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介護療養病床の短期集中リハは「マンパワー不足」

 介護療養病床の半数近くで、短期集中リハビリテーション加算を算定できていない場合があることが、日本慢性期医療協会の調査で分かった。同協会では、マンパワー不足を主な要因として指摘している。

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 調査は、同協会が昨年11月から12月にかけて、介護療養病床を有する105の病院に対して行った。

 短期集中リハ加算の算定については、89の病院が回答したが、「必要な患者すべてに算定できている」としたのは53.9%(48病院)で、「算定できない場合がある」としたのは46.1%(41病院)だった。
 短期集中リハ加算が算定できなかった理由(複数回答)は、「短期集中リハ加算を算定できる期間を超えている」が52.0%で最も多く、次いで「算定要件に必要な個別リハの頻度が実施できなかった」(34.0%)、「リハ専門職の人数が不足している」(32.0%)、「リハマネジメント加算が算定できていない」(28.0%)などが続いている。

 同協会では、「算定できなかった場合の理由の多くが、実施頻度不足やセラピストの不足をはじめとした『マンパワー不足』に由来する。今後はマンパワーの整備と併せて、少ない人員でも効率・効果的に実施できるよう努めることが急務だ」としている。

■リハ対象患者、入院継続が7割
 同協会では、短期集中リハを実施した患者の要介護度やリハ後の改善状況なども調査した。要介護度では、要介護5が44.9%で最も多く、要介護4(27.2%)、要介護3(17.9%)と続いた。同協会では、「リハ対象患者の重度化がうかがえる」としている。
 短期集中リハ実施前後の患者の評価では、FIMの平均が40.9点から43.7点に、BIの平均が20.4点から23.2点になり、共に改善しているが、HDS−Rは11.4点から10.8点と若干低下が見られたことから、「認知機能面へのアプローチの確立も課題」としている。

 短期集中リハ実施後の転帰先では、入院を継続する患者が72.2%と多数を占め、自宅退院は7.9%、介護老人保健施設への入所は7.4%だった。


更新:2009/01/28 19:26   キャリアブレイン

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