東京・中央区のビルで男性作業員がエレベーターの下敷きに はしごで一命取り留める
東京・中央区のビルで26日、男性作業員が降下してきたエレベーターの下敷きになり、重傷を負う事故があった。間一髪命を救ったのは、現場にあったはしごだった。
26日午後3時ごろ、中央区日本橋小網町のビルで、エレベーターのシャフト内で、点検作業をしていた男性作業員(38)が、降下してきたエレベーターの下敷きになった。
男性は、腰の骨を折るなどの重傷を負ったが、エレベーターが1階部分に備えつけられていたはしごに引っかかって止まったため、わずか18cmのすき間ができ、一命を取り留めた。
男性は、別の作業員に、「エレベーターは1階には降ろさないように」と指示していたが、この作業員が、誤って操作ボタンを押したという。
警視庁は、業務上過失傷害の疑いもあるとみて、くわしい状況を調べている。
(01/28 13:07)