(cache) 日米首脳、やっと電話会談へ 後回しに首相側ヤキモキ - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 日米首脳、やっと電話会談へ  後回しに首相側ヤキモキ

     【ワシントン28日共同】オバマ米大統領と麻生太郎首相の電話会談が米東部時間28日夜(日本時間29日朝)にも行われる見通しだ。金融危機への対応や、北朝鮮問題をめぐる連携強化を確認する方向だが、オバマ氏就任から既に1週間が過ぎ、欧州や中東の各首脳に比べ、日本が後回しになった感は否めない。

     電話会談の順番はオバマ外交の優先度を端的に示しているとの見方もあり、米政権交代を機に新たな両国関係構築を目指す日本政府にとっては、不安材料と言えそうだ。首脳会談の早期実現を期す戦略にも狂いが生じかねない。

     在米日本大使館筋は20日の就任式直後、「首脳同士にできるだけ早く会ってもらった方がいい。重要な2国間関係なので、実現に向けて努力する」と期待感をにじませていた。しかし、その思いとは裏腹に、オバマ氏は就任式翌日の21日、イスラエルのオルメルト首相ら中東の指導者4人と電話会談。

     23日にはブラウン英首相やカナダのハーパー首相、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長らが続いた。26日にはフランス、ドイツ、ブラジルの各国首脳に加え、ロシアのメドべージェフ大統領とも電話。世界的なオバマ人気にあやかりたい麻生首相は後れを取った格好だ。さらに後回しになれば、対米関係を外交基軸とし、「アジアの重要な同盟国」を任じる日本政府の面目が丸つぶれになりかねないところだった。

      【共同通信】
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