相馬がポルトガル移籍!サイン即紅白戦出場
ポルトガルのCSマリティモと契約した相馬崇人
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浦和を退団したMF相馬崇人(27)が28日、ポルトガル1部CSマリティモと契約した。関係者によれば、1年半の複数年契約で合意。相馬はこの日、本拠地のあるマデイラ島に入り、契約書にサインを済ませると早速、紅白戦にも参加した。ポルトガルでプレーする日本人は、02〜03年にブラガに在籍した元日本代表MFの広山望(現J2草津)以来2人目となった。
【相馬崇人プロフィル】
日本屈指の左サイドアタッカー、相馬が念願の欧州移籍を実現させた。ポルトガルの強豪CSマリティモと1年半の複数年契約で合意。この日、本拠地のあるマデイラ島に乗り込んだ相馬はそのままクラブハウスに直行し、契約書にサインを済ませた。直後には、異例の“スピード入団会見”が行われ「やっとスタートラインに立ててうれしい」と熱く語った。
CSマリティモは1910年創部の歴史を持つ名門。現在リーグ戦で7位につけ、欧州CL(2位以内)、UEFA杯出場も視野に入れている。Rマドリード所属のDFペペも01年から3年間在籍。本拠を置くマデイラ島は、首都リスボンから南西に約1000キロの大西洋上に浮く島で、相馬があこがれるC・ロナウド(マンチェスターU)が生まれ育ったサッカー熱の高い土地柄だ。
相馬は今オフ、浦和との3年契約を満了。残留を強く打診されたが、悲願の欧州移籍の実現に向け、移籍先の決まらないまま電撃退団。その後、世界中の選手が集まるトライアウト受験のためにトルコなど欧州を転戦し、最終的に、代理人契約するロベルト佐藤氏とも関係の深いCSマリティモの目に留まった。
即戦力の期待がかかる相馬は早速、この日午後の紅白戦に電撃参戦。その後はクラブハウス近くのアパート探しにも着手した。チームは2月1日にナバル戦、8日にビトリア・ギマランエス戦を控えており、広山に続く日本人2人目のポルトガル・デビューを目指す。CSマリティモと結んだ1年半の契約期間はその後のスペイン、イングランド移籍を見据えたもの。相馬の欧州挑戦がポルトガルで始まった。
[ 2009年01月29日 ]
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