2009年1月28日 19時27分更新
岡山市の旭川沿いに植えられた樹齢50年を超える桜を守ろうと、地元の小学生が参加して桜の木の治療が行われました。
桜の名所として知られる岡山市中心部の旭川沿いに植えられた140本余りのソメイヨシノは、樹齢がいずれも50年を超え、幹や枝が傷んだり、花の色が白っぽくなったりする症状が出はじめています。
このため、去年から、地元の町内会や造園業者などが桜を守る会を立ち上げています。
28日は、地元の三勲小学校の5年生80人が招かれて桜の木の治療が行われました。
子どもたちははさみやのこぎりで伸びきった枝を切って日当たりを良くしたり、木の根元の地面に肥料が入った杭を打ち込んだりしていました。
守る会ではこれから3週間かけて治療を行うことにしています。
治療がうまくいけば春には美しい桜の花を楽しめると言うことです。