによって物資が欠乏して工場は稼働できず生産不能に陥っており、東京などの都市を爆撃したり原爆を落とすまえから屈服は確実になっていたと報告されている。

 我が内閣は、毛沢東全集を外務省に精査させて、中国首脳には、今我が国は毛沢東主席に学んでいると伝え、アメリカには、アメリカの戦略爆撃調査団報告書を示して日本のシーレーンが如何に大切か確認する。
 中国共産党首脳は、日本に毛沢東から学ぶなとは言えない。従って、毛全集を振りかざすだけで、核抑止力獲得の一歩となる。
 また、アメリカには、東アジアのシーレーン防衛つまり自由な台湾の防衛が如何に日米にとって重要かを自らの戦略爆撃調査団報告書に基づいて改めて認識してもらう。
 我が国のこの二方面への働きかけによって、東アジアの安定要因がさらに強化されると確信する。


 ・・・・・

以前にもご紹介した 日本の戦争力  小川和久 より

05年度の防衛費は4.83兆円、その内人件費・糧食費が半分以上を占める。
限られた予算であるが対潜水艦戦と防空能力のみは世界最高レベルという事である。
何故このようなアンバランスな戦力構造になったのか?
同盟国アメリカによって創られ、アメリカ世界戦略の一環としての役割を分担してきたから、このような偏った軍隊が出来上がったというのが著者の主張である。
日本の自衛隊はパワープロダクション能力(敵国の主要部分を占領し戦争目的を達成出来る構造を備えた陸海空の戦力)のない軍隊である。
では日本にはパワープロダクション能力はないのか?大丈夫、在日米軍がその役割を担ってくれる。
勿論日本の為ではなく、本土アメリカ防衛のための前線基地としてである。
在日米軍基地は世界最大級弾薬・燃料備蓄基地であり、世界最強の米海軍第7艦隊の母港として朝鮮戦争・湾岸戦争・イラク戦争などで役割を果たしてきた。米軍維持のため経費面でも年間6000億円規模を日本が負担している。
しかし米軍の戦闘機や攻撃機のうち防空任務についているものは一機もないそうである。
在日米軍基地の防空は自衛隊が担当する。自衛隊が米軍を守っているのである。それがアメリカの世界戦略に組み込まれた日本自衛隊の役割である。その役割の重要性故にアメリカはもはや日本に頭が上がらないのそうである。
著者は日本の防衛、安全保障に国家戦略が無かった事を批判する。
アメリカの要求で自衛隊を創り、その自衛隊は米軍の世界戦略の一翼を担うのみじゃないかと批判する。

アメリカは、韓国には「じゃあ、出ていくぞ」と脅し文句が言える。しかし、日本には言えない。日本に代わって戦略的根拠地を提供できる同盟国なんて、世界のどこにもいない。万一、日本が日米安保条約を解消する方向で動いて、アメリカ軍基地がなくなったら、アメリカは世界のリーダーの地位から転落してしまう。

 ・・・・・

自衛隊の人たち、とりわけ幹部クラスの人たち

の意識たるや如何?

どこまで自主防衛の意識があるのだろうか?

文民統制とは別の次元で。

米軍の補完戦力でしかない現状。

そのへんの本音が聞こえてこない。



 




 
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アメリカ雑感

2007-07-26 09:57:16 | Weblog
 画はJames_ Jacques_ Joseph_ Tissot(1836 -1902)

「Young_Women_Looking_at_Japanese_Objects」です。




 本日の新聞その他の報道で

 「証券最大手の野村ホールディングスは25日、米国での住宅ローン債権を担保にした証券事業で、1月から6月までの半年間に726億円の損失を出したと発表した。
 
 大半が低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」に絡む損失で、野村は住宅ローン関連事業からの撤退など、米国での大幅な事業見直しを検討する。

 日本の金融機関が同ローンの焦げ付きでの損失額を公表したのは初めてだ。」



とあります。

この記事注目の要あり。

 ・・・・・・

◆http://blog.goo.ne.jp/sdfa2000 より


    米国バブル崩壊で米国人の発狂が心配
     Weblog / 2007-07-21 17:25:18
格付け会社のムーディーズやS&Pは糞のような住宅ローン債権に
AAAの格付けをつけてきました。

(1999年にムーディーズはトヨタ自動車の格付けをAAAからAAに落としました。
理由は「終身雇用制を守っており、米国型雇用制度の導入が進んでいない」
とのこと。このころのGMやフォードの格付けは高かった。トラックの
荷台を改装しただけの車をSUVなどと呼んで高値で売り、
開発要員をリストラして利益を出して自分は数百億円の高給を受け取るアイアコッカのようなNY金融業界出身の経営者が高く評価されていた。
そのころ、トヨタ自動車は着々とハイブリッド車や低燃費車
などの開発に長期投資を進めていたが、ムーディーズはこういった
長期投資の開発を全く評価せず、リストラで短期利益を出す会社の格付けを高くした。
今やトヨタ自動車は2兆円の利益を出し、経営者の給料もせいぜい2千万円。数百億円の給料を貰ったくせにGMの格付けをジャンク債に悪化させたNYユダヤの経営者と大違いではないか。)

