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【社会】

三重県、外国人看護師育成へ 全国初の奨学金制度

2009年1月28日 夕刊

 医療現場で外国語の専門用語を話せる看護師などの育成を目指して三重県は、看護系の大学や専門学校で学ぶ外国人を対象とした奨学金制度を設けることを決めた。年間60万円を上限に授業料相当額を給付する方針で、自治体としては全国初の試みという。

 県によると、奨学金はポルトガル語やスペイン語、中国語などの母国語を話せ、卒業後に県内の医療機関で一定期間勤務することを条件に支給。2009年度当初予算案に最大5人分の300万円を盛り込むことを検討しており、予算化されれば、10年度の入学者から募集を始める方針だ。

 三重県内には看護系の大学や専門学校が計18校ある。いずれも外国人の入学を認めているが、入試や国家試験は日本語で受けなければならないこともあり、現在は外国人学生はいない。

 一方、県内在住の外国人は07年度に初めて5万人を超え、各医療機関では外国人患者が増えている。県は03年度から医療専門の通訳ボランティアの養成を進め、医療機関からの依頼に応じて07年度は12回、08年度はこれまでに24回派遣した。

 

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