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2009年1月28日(水) 19:20 |
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岡山でも学級閉鎖相次ぐ
西日本などを中心に猛威をふるうインフルエンザ。岡山県の流行状況は全国で3番目で、幼稚園や小学校でも学級閉鎖などが相次いでいます。
インフルエンザは年明けから西日本などを中心に増え始めていて、岡山県の流行状況は全国で3番目となっています。 今年、流行しているのはAソ連型、A香港型、B型の3種類です。 インフルエンザに詳しい岡山大学医学部の森島教授は、感染力の強いAソ連型が多いのが今年の特徴だと指摘します。治療薬タミフルへの耐性、つまりタミフルが効きにくいインフルエンザが流行っているということです。 岡山県内では、28日、新たに合わせて7つの幼稚園と小学校が、学級閉鎖や学年閉鎖になりました。 そのうちの1つ、岡山市立西小学校でも、3学年で3つのクラスが学級閉鎖に追い込まれています。 病院の検査ではA型、B型の区別はできても、タミフルの効くA香港型か、効果のないAソ連型かの区別はできないため、診療する医師も治療に苦慮しています。 子どもたちへの感染が前の年の2倍に及ぶ勢いのインフルエンザ。 油断できない状況が、しばらく続きそうです。
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