(ところが、メリルリンチがヘッジファンドから借金のカタに
取り上げた12億ドルのAAA格付けの債権を市場で売ろうとしても、
1億ドルしか売れなかった。)

(UCAM傘下のヘッジファンド、ホライズンは債権が売れないために、
顧客への預託金の返金を拒否した。つまりヘッジファンドの出資者が
取り付け騒ぎを起こした。)

住宅ローン債権は土地建物を担保に取っているため
住宅の値上がりを背景にして、大量の債務不履行が起きても利益が
出るという判断だったかも知れません。

しかし前提である住宅バブル自体がインチキなので
インチキを前提にして論理を組み立てても
それは砂上(住宅バブル)に壮大な楼閣(AAA格付けの住宅ローン債権市場)を築いているだけでした。

・砂上の楼閣の崩壊で米国金融機関の発狂がついに始まってしまった。

 ・金曜日、1ドル121円まで円高が進んだ。NY株価も暴落。
      最後のババ抜き合戦も逃げた者勝ちに



・1000兆円の含み益資産が単なる幻だったということになって
 消えるわけですが、幻を担保にとってドルを貸付けていた金融機関は
 ほとんど倒産。

・金融機関の社員は貸し倒れの責任をムーディーズやS&P、ヘッジファンド
 に負わせることが可能

・アメリカ政府経由でFRBに住宅ローン債権を買わせる可能性も。

・混乱に乗じて日本株などの暴落を仕掛けて株買占めを米国勢力が行う可能性も濃厚

・FRBによる新ドル発行、不良債権買取は自由市場経済への政府の介入であり、
 市場経済を否定するのでできない可能性もある。
  数百兆円分も新ドル発行してしまうとドル大暴落で米国債を外国に
 買ってもらえなくなる。

・富裕層のアメリカ人の多くが一文無しで無職に、しかもあのブクブクと太った連中が
 病院に行けなくなるしガソリンも買えなくなるわけですが、
 自暴自棄になったNYユダヤとアメリカ人がテレビ新聞で堂々と扇動して
 北朝鮮のように発狂して問答無用の侵略戦争に打って出ないか心配

・米国崩壊で竹中平蔵ら米国ユダヤ金融の日本支社社員がどう弁明するか見もの


・日本が侵略戦争に打って出たのも大不況と石油禁輸が原因でした。
 それまでは好景気でバブル状態だったのに。


・米国崩壊に備えておく必要がある。もう遅いようだが。まずはドル建て資産の投売りが不可欠だ。
 


オーストラリアのヘッジファンドでも取り付け騒ぎ発生 資産半減
Weblog / 2007-07-22 18:59:32

オーストラリアのヘッジファンド、ベーシスキャピタルが
出資者への預託金の返金を拒否した。
 唯一の時事通信の日本語ニュースでは資産が14%減ったと報じているが、
 英語ニュースを読むとモーゲージ債と住宅価格の暴落で資産が50%減った
と書いてある。
 1000兆円のモーゲージ債が半額以下になるということは、銀行が
500兆円以上の含み損の不良債権を抱えることになり、米三大銀行の
破綻も予想される。それ以外の証券会社と銀行は殆ど全部潰れる。

 ・・・・・


とまあ凄まじい話になっているわけですが、

さて如何なる展開となりますやら。



◆二階堂.COM

http://www.nikaidou.com/index.html より

中略

もう少し広い見地から今回の参院選を考えてみよう。サブプライムの問題にみられるように、ようやくアメリカの経済の失速も現実のものとして市場で認識されるようになってきた。また、その一方で中国の食品問題にみられるように、中国経済への不信が日本ばかりでなく世界中に広まりつつある。こうした二つの事例が暗示しているのは、米中両国による日本への挟撃ではなく、むしろ、米中両国の劇的な没落なのである。

 いずれ、あと数年もすればアメリカ経済は音を立てて崩れるだろう。中国もオリンピックを過ぎれば、どうなるかはわからない。現在の共産党指導体制がどの程度存続しうるのかは、相当疑問であるといえるのではないか。東アジアは一挙に不安定な状態に陥る。この段階にいたって、日本は自分で自分の未来をつくらざるをえなくなるのだ。そのときまでに9条の第二項削除を核とする憲法改正をなんとしても実現しなければならない。アジア太平洋地域に訪れる嵐を前にして自分で自分の未来をつくるための最低限の準備を整えておかねばならないのだ。

 結局のところ、今回の参院選は本来は憲法改正への是非を問うものなのである。3年後の憲法改正にとって適切な議員を選ぶことができるか、これこそが今回の参院選のエッセンスなのだ。

 となると、我々がどのような候補者を選ぶべきかも自ずから明らかであろう。自民党でも民主党でもよい。あえて言えば、公明党でも社民党でも、維新政党新風でもよい。9条改正をゆだねることのできる政党なり候補者に一票を投じるべきではないか。社民党だからといって決して馬鹿にはできない。村山政権の時には、自衛隊を認めているからだ。この参院選は、憲法改正の前哨戦である。憲法改正に賛成する有権者は、憲法改正をゆだねることのできる、信頼できる政党なり候補者に投票するべきであろう。

 激動の時代を迎えつつある今、憲法改正こそが我々の祖国が存続しうるための不可欠な条件なのだ。繰り返すようだが、先に批判した民主党ですら、個々の議員をみれば千差万別である。この人物なら、という人物に投票しようではないか。そして、「生活第一」という空疎なキャッチフレーズに踊らされることがないようにしたいものだ。

 ・・・・・


全く同感ですな。


















 



 
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アメリカ雑感

2007-07-25 10:40:21 | Weblog
 画はジョン・エヴァレット・ミレイ John Everett Millais

 1829-1896 「オフィーリア(Ophelia)1851-52年」です。

 『ハムレット』第4幕7章の一場面。


 さて、北海道も好天続きで爽やかな日々が

 多くなりました。ありがたいことです。

 
 松坂大輔のMLB中継を少し観ておりましたが

 今日はどうなりますやら?

