【エルサレム支局】イスラエル軍の攻撃で多数の市民が犠牲となったパレスチナ自治区ガザ地区で、イスラエル軍が撃ち込んだ砲弾の不発弾が爆発し、子供2人が死亡したことが、赤十字国際委員会(ICRC)の報告でわかった。爆発事故は20日、ガザ地区北部ジャバリヤ近郊のシャーフ地区であった。詳細は明らかにされていない。
ICRCは「ガザ地区は世界でも最も人口密度が高い地域で、不発弾の問題が深刻になる」と警告した。不発弾が被災地での救援活動や復興に影響することも懸念されている。
毎日新聞 2009年1月28日 19時31分(最終更新 1月28日 20時50分)