2009年1月28日 19時27分更新
多くの人に恐竜に興味をもってもらおうと、恐竜のたまごの化石などを展示する催しが岡山市で開かれています。
この催しはモンゴルのゴビ砂漠で恐竜の発掘調査を行っている民間企業の研究グループが開いたもので、岡山市表町のアートギャラリーには、このグループが発掘した恐竜のたまごや子どもの化石など13点が展示されています。
このうち、小型の肉食恐竜「オビラプトル類」の胎児の骨が張り付いた卵のからの化石は、恐竜の成長を知る上で貴重な資料です。
また、およそ8500万年前の白亜紀の草食恐竜、「プロトケラトプス」の化石の複製では、子どもたちが巣の中で寄り添うようにしている様子を見ることができます。
会場にはこのほか、恐竜の卵のからの化石や「ティラノサウルス」の頭の骨の化石のレプリカなども展示されています。
この展示会は岡山市表町の「Art Box SARASA」で来月2日まで開かれます。