 ・・・・・


 ◆Anti-Rothschild Alliance

 http://www.anti-rothschild.net/index.html より

 日本は、戦後6年間の占領によって根本的に変えられてしまいました。
GHQ の労働課長であった T ・コーエンは「日本の革命占領政策は、日本民族のフリーメーソン化、家庭の崩壊、世代間の断絶、国民の無気力化に眼目をおいた」と語っています。特に効果を発揮したのが“3S政策”で、国民をスポーツ・セックス・スクリーン(テレビや音楽を含む)に夢中にさせ、政治に関心を向けさせない愚民化政策です。
皇室もその力を削がれ、大部分の皇族は一般人となり、華族制度は解消され、財産税の無差別な適用によって皇室から財閥、市井の金持ちにいたるまで、日清戦争以降に中国やアジア諸国から収奪した莫大な財貨を没収されました。
結果的に、日本はアレッサンドロ・ヴァリニャーノが期待した役割を果たした挙句、“鳶に油揚げを攫われた”のです。


平成14年度の「経済財政白書」によると、バブルが崩壊した1990年以降、土地と株式の資産価格が大幅に低下し、日本全体で累計1158兆円のキャピタル・ロス(保有損)が生じたと試算されています。実に毎年100兆円もの資産が日本から消えてなくなっていたのです。
バブルが発生する直前から崩壊する直前まで日銀総裁を勤めたのは澄田智氏でした。日本経済を不良債権づくしにし、金融自由化を行なって「アメリカ金融界の日本上陸」を許し、バブル崩壊後に格安となった株券を外資に買占められる状況を作り出した澄田氏は、なぜか日銀総裁退任後、すぐにロスチャイルド系投資銀行ラザール・フレールの顧問に就任しています。

バブル崩壊後の苦境に立っても、「お人良し国家」日本は、消費ばかりして借金漬けの米国経済を支え続けてきました。貿易黒字によって蓄えたドルで米国債を買うので、ドルは結局アメリカに還流していきます。日本が購入した米国債は、安全保障との名目で米財務省が保管しており、大量の米国債を売るには米国政府の許可が必要となるそうです。もちろん、それを米国政府が許可するとは思えません。さらに、もし市場に売りに出したとして、この莫大な米国債を買える人物・機関が存在しません。万一いたとしても、莫大な米国債を市場に放出した時点で、価値が暴落します。つまり、米国債は売らない=売れないことを前提にその価値を維持しているものに過ぎません。
また、日銀の超低金利政策によって、ほとんど資金調達コストをかけずに原資を手に入れ、それによって投資銀行が次々と諸外国の企業を買収し、ダメな部分は切り捨てて、伸ばせる部分だけを伸ばし、株価上げてから売り払います。

代表的な例をあげましょう。
新生銀行の前身である日本長期信用銀行は1998年に破綻し、政府が一時国有化。債務の約9割のカットをしたうえで投資ファンドのリップルウッドへ売却されました。日本政府が特別公的管理期間中に投じた公金は約8兆円。それに対しリップルウッドが要した経費は、10億円だけです。約8兆円という巨額な公金が投じられた銀行を、自己資本10億円と投資家から集めた1200億円、合計1210億円で買収。そして5年4ヶ月後に新生銀行は上場し、リップルウッドは2500億円もの利益を得たといいます。また、2005年1月の2次売却で再び約2900億円の利益を得ました。合計5400億円を超える利益です。このときリップルウッドを率いてきたのが、ラザール・フレールのティモシー・コリンズやゴールドマン・サックスのクリストファー・フラワーズでした。共にロスチャイルド系銀行で育てられた人物です。

ライブドアや村上ファンドを背後から操ったリーマン・ブラザースも、 ジェイコブ・シフのクーン・ローブ商会と1977年に合併したロスチャイルド系投資銀行です。小泉政権が誕生して三年間で、銀行の90%、製造業の70%、そして流通、食糧、土木建築、都内のホテルのほとんども外資の傘下に組み入れられました。

1993年の宮沢喜一首相とビル・クリントン大統領との会談以来、日本の政策は米国より出される『年次改革要望書』に沿っておこなわれてきました。クリントン政権の財務長官ロバート・ルービンは、ゴールドマン・サックスの共同会長を務めていた人物です。ロバート・ルービンを裏で支えていたのが、アジア通貨危機を演出した人物として世界的に有名な投機家ジョージ・ソロス。ハンガリーから単身ロンドンに出てきたソロスを名門「ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス」に入学させ面倒を見てきたのが、ロスチャイルドでした。

与党が推進する「規制緩和」や「構造改革」は、米国が戦後じっくりと育て、豊かな実を稔らせた日本から収穫するためにおこなわれているものと言っても過言ではないでしょう。
かつてのキリシタンや維新の志士、フリーメーソンの役割を果たしたのは、米国に留学して新自由主義経済を学んできた学者や官僚、金融ビジネスマンたちでした。日本企業を買い漁っているゴールドマン・サックス、リーマン・ブラザース、リップルウッド、シティバンク、メリルリンチ、ソロモン・ブラザーズ、モルガン・スタンレー等が、いずれもFRBを支配しているロスチャイルド、モルガン、ロックフェラーの金融財閥連合の系列企業であることから、誰が日本を買い占め、収奪しているのか、明らかではないでしょうか?


