2009年1月28日 19時27分更新
冬でも葉の緑が美しい葉わさびの収穫が、岡山県鏡野町で始まりました。
岡山県鏡野町の奥津地区では、シャキシャキとした歯ざわりと辛さが味わえる早春の山菜、葉わさびを地域の特産品として売り出そうと、農家や第3セクターの会社があわせて15アールのハウスで栽培しています。
このうち、第3セクターの会社のハウスでは、20度前後の気温の中、去年10月に種をまいた葉わさびの茎が20センチほどにのび、鮮やかな緑の葉をつけています。
ハウスの中では、3人の社員が地面に生えている葉わさびを大きく育ったものから順番に抜き取っていました。
そして、ハウスの外で根についた土を水で洗い流していました。
収穫した葉わさびは町内の加工場で袋に詰められ、地元の道の駅に出荷されます。
また、加工場では、葉わさびを醤油漬けや粕漬けなどに加工もしています。
葉わさびの収穫は、3月下旬ごろまで続けられます。