製造業雇用400万人崩壊秒読み、経済危機で打撃
【ソウル28日聯合ニュース】産業と雇用を支える製造業が世界的な経済危機で決定的な打撃を受け、ことしは雇用が400万人以下に落ち込むものと予想される。
韓国銀行と統計庁が28日に明らかにしたところによると、昨年12月末現在の製造業就業者数は402万8000人で、前年同月の412万7000人に比べ2.4%(9万9000人)少なかった。2005年11月(2.5%減)以来、3年1カ月ぶりの高い減少率となった。
製造業就業者の増加率は、昨年8月がマイナス0.8%、9月がマイナス1.3%、10月がマイナス1.5%、11月がマイナス1.4%と、悪化を続けてきた。先月はさらに大きく落ち込んだ。
また、年間平均での製造業就業者数も、昨年は407万9000人で、前年の411万9000人より1.0%減少した。2004年には429万人に達していたが、2005年は423万4000人、2006年は416万7000人と減り続け、昨年は410万人を切った。
製造業の基本的な雇用能力が徐々に下がっている上、この分野の景気下降速度がかなり速いことから、ことしの製造業就業者数は、第1四半期中に月間平均400万人以下に落ち込むことが確実視される。