これまでみてきたように、日本は何度も同じような手口に引っかかり、国富を収奪されてきました。
このまま私たちは翻弄され続けても黙っているのでしょうか?
増大する格差、財政破綻、衰退する地方経済、働いても働いても貧しさから抜け出せないワーキング・プア、ホームレスやネットカフェ難民そして自殺者の増加、ホワイトカラー・エグゼンプションの導入、派遣労働者の期間制限や雇用申し込み義務の廃止、消費税増税と企業減税、三角合併、etc. ほとんどの日本人の生活は、ますます苦しくなるばかりです。
このまま“家畜”のように扱われても良いのですか?
自らの尊厳を守るために、一緒に立ち上がりませんか?


 ・・・・・

まさに3S政策のひとつのMLB中継なんだと思いますが、

BaseBallというのはアメリカ人の発明では出色かと。

攻防に綾がある、体力が決定的要因にならない、

極めて資本主義的でギャンブル性に富んでいるものだと思います。

が、
 
妙なことが一杯ありますよね。

例えば、PCの世界、OSはいまだマイクロソフト王国が

続いています。OSの値段が高すぎますし、マザーボードの

仕様のせいか、すごい発熱量だとおもいませんか?

日本のOSトロンをつぶしたのはアメリカですし、

次期FX候補のF-22でもめているとか、

国産にことごとく反対してきたのもアメリカ。

日本が自主開発すればもっと高性能で省エネルギーな

二十一世紀の零戦、紫電改、隼をつくれるし、

専守防衛に最もふさわしい防衛力を整備できます。

いまの自衛隊はいびつで米軍の補完部隊にされている。

極めて危険で非効率になっているかと。




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池田大先生

2007-07-24 11:09:00 | Weblog
  画は月岡 芳年「日蓮佐渡流刑」です。


 さて、池田大先生、

 御歳七十九歳とか。

 あまりというか、ほとんどTVなどに登場しませんね。

 なんでだろう?

  後継者は誰になるんですかね?

 余計なお世話ですか。

 大先生の個人資産が国内外に一兆円とか、

 ネットの記事にありましたが本当ですか?

 まさか、嘘ですよね。

 それにしても御批判の記事の多いこと々。

 ・・・・・

 ◆田中角栄(元首相、自民党元幹事長):秘書の早坂茂三によれば「池田大作はし なやかな鋼だ。煮ても焼いても食えない。公明党は法華さんの太鼓を叩くヒトラー ユーゲントだ」と語ったという。

 ◆ポーリー・トインビー(アーノルド・J・トインビーの孫娘):「池田氏のように、絶対的権力者の雰囲気をにじみ出させた人物と会ったことはありませんでした。」

 ◆石原慎太郎:東京都知事選挙を直前に控えた1999年3月、池田大作に対する人物 評価を尋ねたアンケートに「一言で表現すれば、『悪しき天才、巨大な俗物』。」 と答えた。

 ◆ネットの記事より

次民・喪家連合は もう 旗を取れない。
争点は 安倍ちゃんの 政権担当能力に移りつつある。
定率減税廃止に伴う 増税結果は また 来週皆が実感する。
それだけで 政府公報なんて 6億使おうが ぶっ飛びだぜ。
衆院議員が応援に行っても 謝るだけ。力が 入らないわさ。
清和会支配は 終焉を迎えたね。
漏り 古泉 安倍ちゃん ご苦労様。幸せな 老後で良いじゃん。
喪家は 早速 国税査察に対処する 特別プロジェクトチームを発足するんだね。
随分と 節税・脱税対策が 必要なんだろうな。
合掌


派遣会社を生け贄にすればいい。
まだ間に合うよ。政策として明示して潰すと発表すれば
支持率は一気に10%近く上がると思う。


要するに小泉政権が推し進めてきた事で今の経済状況の結果があるわけで
安倍がどうのと言うより、小泉に騙されたと言う思いの下での、国民の自民党批判が起きてるんじゃない


別に民主党になんか期待はしていない。
それでも自民には投票しない。
何故か。
このまま自民参院勝利では、秋からWEの導入・
消費税増(財界が望む形での)等、弱者から絞り取る
政策が粛々と進められるから。
自治労どうの言うが、今、これで自民勝利なら、年金追求
なんて秋にはうやむやで終わりにされるだろう。
その意味で自治労の中の奴等は、自民勝利だろうと民主勝利だろう
と全然平気なんだな。ただ、怯えさせる事は出来る。
「法に定めているから」なんてシラを切る首相では、我々のような
年収1000万なんて夢の世界の人間は容赦なく絞り取られる。
「選挙で結果出たから」と遠慮無く踏みつぶすだろう。
もちろん、民主もどうしようもないが、民意を示すために入れる。
これで、民主が浮かれて変な事をすれば、衆院選では、また大こけだ。
それが、民主主義なんではないだろうか?


