2009年1月28日 19時27分更新
岡山県産の食材を使ったいわゆるご当地グルメによる観光振興を考えるシンポジウムが、岡山市で28日、開かれました。
これは、県観光連盟が観光関係者に、地元の食材を使った料理を生かして観光の振興をはかってもらおうと開いたもので、岡山市内のホテルには、県や市町村の職員、それに飲食店の経営者などおよそ110人が集まりました。
会場では、県内でご当地グルメによる観光振興に先進的に取り組んでいる5つの事例が紹介され、このうち、自らを「黄ニラ大使」と名のる岡山市の黄ニラ農家、植田輝義さんは、「岡山県は黄ニラの生産量が全国一で、これを使った誰にでもお馴染みの郷土料理を広げたい。」と述べました。
また、津山ホルモンうどん研究会代表の鈴木康正さんは、「津山のホルモンうどんには、味噌や塩など色々な味があり、これが成功の一つの要因ではないか」と、成功の秘訣を話しました。
会場を訪れた人たちは「自分の飲食店でも新しいメニューを出せないか」と質問をするなど、熱心に発表に聞き入っていました。