日本とインドネシアとの経済連携協定(EPA)に基づき半年間の日本語研修を受けていたインドネシア人介護福祉士候補者の修了式が27日、横浜市金沢区のAOTS横浜研修センターであり、45人全員が修了証書を受け取った。大阪府で研修中の56人、研修免除の3人を合わせた計104人が28日以降、全国各地で働き始める。
修了式では、候補者を代表しエカさん(23)が「何も読めない、書けない、言っていることも分からなかったが、だいぶ分かるようになりました。いつまでも明るく元気に働きたい」と述べた。
候補者は3年間働いて国家試験に合格すれば日本で働き続けられる。一方、同国の「看護師」候補者104人も研修中で、来月12日に修了式がある。【有田浩子】
毎日新聞 2009年1月28日 東京朝刊