自民党が勝って喜ぶのは
無駄遣いの官僚や大増税の経団連
日本に住む韓国系資本家
創価学会と統一協会
大増税が待ってるから待ってれ
地獄はこれから
アジアゲートウェイでアジア人エリートに
使われる日本人の構図が始まる
死ぬまでお前の家系は搾取されることになるからな
金もない人間が結婚や子供産めると思うなよ
移民政策で補うこと決めました


◆酒たまねぎや ura ホームページ

http://www.tamanegiya.com/ura.html より

ここのご主人はまことに痛快な快男子ですね。

皆さん、是非一度ご訪問を。


平成17年6月27日月曜日晴れ 暑い ○
 昨日、BOOK-OFFで買ってきたなかの一冊<「池田大作の素顔」藤原行正著>を読んでみると、まあ池田氏の人なりを表すエピソードが何ケ所も書かれている。
池田氏が夫人のかねさん(聖教新聞などでは香峯子さんとなっているがこれは自称だそうです。親からもらった名前は気に入らん!というわけでしょうか。つまらん見栄?)の実家の援助で27歳で、大田区小林町に購入したマイホームはのちに「池田センセイのお住い」として箱根の創価学会研修所に移され、池田大作ダイセンセイの偶像崇拝の小道具(大道具?)として使われているそうです。

ちなみに、池田氏が都合のいい時だけその名前だけを利用する二代会長の戸田氏に対しては、死の直後に池田氏が戸田氏宅に乗り込み、遺品類、古美術、など四億円相当の遺産を強制的に差し押え、葬儀に寄せられた四千万円あまりの香典さえ、遺族に渡さず、創価学会が取ってしまい、未亡人らの抗議でやっと、ほんの一部が返されただけだそうです。そのあとも色紙、メダルにいたるまですべて回収して二代会長色を一掃したそうです。自宅は、池田氏会長就任後に池田氏自身の手により売り払われたそうです。
 死んでしまえば、自分の師だった方の御遺族に対してのこの醜い鬼畜のような仕打ち。流石、池田大作ダイセンセイ。病人の布団も平気で剥ぐという高利貸しとしての経験を余すところ無く活かしきっております。(鬼畜と一緒にしたら、鬼畜に対して失礼かも)

いいずれにしても、宗教家らしからぬ池田大作ダイセンセイのその人なりをよく表している事例です。

 まあ、河岸でも御葬式の時に喪主の奥さんが創価学会員だったりすると、創価学会がハイエナのようにタカリに来るので、香典は包まずに御焼香だけすませて、後日、組合長などが皆の香典をまとめて喪主にそっと渡したりしています。

池田大作ダイセンセイの行状ついてのエピソードとして、藤原行正氏はその著書「池田大作の素顔」の中でジャーナリストの内藤国夫氏の文章を引用しています。
以下その引用部分
〈当時、青年部参謀室長の職にあった池田大作は、会長の死の直後に時を移さず、目黒の戸田先生の家にのりこんだ。幾子未亡人をさしおいて戸田先生の遺品類や、古美術品、学会関連事業の重要書類など、四億円相当の遺産を強権的に差し押さえ、学会本部に持ち帰った。あまりにむごい什打ち、と嘆き悲しむ遺族の懇望で、後に四干万円相当の遺産が返却されたものの、大半は創価学全の所有に帰した。
 あこぎさはそれにとどまらなかった。戸円先生の葬儀に寄せられた四千万円余りの香典さえ、遺族には渡さず、創価字会が独り占め。幾子未亡人らの再三の抗議で、四十九日法要をすませてのち、ほんの一部が返されたのみ、という。
 そういうあくどいことを一方でしながら、他方で、歯の浮くように「恩帥」をあがめたてまつる。池田人作氏の人となりを示すエピソードといえよう〉(「現代」五十五年七月号)
以上「池田大作の素顔」p65〜66

