吉竹家に伝わる季節を感じる一品として
『葉ワサビの酢じょうゆ漬け』というものがございます。
今の時期限定なのがまたいいのだ。
「最後の晩餐には何を食べる?」というよくある質問、
僕の答えは
「銀シャリ」とこの「葉ワサビ漬け」。
(2番目が「武蔵小金井のプーさん」のカレーだな)
なぜこれ程まで好きなんだろう?
・・・どうも子供の頃、刺激物のため
親から「食べるとバカになる」と言われて
食べさせてもらえなかったからのよう。
「食べるな」と言われると食べたくなるのが人の性、
あまのじゃくな性格は幼少の頃から筋金入り。
夜中に何度もこっそり
冷蔵庫から盗み食いしてました。
この背徳な感じもたまらなかったのかも。
でもおかげですっかりバカになっちゃいました・・・。
昔は葉ワサビそのものを
なかなか東京で見つけることができなかったので
シーズンになると
完成品をわざわざ実家から送ってもらっていたものです。
最近は東京でも流通するようになったので
妻が実家からレシピを受け継ぎ
我が家で作るようになりました。
今年も妻が
「吉祥寺に売ってた」と喜びながら葉ワサビを買ってきて
早速できあがりました。

作り方はとても簡単。
1.葉ワサビを2、3センチ長さに切り、熱湯に30秒漬ける。
2.あら熱が取れたら瓶につめて酢と醤油をひたひたにそそぐ。
(醤油と酢の割合はお好みで3対2くらい)
3.蓋をして辛みがたつまでおく。(一昼夜くらい)
密封状態にするのがポイントで
瓶でなく密封パックでもOK。
うちも密封パックで作りました。

良かったら皆さんも作ってみてください。
但し関係各位、食べ過ぎにはくれぐれも注意して下さい。
本当にバカになりますよ?!