 同じく池田氏の人なりを表すエピソードとして
以下引用
 旅行先での食事時が大変なのである。大広間にズラッと並んで食事している全員が自分に注目していないと池田はヘソを曲げる。よそ見したり、隣の人間と話したりしているとあとが怖い。国会議員などそれだけで、次期出馬を棒に振る可能性だってあるから、全員が超えも出さず、咳払い一つせずシーンと静まり返っている。
 それを見て、池田が満足そうにみんなに声をかける。
「もっと気楽にしようや」
 しかし、その言葉を真に受けたら大変だ。「この野郎っ」と睨まれる。
 驚くのは旅館の仲居さんたちだ。それはそうだろう。テレビで見かける公明党の竹入義勝や矢野絢也あたりが小学生のようにかしこまって、おとなしく箸を動かしているのだ。大広問全体に陰気な空気がただよい、ご満悦の池田一人が胸を張って、だれかれ構わず名前を呼び捨てて上機嫌なのである。「さあ、みんな今日は飲むだけ飲んで騒こうじゃないか。無礼講だ」池田はそういうが、本人が下戸だからテーブルにビール一、二本がせいぜい。宴会といっても池田がいる席では、酒に酔ってのバカ騒ぎは絶対禁止である。ビール一本追加注文するのにも池田の許可がいる。だれも白分からいい出すのは許されない。池田のおごりでもないのに、すべて池田の気分次第だ。池田が頷いてからやっと追加ビールがくる。そのたびに、側近のゴマすり副会長あたりが広問中に響くような大声で知らせる。「池田先生のご配慮でビールを追加いたしました」「いただきまあーすツ」
 大の甥がビール一本もらって全員声を揃えて最敬礼する。もちろん、学会の秋谷会長、森田理事長、公明党の大久保書記長らもその中にいる。
 世間の人はこれをつくり話と受け取るかもしれない。が、創価学会、公明党とはそういう組織であり、池田は学会内部の絶対的権力者なのだ。
 もう一つ、日常的な光景を紹介しよう。題して「池田先生のお下げ渡し」である。
 池田はよく学会や公明党の幹部たちと会食する。その時、池田のテーブルにだけ十数種類の料理がズラリと並ぶ。ほかの人問の御膳にはわずかに一、二品。池田は自分のテーブルの料理におもむろに一箸つけては、その皿をほかの参会者に回すのである。そのたびにまた患部たちは揃って礼をいわねばならない。
「いただきまあーすツ」
外部の人がこの光景を目のあたりにしたら、滑稽をとおり越して異様な不気味さを感じるたろう。
引用終わり
「池田大作の素顔」p156〜158

 池田センセイのお下げ渡しについては、杉田かおるさんも書いていましたが、なんとも無気味というか気持ち悪いものです。こんな最低の人間を生き仏と崇め奉っている創価学会とはやはりキチガイの集まりとしか思えません。宴会についてはあの金正日の方が一万倍マシかもしれません。


 ・・・・・・・・


マスコミのタブーはトヨタ、電気、学会、皇室、生保

なんだそうです。





 

 

 




 

 
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池田大先生

2007-07-23 10:36:24 | Weblog
 画は月岡 芳年(つきおか よしとし)1839〜1892

 「日蓮」です。

 ・・・・・・


 ★阿修羅♪ 政治選挙39

 http://www.asyura2.com/07/senkyo39/index.html より

 知りませんでしたが

 2002年6月3日(月)「しんぶん赤旗」

 創価学会の「池田教」設立宣言

 会則と宗教法人規則を変更  だそうで、

本紙三月三十日付が報じたように、創価学会の会則が変更されました。また、四月二十六日には宗教法人「創価学会」規則が文部科学大臣の認証を受けました。創価学会は、設立以来、「我々はそこらの新興宗教とは違う、七百年の伝統をもつ日蓮正宗創価学会だ」と自賛してきましたが、新会則・新規則によって、日蓮正宗との関係を断ち、池田大作名誉会長を事実上の「教祖」と仰ぐ、独立の新興教団に完全に変質したということができます。

 旧会則では、「この会は日蓮正宗の教義に基づき、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、日蓮正宗総本山大石寺に安置せられている弘安二年十月十二日の本門戒壇の大御本尊を根本とする」(第三条、教義)、「この会は、日蓮正宗を外護し、弘教および儀式行事を行ない」(第四条、目的)となっていました。

 新会則は、第2条(教義)で「この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し、日蓮大聖人の御書を根本として」と、日蓮正宗の「教義」や「本尊」を捨てました(「一閻浮提総与」とは全世界に与えられた、という意味で、「三大秘法」とは日蓮の教え、すなわち「本門の本尊、題目、戒壇」をさしています)。本尊と教義は仏教団体の根幹というべきものですが、「一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊」といっても、具体的に何をさしているのか、明らかではありません。会則・規則ともに「日蓮正宗を外護」という文言もなくなりました。

 旧会則で本尊を規定していた第三条が、新会則第3条(三代会長)となり、牧口初代会長、戸田第二代会長、池田第三代会長を「死身弘法の体現者であり、この会の永遠の指導者である」と明記しました。牧口、戸田両氏はすでに亡くなっているので、池田氏が生きた「弘法の体現者」「永遠の指導者」つまり「教祖」となります。

 一九九一年、正宗から破門されて以来、創価学会は、江戸時代の大石寺第二十六世日寛が書写した「本尊」をコピーして、会員に交付してきましたが、今後、これを続けるつもりなのかどうか、これまで各会員の家庭で拝んできた「本尊」は今後どうなるのか、新会則・規則では不明です。

「池田礼賛」に終始

 新規則改定後、最初の本部幹部会で秋谷会長は、規則改定にはふれず、新会則について、「『三代会長』こそ、創価学会の永遠の指導者」とくに「池田先生は、仏教史上初の壮挙である、仏法の世界広宣流布の道を開いてくださり、今や、世界百八十一カ国・地域にSGIのメンバーが活躍する時代を迎えました」、「池田先生の人間主義の思想と行動が、世界の文明と宗教を結び、平和と人道の方向へと時代をリードしていく、時代精神の軸となっていることは、相次ぐ顕彰が証明している通り」(「聖教新聞」五月三日付)と強調しました。五月二日付と四日付「聖教新聞」は、その「証明」として、二十二の国家勲章、二百十六の名誉市民、百二十四の名誉博士をあげています(同紙五月三十日付「座談会」では、名誉学位百二十六、名誉市民二百十八、その他の顕彰五百三十八)。新会則では「この会は……創価学会インタナショナルを設置する」(第77条)と、旧会則にはなかった池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長の位置づけを明確にさせています。

「邪教撲滅」と「政教一体」の路線は変わらず

 まったく無縁となったはずの日蓮正宗の阿部日顕法主にたいして、秋谷会長は、依然として、「広布を阻む諸悪の根源、その元凶は日顕」「偽法主」「法衣をまとった畜生」「毒蛇」と、あらんかぎりの悪ばをあびせています(「聖教新聞」五月三日付)。ここには、会則・規則を変更しても、その歴史、信仰の上から、独立することができないという矛盾があることを示しています。古参会員の動揺を抑え、会員の脱退の拡大を防ぐためにも、日蓮正宗への信教の自由を侵す攻撃は続くことが予想されます。同紙五月三十日付「座談会」では、「軒並み信者を減らす他宗教」と、「邪教撲滅」を語り合っています。

 さらに、「この会に、社会問題についての見解ならびに国・地方自治体の選挙に関する対応を協議・決定する機関として、中央、方面、県の各本部にそれぞれ社会協議会を置く」(第45条)と、「国・地方自治体の選挙」が会則に盛りこまれました。社会協議会とは、創価学会と公明党の表向きの協議会のことです。選挙で公明党支持者(フレンド)を増やし、公明党の「実績」をもって選挙でつながった人々を折伏して、会員や「聖教新聞」読者に変え、その会員をまた選挙に駆り立てるという「政教一体」のやり方を、会則のうえでも鮮明にしたのです。

矛盾を深めることに

 三十二年前、言論出版妨害事件を契機に、創価学会・公明党の「邪教撲滅」や「政教一体」などの民主主義とは相いれない活動にたいして、日本の社会をあげた大きなたたかいが展開され、池田大作氏は“猛省”発言に追い込まれました。今日、その“猛省”が「ウソ」だったことが、明らかになっています。こうした人物を「教祖」とすることによって、創価学会はさらに深い矛盾の泥沼におちいることになるでしょう。(平)

・・・・・・
 
なんだそうです。

小生、日蓮系には元々興味がなく

したがって知識もない。ただ、仏教系で唯一

教祖の名前を宗名にしている変わった宗派だな。

そんな程度です。

そもそも

仏教を名のり現世利益を説くのは自己矛盾そのものです。

釈尊の教えに反します。

もっとも創価学会は仏教と無縁のようだし

宗祖は池田大先生のようですから一向かまいませんけどね。
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貧乏神

2007-07-22 11:05:44 | Weblog
 画はクロード・モネ Claude Monet (1840-1926)

 (La promenade, La femme à l'ombrelle)です。

 類稀な傑作にして、逆光と風の見事な表現で有名。

 爽やかな気分にさせられます。


 北海道も予報ではやっと低温を脱して

 爽やかな夏らしい夏になるとか。期待しています。


 さて貧乏神三回目

 小生、小泉純一郎という政治家、稀代の詐欺師と思っています。

 「私は毎年八月十五日には靖国神社に参拝します」

 べつにそんなこと期待もされていないのに大見得を切り、

 自民党総裁に選ばれた。

 英霊を愚弄し初回から嘘。ここで正体見たり枯れ尾花ですよ。

 「巧言令色少なきかな仁」の典型ですな。

 まさに西尾幹二さん本ですが

 『「狂気の首相」で日本は大丈夫か』PHP研究書(2005)


 大丈夫じゃありませんでしたね。

・・・・・・

 ◆こいつらは許せんと思いませんか? 

格差が出ることは悪いとは思わない。成功者をねたんだり、能力のある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」
  (小泉純一郎  第89代内閣総理大臣 【【【世襲3世】】】)
「格差なんていつの時代でもある。じゃあ朝日新聞の給料はいくらなんですかと言ったら終わっちゃう話なんだよ」
  (安倍晋三 第90代内閣総理大臣 【【【世襲3世】】】)
「競争が進むとみんなが豊かになっていく」
  (竹中平蔵 第3次小泉改造内閣総務大臣)
「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」
  (奥田碩 元日本経団連会長 元トヨタ自動車会長)
「パートタイマーと無職のどちらがいいか、ということ」
  (宮内義彦 規制改革・民間開放推進会議議長 オリックス会長)
「非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」
  (三浦朱門 元教育課程審議会会長)
「格差論は甘えです」「過労死は自己管理の問題。他人の責任にするのは問題」「労働基準法は前時代の遺物、そんなものはいらない」
  (奥谷禮子 労働政策審議会労働条件分科会委員 人材派遣会社ザ・アール社長 日本郵政株式会社社外取締役 アムウェイ諮問委員)
「ほんなん、できるかいな。ぼくらはあんたらと生活のレベルが違うやないか!(毎月)100万かかるよ。みんな、人間平等だと思っていたらとんでもない間違いだ」
−国民年金だけで生活することができると思うかと聞かれて−
  (塩川正十郎 元財務大臣)
「フリーターこそ終身雇用」
  (南部靖之 人材派遣会社パソナ社長)
「業界ナンバー1になるには違法行為が許される」
  (林純一 人材派遣会社クリスタル社長)
「貧困の再生産など起きない。彼らは子供さえ持てないからいずれいなくなるだろう」
−2006年9月12日(火)発売 週刊SPA!2006年9月19日号49ページ−
  (自民党某議員)
「少子化を憂う必要はない、格差社会が広がりコンドームを買えない貧困層が増えれば子どもはすぐ増える」
  (中西輝政 京都大学大学院教授 安倍晋三ブレーン)

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◆ネットの記事より


民主党鳩山氏 「在日韓国人に一日でも早く地方参政権を」

鳩山議員は訪韓議員団11人に含まれている韓国系日本人の白真勲参議院議員に言及しながら、
「白議員が堂々と韓国人の血が流れていることを明らかにして当選したことは韓日間の新たな関係が
形成されていることを示すもの」とし、「在日韓国人に一日でも早く地方参政権を付与しなければなら
ないというのが我が党の政策」と述べた。
鳩山衆議院議員はまた、「歴史を正しい目で見ながら日本がアジアで尊敬される国になれるよう努力したい」と述べた。


セコーがいくら頑張ってももうどうにもならんね。
2chでいくら喚こうがカタギには給与明細ってもんがあるんだから。
住民税の欄の数字が2倍になってるのに安部に入れるわけがない。
公明党も生活と平和の党とか言ってもこれ見りゃ信頼度ゼロw


WE(ホワイトカラー・エグゼンプション)一つとってみてもひどい話だよ。
正社員が定額で使い放題になるんだ。
使い放題になったら、どうなるか。
仕事の量を増やすだろうね。
だって、いくら残業させても、残業代を出さなくていいから。
経営者は、人件費を浮かせたいから、三人でやる仕事を二人で、二人でやる仕事を一人でやらせるようになる。
↑だから、雇用は増えないね。
いや、増えないどころか失業者が溢れる。
正社員が使い放題なんだから、パートや派遣なんか、解雇しちゃえばいい。
その方が人件費が大幅に浮くし。
で、表向きは《裁量労働制》という事になってるから、過労死しても労災は認められない
働かないと食えない貧乏人がどうしてこんな法案通そうとする政党支持すんのさ。
まじに生き死にかかわってくるじゃないか。



問題は公明党だろ。

コイツラ雨でも台風でも投票所に行くし、投票率200%だし、ノルマ10とかいって
電話勧誘攻撃で投票率必死に稼いでるし、

イケダタイサクが死ねって言ったら死ぬし、イケダタイサクが神様だから、絶対自民・公明党なんだよ。
政策なんてそっちのけ、神様に入れるだけのキチガイ集団だからな。

おまけに、身元不明の連中の投票用紙買っては5人分投票してるし、身分証すら確認しない、腐ったシステムを自民は作ってるし、


組織がらみで不正やってるのに、いく人か捕まっても個人がらみとかごまかすし、最低の連中だよ。
         

在日の選挙権に関して言えば、日本人は何人いると思う?1億2千万=12,000万人だ。
対して在日朝鮮人は何人いると思う?日本各地にバラバラにたった60万人だ。
その60万人のうち、地方選挙権が認められるのは永住資格を持つ者のみだ。

こう言うと、在日は次は国政参政権を求めてくるぞ!とか反論する奴がいるが、
外国人への地方参政権の付与は、憲法上法律に委ねられているのに対して、
国政参政権の外国人への付与は、はっきりと憲法で禁止されている。
したがって憲法を改正しない限り、絶対に在日に国政参政権は付与できない。

こう言うと、在日は日本の一部を乗っ取って独立国化するぞとか反論する奴もいるが、
そんなことをしてくれれば、それこそ願ったり叶ったりだ。仕事や持ち家を考えると非現実的だがな。

地方自治体は基本的に独立採算なので、在日が税を納めない限り在日自治体も運営できないし、
一ヶ所にまとまれば、在日は自分達で納税して、それを財源に自分達で自治体を運営するしかなくなる。
つまり在日の生活保護費自体が、在日自身の税金でまかなわれるようになる。
また在日が反乱や内乱などの行動に及べば、それこそ刑法の内乱罪や外患罪でまとめて処分できる。

だいたい60万人が地方選挙権を持ったところで、いったい12,000万人の日本人の中で、
どれだけの影響力を及ぼせると思う?人口比率で0.5%、しかもバラバラに日本各地に住んでるのに。

要は、在日の地方参政権など、感情論を除けば実際は大したことない問題だ。
そもそもこの法案は民主の中でも意見が別れている問題。民主が政権をとった時点で、
嫌なら個別に反対すればいい。それよりは、自民党が成立させた、国政に直接影響を及ぼす
中韓企業の政治献金解禁のほうがよっぽど大変な問題だよ。民主なんかよりはるかに売国。


在日系は帰化も含めると130万人。すでに1%超えている。
2%のユダヤ人がアメリカを陰で支配している事を考えると、
書き込みやっている在日が日本人より多いことも、あながち嘘とはいえない。
ほとんどの日本人は在日のように自己主張しないからな。


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さて、あと一週間、いくら参議院でも

結果次第では政局になりますね。





 

 
 


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